「今年中にやっておきたかった事」のうちの一つ、CT125でキャンプに行ってきた話。
近場キャンプ
CT125を購入する時点でキャンプツーリングに使う事はもはや自明。
しかし、装備を追加したり、コロナの影響(ワクチン接種が落ち着いたタイミングを待ったり)でなかなか踏み切れなかったりで、結局秋も深まる10月23日~24日になった。逆に真夏に出来ないことは確定していたので、一ヶ月以上前から予約を入れていた。
今回は久々のキャンプツーリングということで、ならしも兼ねて近場をキャンプ地とした。
そして、岐阜から友人の「ぐっさん」(あだ名)が現地集合で参加。彼は俺がCT125を購入したのと同時期にダイハツハイゼットジャンボを購入しキャンプ・アウトドア(兼野良仕事)向けにカスタムを進め完成したとのこと。俺のCT125もカスタムをほぼ終えた状態なので、キャンプ場にてお披露目会ということになる。
それにしても、そんな先の日で天候も解らない状態で予約を入れて、当日が好天だったのは奇跡としか言い様がない。
出る前にバタバタあって、15時に到着したらぐっさんはすでに設営を終えていた。なかなか様になるなぁ。
サイトはタープも設営したかったので広めのサイトを選んだが、予想していたよりかなり広い。広すぎてちょっと持て余し気味。
ってことで自分も設営。
サイトごとにゴミ箱が設置されているのでかなり楽。ただ、あまり映える絵面じゃないな・・・。
メインイベント
今回のメインはキャンプに行けないまま使っていなかったキャンプギアをお試しするのが主目的になってしまっているが、本来はこれを本番として事前にテストのキャンプを実施するつもりだった。いろいろあってそれができないので一発勝負となるわけだが・・・
で、なにがやりたかったかっていうと・・・
肉だよ肉!
100gあたり980円のA4等級の飛騨牛ステーキ肉。
「この大きさで980円ならなんとか予算内」と思って買ったら、店員は秤に乗せて『144gですね~1420円です』というトラップを踏み抜いた。あぁ、そういうことね・・・。
なにはともあれ、普段なら絶対にこんな高級な肉は使わない。こういう時だからこその贅沢。
この肉を付属のスパイスを振って鉄板で焼く。
ガキの頃からお袋に「野菜も食え!」と言いつけられたトラウマからちゃんと野菜も焼く。冷凍庫にあったミックスベジタブルと自家製フライドポテト(実家から送ってきたジャガイモを素揚げして冷凍保存した物)を適当に混ぜて持ってきたのでステーキの付け合わせにする。
ステーキソースを掛けてできあがり。これが旨くない訳がない!良い感じでサシの入った飛騨牛は脂身も少なくめっちゃ柔らかい。
最近、歳のせいか「量よりも質」になってきたが、少なくても旨いと感じられるなら歳を取るのも悪くないな。
新規キャンプギア
以前から使おうと思って買ってはいたが結局使うタイミングが無かったキャンプギアをお試しで使ってみた。
自作グランドシート
先週わりと適当に作ったグランドシート。適当な割にサイズもちょうど良かった。
グランドシートはなくてもテント設営はできなくはないが、底が傷つくことを避けたりできるし、テントを展開・片付けるときに下に下敷きにしたりできる。
強度もあるし自作できるのでこれなら高い金払ってオプションのグランドシートを買う必要は無いな。
Unigear タープ
Amazonで安かったのでタープを買ってみた。
今回初めて張ってみたが、ポールは元々ツーリングドームSTのフライを伸ばすために用意したツエルト用の物で短く、そのままでは高さを稼げなかった。これでは使い道が無いので撤去。長いポールを準備するか木などに吊るべきだろう。
むしろそれよりも、ぐっさんが張っていたフレームの入るライダーズコンフォートタープの方がバイクツーリングには向いていそうだ。
次のシーズンはこれだな。
Coldsteel Bushman CS-95BUSK
結構以前からラインナップされていたColdsteelのブッシュマン。ぶっちゃけて言ってしまうとフクロナガサのコピーだが、オリジナルと違って3000円程度で買えてしまうのでダメ元で買っておいた物。
メインはフォールダーなのでラフな使い方ができない。今回は鉈代わりとしてバトニングしてみた。
全く問題無く使える。ブラックコーティングは剥がれるが気にするような物でもない。
なお、「やってみた」と、さも経験があるように書いたが、バトニング自体も今回初めての経験になる。バトニングの目的とやり方さえ理解していれば別にたいした問題じゃないな。
ただし、付属のファイアスタータから着火しようとすると、後述の焚火台の枠の中でロッドをこするのはやりづらい。結局ライターで着火したが、ほぐちはもうちょっと工夫したほうがいいかもしれない。今後の課題だ。
ダックノット 焚火台 BST
今までは焚火はめんどくさくてやったことなかったが、いろんなメディアに触発されてついに俺も焚火デビューだ。
スイスの「ピコグリル」が有名どころらしいが、これをコピーした製品も多数存在する。
ダックノットのBSTは収納カバーと簡易五徳、フェルト製のスパッタシートが付属してピコグリルと同価格帯の製品になるが、大きな違いは炭受けの部分の折れ曲がりの向きが違うこと。
完全に見よう見まねでやってみたが、着火さえしてしまえばどうとでもなる。ようは普通の焚火と変わらない。
サイズ的には30cm幅で、キャンプ場の売店で購入した薪の長さとほぼ同じだった。ブロック状の炭にしたい場合は半分ぐらいにのこぎりでカットすればよい。
写真には撮っていなかったが、今回使用したのこぎりはこれ。実用上まったく問題無かった。
焚火台の問題を挙げるとするなら、この大きさでは鉄板とヤカンを載せるともう手一杯になり、五徳面の余裕がないことか。この辺は工夫次第になるだろうなぁ。
そして、焚火なので仕方が無いが、やはりススがひどい。このヤカンのススは帰ってたわしで擦っても完全に落ちなかった。これはもう諦めるしかない。
ユニフレーム ソロ鉄250
鉄板も様々なメーカーが多様な製品をリリースしている。
自分の選定基準は、あくまでソロキャンプをベースとし、なおかつ「ステーキ肉を切らずに焼ける」「網模様がない」というものだが、正直実物を確認してから購入したかったためAmazonではなく近くのスポーツ用品店で購入した。
「ソロ鉄250」は横長型でステーキ肉が十分載せられ、加えて焼き終わった食材を対比させる網が二段になっている。
網は外して使う事もできるので、今回は未使用。
持ち出す前に十分シーズニングして来たので普通の鉄鍋と同じ扱いで問題無い。
鉄板の端がもうすこし持ち上がっていれば油がこぼれずに使えるのだが、端が低い方が手入れが楽なので一長一短といったところ。
友人ぐっさん のハイゼット
友人ぐっさんのハイゼットがかっこよくなっていたので、まじまじと観察する。
ルーフの4連LEDフォグは、法令の都合上、両端の1対しかヘッドライト連動しないようになっている。全点灯したら格好いいんだが、車検に通らないのなら仕方が無い。その代わり作業灯として停車時に外部バッテリーで点灯するようカスタム中とのこと。
ルーフのフレームと所謂「鳥居」は別ブランドのものらしい。フロントのガードも別ブランドでそれぞれを組み合わせている。
サイドにガードバーが入っているが、これがあるのとないでかなり印象が変わる。側面のデカールキットはセット品から自分が使いたい部分だけ張っているらしい。
荷台のラックは汎用品から組んだオリジナルで、荷台にトラクターを載せたい時には外れるようになっているとのこと。
ハイゼットのカーキやオレンジにこういったカスタムをしているのは時々見るが、あえてホワイトをベースにするのもカッコイイ。
最近、軽トラカスタムをよく見るが、身近にこだわって弄る人がいて今後パジェロミニのカスタムの参考になりそうだ。