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キャンプツーリング準備

CT125でのキャンプツーリングにむけて準備。

テスト積載

CT125への積載はリアキャリアがメインになるが、固定している一七式特殊荷箱(長いので以下「荷箱」とする)だけですべて積み込むには容量が足らない。特にテントのポールのような長物は収まらないので、荷箱を外して代わりにシートバッグを固定するか、荷箱の外に固定するか。
荷箱は鍵付きボックスなのでキャンプではちょっとした貴重品入れになるのも利点だが、荷箱の天板は平らなので荷箱の上にシートバッグを固定できる。軽い物だけであれば重心を押さえることもできるだろう。

重い物は車体の低い位置に納めて低重心化し、キャンプサイトに到着したらすぐバイクから下ろす(逆に撤収時には最後に積載する)ことになるテント設営関連をタナックスの「キャンピングシートバッグL」にひとまとめにすることを考えた。

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なんらかのタワーを背負うCT125。

荷箱の上にちょうど収まる幅になった。シートバッグ内にはテント、チェア(ヘリノックス)、シュラフ、マットが収まっている。

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長物(ミドルテーブル、火ばさみ、タープに使う追加のポール)を背に当たる部分にまとめたがこれはもうちょっときれいにまとめたい。シートバッグは横に拡張できるので長物も入れればひとまとめになるが、シートバッグを拡張すると横幅が広がってミラーの視界に被りそうだしちょっと不格好になる。
今回は今までの装備に加えて焚き火台や鉄板を導入するが、たき火関連はどうしても重い物になりがちなので、サイドバッグにひとまとめに。
センターキャリアには車載工具(というにはちょっと過剰)関連をひとまとめにしてドライバッグに入れて固定。通常は荷箱内に入れているが、林道を走るときには重量バランスを考慮してこの形にしている。つまりそのぐらい重いということだが・・・。

キャンプの大物装備を荷箱外に固定できたことで、小物は全部荷箱内に納めることができる。コッヘルやカトラリを入れてまだまだ余裕があるので、これらに加えて着替えと食材は十分入るだろう。

この状態で走行したが、思いのほか走りに影響がでていない。PCXやNM4ではリアキャリア(=ボックス)がリアタイヤより後ろに位置するため、重心がかなり後方よりになっていたが、CT125のリアキャリアはリアタイヤの真上にあるので重心位置に大きく影響しないのかもしれない。またパニアバッグやセンターキャリアに分散できているのも大きい。

ただ、重量は普段より確実に増加しているので過信は禁物。普段より慎重な走行が必要だろう。
それにリア加重気味で高重心なのは間違いなく、サイドスタンドが結構不安。タンデムステップに共締めする追加サイドスタンド、つまりより後方で突っ張るサイドスタンドが存在するが、なるほどたしかにあると良さそうではある。普段使いでは右側サイドスタンドより出番がなさそうなので、導入にはちょっとためらわれるが・・・。

グランドシート作成

焚き火台などまだ未使用、本番での一発勝負となるためちょっと不安ではあるが、それよりも明らかにやっておかなければならないことがある。

愛用しているのはド定番のコールマン ツーリングドームST(現在新しいバージョンがでているが自分のは旧バージョン)。定番というか何のひねりもないというか。 ちょっと重いことと収納サイズが大きめなのが欠点だが、居住性は悪くないし前室もあって使い勝手が良くそのうえ低価格。定番とよばれるのも納得。

ツーリングドームSTのもう一つの欠点、それがちょうど良いグランドシートが無いということ。
別売でも存在していないし他ブランドから流用できそうなものも少ないし、そういうのはだいたい高い。無くても使えるが長持ちさせたい(ケチりたい)ユーザーはグランドシートの代用としてよくブルーシートを使う。しかしブルーシートでもちょうど良いぴったりしたサイズが無いため、そのまま折って使ったりはみ出す部分を切って使っていたりした。折って使うにははっきり言って無駄だし、使わない部分が結構かさばってしまうので不要部分を切り取ってしまうのは合理的。
1000円以下で替えるブルーシートをサイズに合わせて切って使うのは良いが、切り端がそのままだとそこから破れることも多いし、使い捨てでも良いが、なによりなんか貧乏くさい・・・だれだ!?「そもそもブルーシートが貧乏くさい」っていう奴は!?今回はブルーじゃないぞ!ブラックだぞ!(そういう話ではない)

ともかく、切った端の所を折り返して接着剤かなにかで貼って補強できるか調べてみたが、ブルーシートを接着できる接着剤はそもそも無いらしい。一般的には熱で融着させるそうなのだがそのときに使うのが半田ゴテに近い「ヒートシーラー」とか「ホットシーラー」とかいわれるもの。

ブルーシートをグランドシートにするのは定番なので、こういった記事はすでにいくつもあるのでそちらを参考に。

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ということでいざヒートシーリング!

導入したのはローラータイプなので転がすだけでぱっと付くかと思いきや、わりとゆっくり転がさないと十分に融着しない(床が冷えやすいコンクリートなのも影響しているかも)。直にローラーを当てると溶けすぎて穴が空くので、説明書によると「セロハン」、今回はクッキーとか焼くときのクッキングシートの上からローラーを当てる。

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念のため、折り返したキワと20~30mm程度の部分の2レーンを融着。さらに余った部分は切除。

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角は折返しが二重(4枚重ね)になってしまうが、念入りに(ゆっくり)当ててしっかり融着させる。

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なんか・・・ゆがんでる気が・・・そもそもまっすぐ切れてなかった。まぁ気にしないことにする。

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もともとこのブルーシートにはハトメが打ってありこれを使うことはないとは思うが、ハトメ自体が剥がれ止めになることを期待して同サイズ(φ12mm)のハトメを打っておく。 角の部分は斜めにも溶着して補強。

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これで完成。この方法で良いかは一度使ってみての判断だな。

ヒートシーラーとハトメ打ちを購入する必要は有るが、ブルーシートを好きなサイズに加工できるのは今後いろいろと使い回しが効きそうだ。