ってことです。
第1回?
「名古屋モーターサイクルショー2022」は、今回が第1回だそうで。
相当以前にもやってたような気がするけど、東京・大阪と並ぶようなちゃんとした「モーターサイクルショー」としては初めてらしい。ちょっと意外。
2022/04/09、アパートから常滑まで一気に移動。途中の尾張一宮SAにて待ち合わせ。
今回は久々のMCショーって事でいつも大阪に一緒に行ってた友人グッさんが(久々に)NC700Xで同行。
グッさん:「1年ぶりぐらいに乗ったわ~」
1年放置でちゃんとエンジンかかるNC系エンジンすげぇな。
この手のイベントがなかなか開催されなかったってこともあるのかもしれないが、入場者は相当多かった。
まず、バイク駐車場に入るまでに、道路で並んで20分。東京モーターサイクルショーでもこんなことはあったような。広いバイク駐車場にどんどん埋まって「東海地方にこんなにバイク居たンかい」と。
会場入り口でもそうそうに入場制限がかかり、ここでも行列に並ぶことに。密だなんだと騒いでいた2年前じゃ考えられん。
気になったもの
さすがに全部は書き切れないので特に気になったものをピックアップ。
HONDA Hawk 11
発表前のティザー画像で「おぉ!コレは!?」となるものの、全体写真が出てそっ閉じしてしまったHawk 11。
元々のHawkシリーズは乗ったこともなければ実物を見たことも無いので「Hawkシリーズなのか」とかそういう事については触れない1。単純に「Firestormの次のバイク」として見た感想だが、自分はナシの方向で。
またがった時のポジションはFirestormに非常に近いものがあったし、丸目1灯のロケットカウルも(一時期 MOTOGUTTI V11 Lemanが気になっていた程度には)好みなので、そこだけ見れば悪くないと思う。
最近の流行のデザインなんだろうけど、テールを短く切って、ナンバーステーなどを後に伸ばすデザインは、アッパーカウルをつけると「前のめり感」「尻切れトンボ感」があってなんだかバランスが悪く感じてしまう。これがアッパーカウルの無いネイキッドなら軽快な印象になるんだが。
新型カタナが発表されたときもまったく同じ印象をうけたが、フロント回りの写真(あるいは斜め前方からのショット)だけを先に見せるプロモーションって、それ(ネガが出ないよう)わりと解ってやってんのかな、と。
あくまでデザインだけの評価なので、これが実際に乗ってみたら違う印象になるかもしれないが、まだ試乗もできない(今回の試乗車両にも入っていない)からどうしようもない。
ほら、実際に所有するなら見た目が気に入るかはやっぱり重要だから・・・。
MV AGUSTA SUPERVELOCE
丸目単眼でいえば、このMV SUPERVELOCEなんて格好いいと思う。
テールは実際は短めだが、ボリュームがあるおかげで尻切れトンボ感は無い。円筒型のテールランプも面白い。
うん、無理。
HONDA NT1100
最近発売されたNT1100。Hawk 11と同じくアフリカツイン系のエンジンでツアラー。
Hawk 11はピュアスポーツ(この表現も今日日聞かねぇな)で6速リターンのみDCT無しなのに対し、こちらはDCTのみ・・・いや、逆か? NT1100がDCTのみだからHawk 11は思い切ってDCT無しにできた、ってことかもしれない。ツアラーやクルーザーであればDCTの強みを発揮できるのは間違いない。
グッさん:「ワイ、見た目だけで言えばこっち(X-ADV)の方がエエんやが・・・」
うーん、自分も完全同意なんだよなぁ。
NT1100は最近のホンダの中で、PCX、X-ADV、ADV150などのデザインシリーズ中の1つになっていると思うんだが、その中では、良く言えばどっしりとした安定感、悪く言えばモッサリな印象をうける。
写真はオプションのタンクバッグ付きの展示車両なので余計そう感じるのかもしれないが、タンクから横の方向にボリュームがあり、ちょっと「太ましい」感じがしてしまう。デザインそっちのけで言えばおそらく防風など快適性は高いんだろうけど・・・。
陸上自衛隊広報 偵察オート(KLX 250)
KAWASAKI KLX250ベースの陸自偵察オート。
実物を拝見できる良い機会。俺的に偵察オートといえば、
そうだね!フットガードだね!
「なぜフットガードに鉄板がついているのか」
理由についてストレートに担当の自衛官に聞いてみた。要約すると理由は主に2つ。
「倒したときの足の挟み込み防止」
これは予想通りだが、この説明だけでは『鉄板を付ける』理由にならない。
鉄板の意味は、
『足が前に出ないようにするため』
パイプのエンジンガード形状ではガードの間から足が抜けてしまう。そのまま転倒したら脛がヤバいことになるわけで、ガードの間の所を足が通らないように蓋をしている、というのが理由の1つだそうな。
なるほど!それは考えつかなかった!!!あの低い位置にあるガードだからこそ踏み抜き防止の板が必要なわけだ。これを知っただけですでに前売りチケット1600円の元をとった気がする。
心の中でガッテンボタンを16連射しつつ、ふと「ってことは、高さが違う俺が付けたのはもう本当に完全に無意味な飾り状態なんじゃね?」ってことは考えないようにした。
俺:『このフットガードっぽいの格好いいから自分のハンターカブに付けてみたんですよ~w』
自:『ははは・・・まぁこれ付いてるだけで結構重いんですけどね・・・』
まぁ・・・ですよね・・・。
ちなみに、またがってみたけど、普通にオフ車のポジションでした。KLX250だし
KAWASAKI KLX110R L
オフ車でKLXつながりということで、110ccのコレ。
競技車両なので保安部品が付いていないが、以前国内版があったKLX110(ロータリーミッションのアレ)より大径タイヤで地上高が高く、かといってフルサイズオフほどシート高は高くない。気軽に林道ツーリングするにはうってつけじゃ無いかと。
このサイズ感のまま公道バージョンが出たら KSR-2の後釜的ポジでもうバカ売れな気がするんだが・・・しない?
HONDA Dax125
Monkey125が出たときには「125ccに拡張しつつMonkey50のイメージを残しつつ大型化」という印象だったが、Dax125は「昔のイメージそのまま」。実際には大きくなっているはずなんだが、そう感じさせないうまいまとめ方になっていると思う。
モンキーが5速リターンであるのに対してDaxは50ccの流れを汲んで4速ロータリーなのはモンキーとの住み分けのためだろうが、このデザインのままリターン式が欲しい人は居るだろうな。
Benelli TNT125
(写真撮り忘れた)
リリースされてからずっと気になってたイタ車(生産は中国)。これグロムよりも安いんやで?(ABSじゃなくてCBSだが)
輸入取り扱いはアフターパーツメーカーのプロトが行っており、部品供給もそれなりに期待できる・・・んじゃないかと思うが正直なところは解らん。
DAYTONA MOTO SMART MONITOR (参考出展)
今の愛車でアップルカープレイ/アンドロイドオートが使える! デイトナ「モトスマートモニター」【東京MCショー】│WEBヤングマシン|新車バイクニュース
iOSで言うCarPlay、Androidで言うAndroid Autoに対応するスマートディスプレイ。スマホそのものではなく、スマホと通信して表示と操作のみを受け持つ。当然ナビやメディアプレーヤなどを再生する前提。
この手のバイク向けは(おそらく防水性と耐震性の問題で)なかなか現れなかったが、ぼちぼちと出始めたか。国内アフターパーツメーカーとしてはDAYTONAが一番乗りって感じ?
ただ、7インチはバイクには結構デカすぎるのではないかと思う。写真の通り、トップブリッジをガバッと覆ってしまうようなもので、視認性は良いだろうけども、なにもここまで大きくなくても・・・。
今年の秋頃発売予定だそうな。
まとめ
アメリカンハンバーガー旨ぇ。キッチンカーもなんかカッケェ。しかし自販機が全部売り切れってのはなんとかして欲しかった。
なんかねー、最近ミニモトばっか気になってたんだよねー。
FirestormとCT125を弄るのは一通り落ち着いてきたのもあって、もっとオモチャ的なバイクが気になってきている。フルサイズはさすがに無理だがミニモトであればなんとか一台は置けそうなスペースがあったりするので余計に。ただ予算も維持費もかけられないので、必然的に原付二種クラスになる。しかしCT125が万能過ぎるので、いっそ、もっと尖った、変な奴がいいなぁとか。
なんか贅沢な悩みしてる気がするが、そもそも高いのには手が出ないので妄想レベルでしかないけど。
NAVI110とかGunner100とか安く手に入らないかな・・・。
半年ぶりのFirestormでのツーリング・・・というか、半年前は車検から引き上げてアパートに乗って帰ってすぐ冬眠ってことで、実質は5年ぶりにちゃんと走った感。
荷物多めなので防水リュックサックを背負って走ったが、やっぱり肩にくるのは避けられない。今後Firestormは近場ワインディングをメインにレインウェアも持たずヒップバッグ程度を想定しているので今回が例外なんだが。
普段が遅いCT125とパジェロミニなので、久々にビッグバイクに乗るとそのパワーと走行性能に感心する。ハンドルアップスペーサを入れたのもあって以前よりは疲れにくくはなっている。
今回はいろんなバイクを見てきたが、やっぱり今乗っているバイクを(オモチャはともかくとして)もっと楽しもう、と再認識した。
いや、バイクを買わせたいがための展示会に行って、それでいいのか?
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VTR1000F の北米でのペットネームは「SuperHawk」なのでFirestormとまったく関係が無いわけでは無いが、Hawkの名前が付けられたのは単に「ツインスポーツだから」という理由以上は無いと思う。↩