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パジェミ - エキゾースト交換

前回、メインマフラー交換時にセンターパイプとサイドパイプに排気漏れがあることが発覚した。
これらの交換部品が届いたので交換。

前回の記事。

obally.hatenablog.com

交換作業

パジェロミニの排気系は、エンジンブロックから生えたエキマニから排気口まで以下の順番に並んでいる。それぞれフランジで締結される。

  1. サイドパイプ(俗に言うフレキ)
  2. キャタライザ
  3. センターパイプ(キャタライザ側パイプ → センターマフラー → メインマフラー側パイプ)
  4. メインマフラー

前回メインマフラーを交換した。排気漏れはサイドパイプのフレキセンターパイプのメインマフラー側パイプで発生している。キャタライザはまだ使用可能なのでサイドパイプとセンターパイプASSYが今回の交換対象となる。

どちらもメインマフラーと同じく大栄マフラー製。

「ええ感じに撮ってや」とのことなので(一応顔は消すけど)

サイドパイプ

キャタライザよりエキマニ側のサイドパイプ。 新品と比較すれば一発で解るが、軽く振るとメッシュを被せてある部分が首の据わっていない人形のようにグラグラする。つまり中身が破れている。

このメッシュの中は(写真では見えないけど)、掃除機のホースのように蛇腹状になっている。排気パイプが振動するのを吸収するためらしいが、振動による繰り返しによって蛇腹の山か谷の部分にそって破れる。そもそもがそんなに耐久性のあるものではないのかもしれない。

新品の方は振ってもフレキはふらふらせずコシがある。

センターパイプ(センターマフラー)

穴が開いていたのはセンターパイプのメインマフラー側だが、取り寄せられる部品はセンターマフラーがついたASSYなので、この際マフラーも一緒にリフレッシュされることになる。

外したセンターパイプ。

前回アルミテープを巻いてもらった部分が破れている。高速を走ればなんだかんだで5000rpmぐらいまで回ってしまうが、やはり排気圧に耐えられなかったようだ。それに加えて元々巻いてあった部分も壮大に裂けている。前回メインマフラーを新品に交換したことで排気抵抗が高くなって負荷が掛かりやすくなったのかも。
ヒートガードが外れていたが、これらもASSYに付属している。

効果は即、実感

交換後にエンジンを掛けた瞬間、

『こんなに静かだったんか!』

と驚愕。

交換前の音はちょうどショップに来ていたサードパーティマフラー装着のジムニーとタメを張るぐらいの「ボーーーー」という排気音が鳴っていたが、これがなくなって非常に静かになった。
また、低速トルクが良くなり、停止状態からアクセルを踏み込んだときにスッと加速する感覚がよみがえった。

カニック:『いや、さっきまでのが異常で、元々こういうもんなんが復活しただけなんやが・・・』

帰途ではいつもどおり高速とワインディングを走ってみて、アクセルの踏み込み量が減っている気がする。現時点で燃費は大きく変わっていない(最終記録が9.3km/L)がしばらく注視するつもり。

11月に車検

前回メインマフラーを交換しているので、今回の交換で結果的にキャタライザー除く排気系回りを全交換となった。サードパーティ製のフルエキに交換しても良かった訳だが、そうすると費用はもっとかかるだろうと思われる。別に排気音も派手にしたいわけじゃない。

サイドパイプは走行距離+経年劣化が原因だろうけど、センターパイプの錆びによる裂けの根本原因はやはり融雪剤だろう。 平野部で14万キロ保った部分がこの2年で一気に進んだと考えられる。錆が進行していたパイプの継ぎ溶接部分は地面側ではなく車体側で、スチーム洗車機で洗い流そうにも届きにくい。
今回は交換でタイムアップだが、11月に車検(もう2年経ったのか)なので、アンダーコートのついでに排気パイプも防錆塗装してもらったほうが良さそうだ。

っていうか、そもそもこんな排気漏れしていたら絶対に車検通らないだろう。いずれ手を掛けないといけないところだから、なんやかんやでコストがかかるのは仕方が無いのか。

定期的に点検してもらう方がいいのかも

今回、親父から指摘されるまで排気音が大きくなっていたことに関して意識できなかった。特に窓を閉めると外界から遮断されてしまう車では、音の変化は察知しにくい。
急激な変化であれば気がついたかもしれないが、頻繁に乗っていると徐々に変化していく物については音に限らずなかなか気がつかないものかもしれない。

日常点検含めて基本的なチェックを自分で行うつもりだったが、やはり第三者による定期的な点検をしてもらうのは必要なのかもな。