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パジェミ - フロントサイドカメラ

この間のキャンプの時、グッさんから『そうそう、忘れないうちに渡しておくわ』と。

以前に家族の車に付けていた左後方確認用のサイドカメラとモニタ一式。外したのでくれるとのこと。 左前方側面、左フロントタイヤハウス辺りを確認できるカメラに流用できそうだ。

obally.hatenablog.com

ETCの時もそうだが本当にありがとう。Oballyのカーライフは頂き物で成り立っております

・・・まぁ、車体自体が貰い物だしな。

ということで早速取り付けてみた。

システム全体と電源

とりあえず電源を繋いで動作確認。

まずこのカメラ自体はAmazon.co.jpで売っているコレらしい、ということ。

モニタは不明。5インチナローだが左側面の縁石や崖などを確認するためには十分な大きさだろう。2入力あるので空きの入力をバックカメラに使うこともできそう。
電源はカメラもモニタも12V直結でいけるようで、すでに配線済みのものを外して持ってきているのであとはパジェロミニの車体から12Vを引っ張ればいい。
マニュアルなどは無いが、まぁなんとかなるだろう。

インパネの中に12Vが1系統余っていたはずなんだが・・・どこにいったか解らなくなってしまった。

さがすのがめんどくさいので、分岐済みの配線からさらに分岐ギボシを噛ませる。分岐配線作るのめんどいので既製品を買ってきた。
よく電源の「タコ足」というけど、分岐をさらに分岐させるのはもうタコというよりテヅルモヅルなんじゃないかとふと思う・・・テヅルモヅルについては各自画像検索してください・・・ただし人によってはある意味「検索してはいけないワード」かもしれないので注意。
もしちゃんとやるならターミナルを使って分岐させた方が良いかもしれないな。

画質は良さそう。

カメラの方向

さて、本来は後方撮影用のカメラであり、左サイドに後ろ向きに貼り付ける前提であり、実際にそのように使われていた。このためカメラからの映像は鏡像になっている。鏡像、つまり、後ろに向けたとき運転席から左右が一致するよう左右反転された映像が出力されている。

カメラによっては鏡像と正像を切り替える機能があったりするらしく、先に挙げたAmazonのページにもスイッチで切り替えられるようなことが書いてあったがまったく効かなかった。

また、左側面に貼り付けるためにはカメラをひっくり返して前方に向けて貼り付ける必要があるが、カメラ自体を回転させることができないため上下が逆さまの映像になってしまう。

いろいろ試したところ、ディスプレイ設定で「Rotation」を ONにし、ディスプレイを上下逆さまに設置することで正像になることが解った。ディスプレイ自体は上下方向は特に関係が無いようだし、ディスプレイのステーは360°回転できる。
ディスプレイ設定の文字が上下ひっくり返るのと、RotationをONにすると設定の文字が鏡像になる(つまりRotationは最終的な画像を左右反転するモードである)という、なんとも妙な感じになるが、一度設定してしまえば特に目にすることも無いので問題ないだろう。

カメラ取付位置

助手席側ドアとの間に配線を挟んで後方に向けるのがカメラの本来の取付位置になる。今回は前方に向けたい訳だが、本来の位置に近い場所、つまり助手席のドアに付けようとするとこうなる。

後ろに下げているのは、

こうなってしまうから。これでは配線を長くボディ外側に這わせなければならず見た目も良くないし引っかけて切断してしまう可能性もある。
左前タイヤハウスの真後ろに付けるという手もあるが、おそらく跳ねた泥で見えなくなるだろう。
ホイールハウス上端より下で、ホイールハウスに近い位置は実用上不可能。
妥協に妥協を重ねた結果、

最終的に左Aピラーのこの位置になった。配線はボディの継ぎ目から中に引き込んでいる。フロントサイドミラーの死角はかなりカバーでき泥跳ねの影響も受けづらいというかなり良い感じな位置ではあるが、それでもどうしてもフェンダーの陰になってホイールハウス周辺は確認できない。
もっとも理想と考えられるのは左ドアミラーの下部なのだが、カメラの形状が前後に長いので、カメラを別のものに変更するしか方法が無い。現在の構成で最良なのはココ以外に見つからない。

ディスプレイ取付位置

ディスプレイを付けるならやっぱり左Aピラーの裏側にあたるココだろう。

確認したいのは路肩への幅寄せ時であり通常走行中に確認することがないので真正面にもってくる必要は無いし、むしろ視覚の邪魔になるため意図的に見ないと目に入らない位置が良い。
カメラが左Aピラー外側に付いているので位置関係もバッチリ。

とりあえず・・・

配線をコンソールボックス奥に押し込んで様子見をしてみる。

泥跳ねも掛からず、降雨時でも走行風で飛ばされるのか雨粒はカメラにほとんど掛からない。

なかなか悪くないが、夜間の通常走行時ではバックライトがまぶしく感じる。夜間ではヘッドライトとサイドターンマーカーが明るく路面はまったく映らない。壁際へ幅寄せする時にはヘッドライトが反射してそれなりに見えるし、昼間に林道走行で路肩を確認するぐらいなら十分映る程度の画質ではあるが、真っ暗で画像が見えない状態でもバックライトは画面端から漏れてきて結構目障りだったりする。

前利用者のグッさんは、使わないときにはディスプレイに布を掛けていたそうな。なぜならこのディスプレイにはON/OFFスイッチが無いため、手動でディスプレイを切ることができないから。当面は自分も同じようにタオルかなにかをかけておくか。

今後

付けてから一通りの動作確認を終えてしばらくは使いながら改善策を考えて行くことにする。

取り急ぎ必要だと思われるのは下記2点。

ディスプレイ電源スイッチ

カメラとディスプレイの電源は別だがディスプレイだけスイッチを割り込ませて、適当な場所に付けるのが良いか。カメラへの給電はキー連動で、ディスプレイへの電源だけスイッチ経由にすればいい。

スイッチはディスプレイ本体の裏側でも良いし、もっと近い手元でも良い・・・やっぱり運転席から操作できる手元が良いかな?インジケータとかいらないのでシンプルで薄型の奴があればマストか。ただ、そうなるとリアカメラを追加したときに入力切替も手元でやりたくなりそうだ。

カメラ位置

やっぱりホイールハウスが視認できた方が良いかもしれないなぁ、と。

カメラ位置を変えるなら、カメラ自体を変えてしまった方が良さそうに思える。左ドアミラーの下面にぶら下げるようなものがあればマストだが、実はこれはすでに目星を付けてある。

コネクタは同じっぽいのでそのまま差し替えて使えそう。前後の幅は30mm。まだミラーの厚みを確認していないが、大きくはみ出すような形にならないならこれで良いかと。

外したカメラは、本来の使い方(左側後方)で第二入力に入れても良いし、可能ならリアカメラとしてつかうのも手か。