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回線整理と機種変 2021年 ver.

なんとなく、毎年春先あたりで現状プランの見直し、場合によって機種変とプラン変更と回線整理がルーティーンになってるっぽい。

ナビ端末変更(2月~7月)

Kyocera TORQUE G02 KYV 終了(2月)

www.kyocera.co.jp

ナビ専用端末としてmineo SIM(Aプラン)を差して使っていたKyocera TORQUE G02が突如ブラックアウト & Die。 サブ端末なので使えなくても直ちに影響はないわけだが、ナビがついていない仕事車でも使うのでやはり使えないと直ちに影響が出る。

  • メイン:Kyocera TORQUE G03(au回線)
  • サブ(ナビ端末):Kyocera TORQUE G02(mineo Aプラン回線)

当初の予定では春夏発売になるはずのTORQUE G05(リリース時の名称はTORQUE「5G」)への機種変後にG03を格下げ→ナビ端末化のつもりだったがG05がリリースされる前にG02がお陀仏となったことで方針変更を迫られることになった。

残念ながら夏まで持ちませんでした。

ASUS Zenfone Max M2 X01AD (ZB633KL) 導入 (2月)

今までメイン機のお下がりであるTORQUEシリーズをサブ端末に使う流れをぶった切ることにはなるが、直ちに影響がでるので背に腹は代えられない。最終的にカタログ落ちしてかなりお手頃になっていたASUS Zenfone MAX M2をAmazon.co.jpでポチる。

www.asus.com

Twitterにも書いたけど、Zenfoneシリーズはすでに数台使用してきているので使い勝手がなんとなくわかっているということと、緊急回避的措置なので必要要件を満たした上で高望みせず、すぐに入手可能で低価格な端末となると、選択肢として妥当なものがMax M2だったというわけ。

あくまで「繋ぎ」の端末なのでオプションなどには金をかけず、最低限の液晶保護シートと保護カバーのみ。どちらもAmazon.co.jpにて同時購入・・・というかすでに家電量販店にMax M2に対応したものが在庫していない状況。

G02よりスペックアップしたことでナビアプリの動作にも余裕がでてきた。これまではアプリ側(NAVITIME ドライブサポーター)のバージョンアップについていけず、ナビゲーションの開始までに極端に時間がかかったり、現在地の捕測が途切れるなどナビゲーションそのものにも支障がでてきていたが、これらが一気に解消した。またGNSSに対応したことで、「みちびき(QZSS)」「GLONASS」などが捕測できるようになり精度が向上した。

唯一の不満点はQi非対応であること。格安SIMロックフリー端末なので仕方が無いが、一度非接触充電の端末に慣れると毎度ケーブル接続が必要なのはやはり不便に感じる。
また充電端子も今時microB端子で、今後一気にType-Cへ移行する予定も白紙化。まぁ、ヘルメットインカムが未だにB+COM 4X Liteを使い続けており(故障しないので乗り換えるタイミングが無い)これがminiUSB-B端子(!)なのですべてをType-Cに移行することはできないのだけど。

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バイク用はもともと有線(振動や降雨を考えると有線の方がマシ)なので変化はないが、パジェロミニのナビ用スマホスタンドはQi対応なのに使えなくなった。仕方が無いのでスタンドはそのままでQiを殺して有線接続に戻すことになった。せっかくのQiがまったくの無駄になってしまうが、今後Qi対応端末に変更したときのためにすぐにQiが使用可能な状態にしておいた方がよいだろうという判断。

まぁともかく、総合的にはG02より快適になったのはまちがいなく、これなら当面の繋ぎとしては十分いける。結果オーライである。
 
 
 
 
・・・まさかそのわずか半月後に「Kyocera TORQUE 5G KYG01」が発表されるなんて夢にも思わなかったわけだが1
 
もうちょっと発表が早ければZenfoneの購入はしなかったんだがなぁ・・・。

mineo プラン変更 A ⇒ D (7月)

TORQUE G03からTORQUE 5Gへ機種変したものの、サブ端末の環境をZenfone Max M2に切り替えてしまったのですぐにサブ端末をG03に切り替える気にはならずしばらくZenfoneのままにしていたが、使い勝手もスペックも十分で満足してしまったので、今後もZenfoneでいくことに決めた。

で、だ。

このままZenfone Max M2、つまりマルチバンド機を使用するのであれば、回線整理の検討対象項目が1つでてくる。
 
 
MVNOであるmineoの(個人的に思う)最大の特徴は「3キャリアすべての回線に対応している」ことだ。
mineoは最初に、

-「Dプラン」・・・Docomo回線 -「Aプラン」・・・au回線 -「Sプラン」・・・Softbank回線

の三種類のどれかの「プラン」を選択する。そのうえで「通話あり」または「データのみ」、さらにデータ使用量(いわゆるギガ)、オプションを追加する形になる。
三種類の「プラン」はどれを選んでも最低月額費用は同じ980円からスタートになる。どの「プラン」を選択するかは、基本的には「利用したい端末が対応しているバンド帯はどれか」で選択することになるだろう。これはmineoが『3キャリアどこからでも(使用していた端末そのままで)乗り換えてきても対応可能』であることを意味する(auからmineoに移行しようとして今まで使っていたauの端末で使用できないなら検討対象から外されてしまう可能性があるよね)。

逆に、どのバンド帯でも使用できるマルチバンド機であれば、三種類のプランどれでも利用できる。つまり好みのキャリア回線を選ぶことができるというわけ。
 

mineo.jp

 
で、この際なのでDocomo回線つまり「Dプラン」への変更を行うことにした。理由は「手持ち回線の冗長性確保」

これで3キャリアに分散されることになり、特定の回線で通信不可となる不具合が発生してもどれかで通信手段を確保できることになる。

これは防災のための備えであり、キャリアのネットワークそのものが落ちるなんてことはめったにない。が、可能性がゼロではないということはすでに実感している。

www.itmedia.co.jp

災害ではなくシステム障害だが、いや~、あんときゃさすがにびっくりしたがね~。俺だけじゃなく周りの人のソフバン回線もつながらなくなってザワついてたな・・・。


データ容量・通話料金はどのプランでもほぼ共通なので、オプションプランを変更しなければ月額コストはほとんど変わらない。1つだけ例外として、Aプランだけは「SMSオプションが無料」つまりデフォルトでSMSオプションが含まれている。DプランとSプランは有料でSMSオプションを追加しなければ利用できない。今回はAプランからDプランへの変更なので、今まで無料で使えていた「SMSオプション」を継続して使う場合にはオプション費用が月額に加算されることになる。一応今回はSMSオプションを追加したままとした。まぁ今までSMSはほとんど使わなかったから今後も多分ないとは思う2ので、いずれオプションを切る予定ではあるが、オプションの切り替えはWeb上から簡単に行えるので、逆に言えば必要になったらまた再開すればいいだけの話だ。

また、自分はデータプラン(通話なし)であり電話番号を気にする必要が無いため新しいSIMでは新しい電話番号に切り替わるパターンでの変更を行った。いままで使っていたSIMの電話番号はauに紐付いているものなので、同じmineo内でのプラン変更であっても、同番号移行を行う場合はNMPのような切り替えが必要になる(その分の手数料がかかる)と思われる。

これらの面倒なところが許容できるのであれば、手続きは非常に簡単。もちろん変更手数料などは当然かかるが、やることはWeb上から申請するだけなので切り替えも早い。mineoとしてのアカウントに紐付く情報(メールアドレスなど)はまったく変更が必要ないされなため、2月に機種変した際に設定したメールアドレスの設定などもまったく変更する必要がない。とてもわかりやすい。

ただし、mineoで「プラン」を変更するということは、キャリア回線を切り替える、つまりSIMを交換する必要がある。新しいSIMが発送されたぐらいからSIMが通信不可(ピクト表示は圏外)となり、到着したSIMを設定するまでモバイル回線を使用できないということには注意が必要。

support.mineo.jp

実際のタイムラインは以下のような感じ。

  • 07/08(木)昼 : Aプラン⇒Dプランへの変更手続き実行
  • 07/09(金)PM : アンテナピクトが「圏外」となり、mineoのマイページにて「手続き完了」となった旨が表示
  • 07/12(月)AM : 自宅ポストにSIMが投函され、昼休みに自宅にもどって開通確認完了

およそ3営業日で到着、開通完了といったところだろうか。土日を挟んでいるが対応は「普通に迅速」といえる(土日はナビとして使えなかったが、ほとんど外出せず自宅でずっと作業していたので大きな問題にはならなかった)。使用不可期間を最小限にしたいなら、土日祝日を挟まない週最初に切り替え手続きを行うべきだろう。

プランを変えたからといってこれまでと使い方が変わるわけではないが、回線冗長性ひいては通信手段の確保というのは常日頃から気にかけているテーマ。可能なタイミングで手を入れておくのは「備え」として重要だが、今回はちょうどよい機会となった。

Kyocera TORQUE 5G KYG01 機種変(3月)

www.kyocera.co.jp

予約開始から何のためらいも無くごく当たり前のように予約。

『TORQUEシリーズに本体カバーなんて要らんのや!男らしく裸で使え!』

あ、保護シートはやっぱ欲しいです。

いつもの初期設定

使わないアプリのアンインストールと無効化。
必要なアプリのインストール。

リストを作るのはめんどくさいので今回はやらないけど、基本的にはG3にインストールしていたものをそのまま放り込む。

最近追加したアプリといえば、「Honda GO」。

www.honda.co.jp

これは去年から開始したHondaのバイクレンタルサービスのポータル機能と、サービス終了した「Honda MOTO LINK」の車両管理サービスが統合されたもの。このアプリから保有車両の切り替えが再起動なしで行えるようになった。移行時期にゴタゴタ(特にHonda GO アプリの開始が MOTO LINK サービスの終了後だったため)したもんだが、一応旧サービスからの引き継ぎも一部はできている。NM4とCT125についてはこれで燃費情報とメンテナンス記録を管理しているが、VTR1000F Firestormについては以降に失敗している状態。
このアプリについてはそのうち別記事で書くか。

5Gを停止?無効化?

5Gに正式対応したが、まだ生活圏内に無い対応エリアが無い。本機種に機種変更するに当たってはauの5Gプランへの乗り換えが必須になるため5Gの準備自体は終わっている状況。現状だと5Gがメインになることは当面なさそうだが、そもそも通信速度は4Gでも支障が無い。

どのネットワークを掴むかは端末側の設定で変更することができる。

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Android 11では「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」の「有線ネットワーク」にて「4G」に切り替えれば5Gを掴まない。
5Gを掴まないことによりバッテリーのライフを延長できる可能性に期待しての設定変更だが、正直これでどの程度変わるかはなんともいえない。

ゴーストタッチ問題→解消?

TORQUE 5G はリリース後からゴーストタッチが発生しているという情報がネット上に散見された。
手元の環境では3回ほど発生したが、ディスプレイ下部のホームボタン近辺が勝手にタップ連打されるような挙動になった。ホームボタンのダブルタップはGoogle音声認識モードの起動だが、手に取ったら勝手に「ピコン!」となるのは非常にウザい。

感圧式タッチパネルの場合、ディスプレイ自体にゆがむような力が加わるとこれに近い挙動になるし、静電容量式の場合は体に静電気がたまっていると発生しやすい。対処方法は『「グローブタッチモード」をOFFにする』というのがTIPSに上がっていたため、しばらくはこれでやり過ごした。グローブタッチモードつまり感圧式モードで発生するならグローブタッチモードOFFで発生しなくなるのはわかるが、OFFにしていても発生することがあり、この時には再起動を行い対処できたものの、単にディスプレイのゆがみだけの問題ではないような気がしていたが・・・。

4月にファームウェアアップデートがあり、ビルド番号:1.011VE 以降はグローブタッチモードを「自動」にしていても現在までゴーストタッチは発生していない。

TORQUE 5G(トルク ファイブジー)KYG01 アップデート情報 | 製品アップデート情報 | au

ということは、ハードウェア的な問題ではなく、タッチパネルのドライバの問題だったということだろうか?
なにはともあれ、バイクでグローブをすることが多い自分にとっては「グローブタッチ」が使えるならその方がうれしいので、引き続き「自動」のまま様子見をしている。

ちなみに「自動」の場合、通常モードとグローブタッチモードの切り替えは、グローブをした指でディスプレイをタッチするだけで有効になる。素手でタッチすると通常モードに戻るため、ほとんど意識せずに扱えるのはかなり便利。
ただし、グローブをしている状態では指紋認証によるロック解除ができない。顔認証は設定していない(自分は顔認証を信用していないし、マスクをしていることが多い昨今そもそも使えないだろう3)ので、PINによるロック解除が必要なのが欠点だ。

Kyocera TORQUE G03 自宅専用端末化

新機種へ機種変更後、本来であればG03はナビ専用としてサブ端末の座につくはずだったが、その座は現在Zenfoneに奪われており宙ぶらりんの状態に。しかしバッテリーの劣化はほとんど無いし、耐衝撃・防水の基本性能はまだまだなにかに使えるハズ。

現在の2回線に加えてさらに回線追加ってのはさすがにオーバーコストなので、WiFiオンリーでなにかに使い道ねーかなーと。
いつもであればいったん端末を初期化したまっさらな状態に戻してから使い始めるのだが、メイン端末として使っていた環境のまま、ごろごろベッドサイドや風呂に浸かりながら使っていたんだが・・・じつはこれが以外と便利だということに気がついた。

メイン端末には「Amazon」や「MonotaRO」などのネットショップアプリや地図アプリ、「ジョルテ」などスケジューラや「Evernote」や「Dropbox」といった必須アプリ、さらには動画サイトのアプリを入れている。
メイン端末とは別にメインと同構成のサブ端末が存在すると、メイン端末を充電スタンドに置きっぱなしのまま、メモを追記したり、キャンプ場を調べたり、在庫情報を調べてポチったり、YoutubeNetflixの視聴が可能なのだ!!!!!
 
 
 
いや、そりゃまぁ当然なんですけどね。
 
 
 
今までは自宅端末としてメディアプレーヤを入れたものを使っていたことはあるが、特に入浴中に使うならやはり防水がしっかりした端末の方がいい。またベッドサイドでごろ寝しながら使っていると、そのまま寝落ちしてQiホルダーに戻し忘れて、朝目覚めて「ヤヴェえ充電できてねぇ!」なんてことが何度かある。
基本的に帰宅したらメインスマホはQiホルダーに置いて、代わりに昼間充電しておいた自宅端末を使う運用にすれば、出勤前に慌てることを減らせるだろう。

ということで、G03は当面SIM無しWiFi専用自宅端末として運用する予定。


  1. 通年のサイクルならG04の後継機種の発売は春以降(4月~7月)になると思っていたんだが、今回はなぜか3月初頭の発売となった。

  2. Webサービスのサインアップでの本人認証などSMSが使える場面は結構ある。

  3. もっというなら、グローブをしている状況=バイクでヘルメットをかぶっている状況。NEOTEC(システムメット)やVZ-RAM(ジェットヘルメット)ならまだしも、Firestormに乗るときにはフルフェイスなので、やっぱり状況を選んでしまうのはどうしようもない。