久々にFirestormに乗ろうと思ってたのに雨で走れないので、前からやろうと思っていたCT125のボックス内ライトホルダを作ってみることにした。
一七式特殊荷箱の蓋にこんな感じで固定できれば、蓋を開けたときの手元ランプとして使うことも出来る。なるべく端っこに付ければ中の荷物と干渉しづらい。
材料集め
手芸店に寄ってみたが、ちょうど良さげな幅のナイロンバンドが無かったので、ダイソーでナイロンのGIベルトを幅違いで二種類買ってきた。
もちろん一本100円。バックルは使わないので外す。
現物あわせすると幅の細い方が良さそうだ。幅の広い方は発炎筒のホルダに使うか。
作成
ボックス側に貼り付けるための一本と、ライトを固定するための2本を輪っか状に組み合わせる。
輪っかとの固定は、手縫いでは針がはいらなさそうだしミシンを持っていないので縫うのは無理。なので、最初はハトメからリベットを使うつもりだったが、叩いて留めるための金属の台が中に通らないことがわかったので、接着剤で貼り付けることにする。接着剤は万能のセメダイン スーパーX。
マニュアル通りの方法で、最初に両面に塗って5分放置、少し乾いたところで力強く貼り付けて留める。ナイロンの生地にしみこむ分があるのでやや多めに塗る。
仮接着が1時間ということなので、それまでズレないように木片とCクランプで締めて放置。
乾いたところで見直すと、やはりこれだけでは心許ない。輪っか側を挟み込むようにもう一枚合わせることにする。
輪っかを挟み込んだ部分が浮くので、真ん中と端が浮かないようにそちらを挟み込んでクランプと万力で固定。
完全硬化は24～28時間とのことなので、この状態で固まるのを待つが、この時点で一日仕事で終わらないことが確定してしまった。
24時間放置後、こんな感じになった。二枚重ねで貼り付けたことで台座としてしっかり固まった。端の長さがあっていない部分を切って調整。
すこし余裕を持たせたつもりだが、思いのほか固めで挿しにくいが、まぁこんなもんか。ここまでは順調。
ボックスへの固定
本来ならボルトかリベットで止めるべき何だろうが、穴を開けるのは防水性の低下（特に天板）というリスクを考慮すると避けたい。ということで、こっちも接着剤止めとする。天板への貼り付け＝逆さ向きという不利な条件だが、ライト自体の重さは大したことないし、そこはセメダイン スーパーXの接着力に頑張ってもらうことにしよう。
ちなみにスーパーXの適合欄にしっかりと「FRP」と記載されている。
天板側に接着剤を塗るためマーカーで位置を写す。
通常通り両面に接着剤を伸ばして5分放置。ここは多少はみ出しても良いので端まできっちり塗る。
固着するまでクランプで固定。開けっぱなしにしなければならないが、このためだけにボックスを外すのは面倒なのでこのまま硬化待ち。
一時間経過したので様子見。今のところ問題なさそう。
開けたままだとヒンジに負担が掛かりそうなので、とりあえず蓋を下ろしてこんな状態で明日の朝だな。
6時間後、一夜明けて・・・
よし、しっかり、ズレてるやんけーーーーーー！！！！
ダメじゃん。固定用の木片で見えなかったのが敗因か。しかし今更リカバリは効かないのでこのまま夕方まで完全固着待ち。油性マーカーで位置取りしたのは悪手だったな。これはあとから消す方法を考えよう。FRPの裏面で油性マーカーって消せるのか？
完成
24時間経過で完全固着（のはず）。
手元ライトはこんな感じ。
はみ出すことで見えてしまった油性マーカーの線は・・・まぁ裏側だしいいか、と。
