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汎用バイク用品 - チェストプロテクタ

前々から「そろそろ汎用のチェストプロテクタ欲しいな」と。

胸部のみノーマーク

最近(といってもここ10年ぐらい)になって胸部プロテクタが一般的になってきた。いろいろ製品が出ても手が出しづらかったのは理由がある。

今時はもう、肘、肩、背中のプロテクタはもう大体はジャケット側についているのに対し、胸部プロテクタでジャケットに標準で付いている、あるいはオプションで追加できるものは、ジャケットを脱ぐことが考慮されるため左右に分割タイプが多い。自分で購入したウェアで胸部プロテクタが付属した物もやっぱり分割タイプだった。分割タイプでもそれなりに効果はあるんだろうが、一体型のほうが真ん中でブレイクする可能性が低いわけで、安心感があるんだよな、と。
また、一般的とは行っても昔から着ているお気に入りのジャケットに付けられないものは多い。せっかく長い間使っているのに、胸部プロテクタが付けられないからといって買い換える気にはならない。となると、やはり単体の胸部プロテクタを導入して使い回すのが1番良いということになる。

胸部プロテクタが数多く出回るようになって、そろそろそれなりにお手軽な単体型のプロテクタが出てきたということで、これを気に購入してみた。

KOMINE SK-697 CEマルチチェストプロテクター

ウェアの中に着込むものなのでデザインについてあれこれ考える必要が無いのは良い。オールシーズンで使えるもので、背中側の固定ベルトは可能な限りウェアについている脊髄パッドに影響を与えないようなものがいい。胸部プロテクタでも背面パッドが付いた物があったりするが、すでについているウェアのパッドと干渉してしまうので、純粋な胸部プロテクタを選ぶことになる。
・・・という購入前のある程度の基準はあっても、結局の所最初の1つ目は実際に使ってみないと実感できないのはヘルメット・ブーツ・グローブなどと同じだろう。ともかく買ってみよう。

www.webike.net

この胸部プロテクタを選んだ理由は以下4点。

  • 最初に選ぶにはそれなりにお手軽な価格帯
  • 背中側パッドに影響は少なそう、なおかつ脱着しやすそう
  • 欧州のバイク用プロテクタの基準CE規格に適合しているという安心感
  • Webikeに在庫があった(ポイントが使えた)

『4つ目カンケーねぇじゃん』と思われるかもしれないが、入手箇所・店頭在庫が多いというのはバイク用品で消耗品要素が強いものでは重要要素となる。「お気に入りのグローブに穴が開いたから買い換えよう」→「もうモデルチェンジしてて売ってない」という経験を何度もしている。まぁ、チェストプロテクタはそこまで消耗品ではないが・・・。

固定ベルトは左右上下の4点と背中側の4点で固定する。ベルトのフックは正面の4カ所のどこでも外すことができるので、頑張ればウェアを着たまま3点を外して脱ぎ着することはできなくはないが、まぁ普通に上着を脱いで脱着する方が速ぇえだろうな。

ということでひとっ走り走ってきた。

ハードタイプなので、前傾姿勢をとりがちなFirestormでどこまで「邪魔感」があるかを懸念していたが、いざつけて走り始めたらまったく気にならなくなった。背中側もベルトは最低限の面積なのでバックレストにもたれない限り気にならないだろう。
腹部に当たるか否かが違和感の原因になりうるが、このサイズだと当たるのは胸骨近辺のみだからだろう。逆に言えば腹部はやっぱりノーガード状態ということで、腹部(みぞおち辺り)までガードすべきかどうかはなんともいえないところだが、胸部プロテクタは『心臓や肺が入っている肋骨・胸骨を守ること』が主目的の装備なのでそもそもみぞおちは対象外である。

スマホカメラで自撮りしたの初めてw

気になるのはやっぱりバイクを降りて休憩しているときで、ベンチにもたれたときに「あ、付けっぱなしだった」と気がつく程度。ま、おとなしくバイク降りたら上着と一緒に外す運用だな。

当面はこれでなんとかなりそう

大概のバイク乗りは走行の用途やシーズンに合わせて何着も持っているもんだが、どのウェアにも使い回せるこのタイプは1つ目の胸部プロテクタとして良いんじゃ無いだろうか?

今回はFirestormだが、もちろんCT125でも普通に使えるだろう。今後通年を通して使っていく予定。