Firestorm（オンロード）用が無い
東京からの引っ越しの時に断捨離したelf EVOLUZIONE 以来、Firestormに乗る機会がほとんどなかったのでオンロード用のライディングブーツが無い状態で丸一年と半年。
これからFirestormに乗る機会が増えるだろう春の前にFirestorm用のオンロードライディングブーツが必要になったが、今はオンロードバイク用のライディングブーツが無い。
現在手持ちのバイク用シューズは3足。
HYOD HIGH-CUT RIDE SNEAKERS
レザースニーカータイプのライディングシューズ。最初のモデルが出たばかりの頃に予約して購入したもので、今はマイナーチェンジされている。
見た目はまったくレザースニーカーだが、シフトペダルのパッドが付いていたり脱ぎ履きしやすいようジッパーが入っていたりするカジュアルなライディングシューズ。
もともとはNM-4やスクーターで履くつもりで購入した物なのでシフトペダルパッドが活躍することは無かったのだが、1年ちょいで写真の通りパッドがボロボロになってしまった。加水分解？に加えてペダルには当たっていないが親指の付け根で曲がる力がかかりやすい。つまりほぼほぼ自然でこんな状態に。
それなりにイイお値段していたのにこれはちょっと残念だが、スニーカーとしては履き心地がよくデザインも気に入っていたので車の運転で使ったりしている。このままではみすぼらしいので可能であればパッドを修理に出すか、ダメならいっそ完全に剥がしてしまうか。
スニーカーにしてはソールは固めなので気軽に街乗り程度なら十分だが、ロングツーリング向きでは無い。ま、いずれにしても今はバイク用としてはちょっと使えないし。
BATES ZR-6
elf エヴォルツィオーネ を破棄してから、NM4用として上野アメ横の中田商店で購入したタクティカルブーツ。チェンジペダルの無いNM4ならパッドの付いていないこれでも良いかと。今の地域に引っ越してからはCT125用として林道ツーリングで使用。
現在ZR-6はカタログ落ちのようで、後続モデルは MANEUVER MID 辺りになるんだろうか？
ZR-6の「6」は高さが6インチの「6」。 自分なりのバイク用シューズ・ブーツの必須要件はくるぶしまでカバーできること。ジッパー付きのモデルも有ったりするが、エヴォルツィオーネを処分した原因がジッパーの破損だったことから「シンプルで頑丈そうなもの」ということでコレになった。まぁ他のモデルが2万円以上とかするものが多くて、最初に購入するタクティカルブーツとしてはちょっと手を出しづらかったってのもあるけど。
全体的にガッチリとした作りでソールも分厚く、パターンが良いのか路面を問わずよくグリップしてくれるので安心感があり、自分の中ではお気に入り上位に入っている。BATESはアジア人向け？サイズがあるのか解らないが、扁平足の自分でもつま先が余り気味になることが無いのも良い。
タクティカルブーツということで歩行でも問題ないが、ニーグリップならぬ「くるぶしグリップ」をしがちなCT125では、特に右足の内側土踏まず近辺が擦れてブラックの塗装が落ちがちになっている。そこら辺はやはりバイク専用ではない感じかな、と。塗装が落ちて白くなった部分は靴墨で補修しながら高頻度で履いている。
CT125はステップゴムを外したオフロードフットペグ状態なので良い。Firestormは普通のゴム付きオンロードフットペグと相性の良くない凹凸の大きいゴツゴツしたソールで、シフトペダルパッドが無いことから、「使えなくは無い」けどFirestorm向きではない。
MERRELL MOAB2 MID GTX
MOAB 2 MID GORE-TEX®<span>モアブ 2 ミッド ゴアテックス®［メンズ］</span>merrell.jp
バイク用ではなくトレッキングシューズだが、結局CT125でも履いているので。
ZR-6は徒歩でも使えるが、トレッキングシューズとは違いミリタリ物なので、純粋に歩きならトレッキングシューズの方が向いている。「三角点探訪」に視点を据えると、多かれ少なかれどうしても登山を想定する必要がでてくる。CT125で林道経由でアプローチ、その後は登山道というパターンが出てくることを考えると、バイク走行＋トレッキングのバランスで選択することになる。
MOAB2はタクティカルブーツっぽいコヨーテブラウンもあったりして本当はそっちが欲しかったんだけど、在庫が少なく、その中から足に合うサイズが見つからなかった。というかそもそも値段が倍近く高い。ということでスポーツ用品店に在庫のあったODっぽいカラーリングのこれになった。
比較対象としてZR-6(タクティカルブーツ)を並べると、ZR-6どちらかというと足の保護に重点が置かれ、なおかつある程度の万能性を持たせているが、MOAB2は徒歩・登山が主眼で長時間の歩行はやはりこちらの方が向いているように思われる。ZR-6はレザーで防御力、MOAB2はファブリックでは軽さ、といった印象。
MERRELLのこのモデルより前のモデル（MOAB）では「濡れた岩などで滑りやすい」との情報があったが、今のモデルではソールパターンが変わって改善されているとのこと。実際、河原の岩などを踏んでも特にそういった感じはしないが、そもそも濡れた岩やコンクリートはどんなソールでもある程度滑りやすいモノではあるので、そこらへんは感じ方の個人差じゃねぇかなぁ。
MOAB2がFirestormに向かないのはもはや説明不要。
RS-TAICH 006 DRYMASTER BOA RIDING SHOUSE
ということで手持ちのシューズ・ブーツはオンロードバイク向け、Firestorm向けでは無いので、これを機に新調する・・・といってもあまり予算を掛けられないので2万までとして用品店を回り、コレです。
今まではデザインと機能のバランスで今まではelfが多かったけど、RSタイチのシューズは今回が初めて。
自分がバイク用シューズに求める最低要件である踝までのハイカットに加えて、固めで平らなソールというオンロードバイク用の基本構成。防水となっているが、正直シューズの「防水」にはあまり期待していない。。防水であろうと雨の中走っていればどうしても染みてくるのは、程度の差こそあれいままで購入したどのシューズ・ブーツでもやっぱり発生する。音なしクレインブーツを履くんだな。
で、今回いちばん目立つのがやっぱりこの「クルクル」ことBOAシステムですわな。
出回り始めたころに見たときには『コレ速攻壊れんだろうな』ってことで市場から姿を消すだろうと思っていたんだが、いろんなメーカーが採用し始め、今やバイク用以外にも安全靴とかにも使われ始めた。BOAシステム採用の安全靴を履いてる職人さんに聞いたところわりと好評っぽかったので、今回手を出してみたという。
靴紐タイプやジッパーつきとの大きな違いは「履くたびに毎度最適な状態に締め直す」ということだな。靴紐＋ジッパーでは一度靴紐で締めたらジッパーで同じ締め付けになるが、実際は徐々に緩んでくる。BOAでは毎度締め直すことにはなるわけだが、ひもを結び直す必要が無い。考えようによっては「毎回手早くそのときに最適な締め付けに合わせ直せる」ということでもある。
同時にいちばんの懸念事項が可動機構のあるBOAシステムの故障で、Amazonのレビューとか見ていても、まぁやっぱりここが真っ先に壊れるということらしい。といっても数年使って一回みたいなことらしいので、俺みたいにそんなに頻繁に使わないなら結構持つんじゃ無いだろうか。
来週多少ロングを走る予定だったので、早速週末にFirestormに乗ろうかと思ったら、雨っすわ・・・。
ということで、「名古屋モーターサイクルショー2022」にFirestormで行く予定なので、そのときに本格運用開始、ということで。
雨だったら？・・・当然パジェロミニで行くよ？ｗ
