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パジェミでキャンプ - 平湯キャンプ場

予定通りパジェロミニでキャンプ。

obally.hatenablog.com

人生初の「車キャン」

今まではキャンプはバイクツーリングでしかやったことが無い。人生初の車キャンプということで過剰装備を承知で道具は手持ちを全部持って行く。

積載

予定通り「コンテナボックスに放り込んだ用品全部」を丸ごと2つルーフラックに積む。加えて、今回は雨が降らなかったので薪2束も固定。

コンテナボックスはそれぞれラッシング1本づつ、薪はバンジーコード2本で固定し、さらにネットを掛けた。
薪から木屑が落ちたり、抜け落ちたりするのを防ぐため、グランドシートを作ったときに余ったブラックのブルーシート(?)を巻いてある。今回は単にラッシング2本で巻いただけだが、薪の長さはどこで買ってもおなじっぽいので、袋状に加工して「薪バッグ」にするのもアリかもしれない。

コアとなる用品はほぼすべてラック上に載った。リアラゲッジには踏み台、クーラーボックス、コーヒーセット、あぐらチェア。着替えなど小物は助手席。

コンテナボックスには防水処置としてゴムクッションを貼った。

今回の「ネタ仕込み枠」

今回はタープを使う予定だが、カーサイドタープっぽくできないかと。

カーサイドタープといえば、タープの一辺を車のルーフに固定し、ポール2本分を使わず有効面積を増やす事ができる。しかし、パジェロミニのルーフの長さはタープの一辺の長さ3mに足りない。そもそもがワゴン車などのサイドドアからアクセスすることを前提としたものなので乗用車には不向き。リアゲート前提の幅が狭いものも合ったりするが、なかなかにお高い。

カーサイドタープAL-II / ogawa ONLINE STORE

今持っているタープを使うためには工夫が必要。安いタープだし安上がりに済ませたい。

ということで仕込んでいたのはコレだ!

伸縮式物干し竿ですがなにか

1本1000円強でアルミ製。キャリアに接触する部分はクッションゴム(一七式特殊荷箱の内張に張った奴のあまり)を巻いて、ルーフキャリアにタイラップで止めただけ。さすがに物干し竿そのままな感じになってしまうシルバーは避けて、ブロンズカラーを選択。伸ばして3mなのでタープの一辺をカバーできるはず。

まぁ、意味なかったんだけどな。

平湯キャンプ場

www.hirayu-camp.com

わりと有名で利用者の評価も高い平湯キャンプ場。
車(バイク)1台、1人1サイトの閑散期で、利用料は合計1700円とかなり良心的。ロケーションは森林でサイトへの車両の乗り入れは不可とのことだが、真横に付ければカーサイドタープも使えるか。

オンライン予約は「なっぷ」のみとのこと。

www.nap-camp.com

今までは予約のためだけにユーザ登録するまでは行かなかったが、予約だけでなくサイトの検索にも使えるのでこの際ユーザ登録してみた。特に「バイク乗り入れ可能なキャンプ場」という条件で検索できるのはすばらしい。

2022/05/28 : 1日目

荷物は全部まとまっているので当日に積み込んでも全然余裕。
天気予報は今日・明日も好天。幸先の良いスタート。

10:20 出発

予約したチェックインは12:00。移動は1時間あれば十分間に合う。

コンビニでたばこを買って、出ようとしたところで偶然グッさんと合流。目立つカスタムなので一目でわかる。こっちもか?

地元スーパーで買い出し。途中グッさんが給油とのことで、スタンドの近くのコンビニで足りない食材を追加購入。

12:10 入場、設営

管理棟にてエントリー。ゲートのチケット、パンフとゴミ捨ての仕方のチラシを受け取る。
サイト敷地はR158を挟んだ反対側にあり、自動ゲートなのでチケットを通す。チケットは翌日12時まで有効で期間内の出入りは自由。
敷地内はすでにかなりのキャンパーが入っている。ざっと見たところ7割ぐらいのサイトが埋まっていた。なるほど人気のキャンプ場というのも納得。

ゆっくり敷地内を走りながら、川に近いサイトを選ぶ。開けた場所もあるが、せっかくの森林キャンプ場なので木漏れ日が落ちるぐらいが良い。

車は通路に沿って駐車。杭の中へは車の乗り入れは禁止。バイクはどうなんだろう?
車両とサイトとの間に距離ができてしまい、今回の「ネタ」は使用不可能となってしまったが、まぁ仕方が無い。

サイトの状態は土だが、落ち葉が積もって結構柔らかく具合が良い。
まずテント設営。いつもどおりだが、ツーリングドームSTは毎度フライの前後が解らなくなる。

今回リベンジとなるレクタタープを張る。

テントのキャノピーの延長としてタープを使いたかったのだが、テントの位置が良くなかった。タープの下に入る部分に杭があったり、ペグを打ちたいところが斜面だったりでうまくまとまらない。

ペグハンマーが壊れたりして途中からかなりめんどくさくなって最終的にかなり適当な感じになったが、翌日までもったのでまぁ良いか。

15:20 昼食

設営完了、遅い昼食。

スーパーで買った天ぷらぶっかけうどんとコンビニのおにぎりとお茶。うどんが結構ボリュームがあって足りないかと思って追加購入したおにぎりは食えなかった。

16:00 火起こし

設営が終わり、昼食も取った。

・・・夕食までやることがねぇっていう・・・。

必然的に「もう飲みはじめるか」「焚き火開始すっぺ?」となる。

焚き火の前にまず水汲み。DOD ジミニータンクの初使用。やはりスリムな形状のおかげで水場との往復は楽。ポリタンクのような横幅があるものは、持って歩いているときに足に当たりやすい。

コンビニで買ったバジルトマトと冷凍の牛肉巻き野菜をを前菜にパック赤ワインをチビチビやる。

とりあえずタンクから水をいれて無意味に湯を沸かしてみたり。

17:00 夕食

日が落ちてきたので、そのままだらだらと夕食に突入。

米1合をダイソーの「小麦粉ふりふりストッカー」に入れて持ってきた。このまま水を入れて洗った後、20分おいてから炊く。
炊飯は今回初めてメスティンを使う。メスティンはパチモンではなくちゃんとしたトランギアのスモール(米のとぎ汁によりシーズニング済み)。普段はメタと防水マッチを入れてブッシュクラフト用に用意していたものだが、使わずにそのままコンテナに入れっぱなしにしていた。

標高が高いためか炊き上がりに時間が掛かった。前回まで使用していたEPIのチタンコッフェル。メスティンの蓋はしっかり閉まるため吹き出しが少ない。

ホームセンターで買った「ちびパン」って奴(今は別ブランドが同じ物を出している)をつかって冷凍食品を解凍する。ミックスベジタブルと冷凍フライドポテト、冷凍済みの実家のほうれん草(下ごしらえ済み)。こういうのを野菜として用意していると言うことは・・・

そうだね、肉だね。

最後まで焼き肉と迷ったが結局前回と同じステーキだ。まぁね、はっきり言って肉のグレードは落ちてるけどね。前回は100g 980円だったのが140gで960円。しかも埼玉県産。ここは岐阜県飛騨地方なのにな。

塩こしょうは振らずにステーキスパイスのみ、ナイフで軽く筋目を入れてから振る。

ガキの頃こういうステーキプレートに憧れてたわ。やっぱりポテトは欠かせない。やっぱうめぇわ。普段は絶対にこういうのはやらない。キャンプ飯の楽しみに取ってある。でもまぁ、次は焼き肉も良いかも。ステーキソースは一回分づつパックになっているものが便利。

さて、こっちはこっちで勝手に盛り上がりなら食ってるわけだが、隣に目をやると。

謎の野外調理人が中華鍋振ってた

この写真だけ見ると本格チャーハンを作っていそうに見えるが冷凍チャーハンです。

140gのステーキに山盛り付け合わせ野菜、さらにご飯1合と豚汁のステーキセットだが、さすがにちょっと量が多すぎた。次回はもっと少なくしよう。

23:00 消灯

食後、ウィスキーをロックでチビチビやりながら、とくにやることもないので語らいの時間。

ソロなら焚き火を見ながら読書なりなんなりだが、久々に合う友人としょーもない事を脈略も無く話すのは楽しい。内容は大体はバイク・車・職場の愚痴。こっちに引っ越してきてから近場にそういう話ができる奴が居ないってのもあるが。

消灯時間が過ぎたがまだ眠れない。灯火を減らしてランプと焚き火だけにして、特に何もせず過ごす。

薪は一束の残りがまだ残っていたが、バラを持って帰るのも面倒なので全部使ってしまうことにする。まぁほとんど残っていないんだが。

ふと、吹き棒で風を送ってやると、炭がどんどん小さくなることに気がついた。うまくやれば炭はほとんど無くなりそうだ。
限界に挑戦し、消し炭がたばこ一箱程度になるまで燃焼させることができた。

満足できたところでようやく寝に入る。

2022/05/29 2日目

05:00ごろ 起床?

雨なんか雨の音がするので目が覚めた、が、雨ではなくて川の流れる音だった。
二度寝するほど眠いわけでも無く、トイレに行ったりたばこを吸ったりダラダラする。

07:00 朝食

周囲も動き始める気配が増えてきたので朝食。

ガスバーナーで使える食パン焼き網を今回初めて使ってみた。もちろん買ったまま使う機会が無かった奴。

  • バゲットにバター
  • フルーツヨーグルト
  • コーヒー

基本、朝はパン派だが、キャンプなのでヨーグルトを付けた。

昨日使ったクッカーなどを炊事場で洗う。洗い物をまとめておける折りたたみバケツみたいなものがあると良いかもしれない。

09:30 撤収作業

撤収作業を本格的に開始。

タープには使えなかった物干し竿、こんなところまで来て本来の用途として使うことになるとは。

撤収はサクサクと進む。

11:00 退場

撤収作業完了、退場。

グッさんはなんか用があるとのこと。俺は温泉に行きたいのでここで解散。

さて、行きますか。

ゲート前にゴミ置き場があるので、可燃ゴミと缶を捨てて退場。 パンフには立ち寄り温泉の割引券が管理棟に売ってると書いてあったので寄ってみたが、コロナ対策で現在はひらゆの森で買え、とのことだった。

11:30 立ち寄り温泉

ひらゆの森 立ち寄り温泉。入浴料は大人1人600円。硫黄の香りが強くいかにも温泉っぽい。
昨日入浴してなかったのでさっぱりできた。
キャンプ場から徒歩で行けなくは無いが、キャンプ場との高低差がキツいので夏場は車だな。

12:30 昼食

平湯で観光っぽいことはしたことが無かったので、せっかくだから昼飯も食って帰ることにした。

14:30 帰宅

路面温度が30℃まで上がるほど良い天気の中、無事帰宅。

キャンプ場評価

平湯キャンプ場はかなり評価の高いキャンプ場となっていたが、実際に利用してみてなるほど納得。
利用者は多いがサイト数が多く、昼頃に入れば場所の選択はしやすい。
森林ロケーションだが風通しも悪くなく、標高が高いので夏場は快適だろう。

直火禁止ではあるが据え置きの焚き火台があり気軽に焚き火を楽しめるが、動かすことができないので選択したサイトとレイアウト次第では邪魔になるかもしれない。

今回は閑散期ということで料金は1700円と安い。夏休み期間など繁忙期は値段が上がるので注意が必要。まぁそれでも3000円程度で他のキャンプ場に比べて割高感はそんなに無い。

同行のグッさんにも「次回もここがいいんじゃね!?」と非常に好評。自分も結構気に入ったのでまた機会があればここを利用したい。