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CT125 - チェーン交換延期

最近書くネタは無いわけでは無いけど、期末に伴って忙しいので文字興しする精神的なゆとりが無い。
気候は暖かくなって路肩の根雪も減って「ん~そろそろCT125でそこら走りに行こうかなぁ」という気分になってもそんな休日に限って雨が降り始めたりなんかして、うん、それなんていうか嫌がらせかなにかですか?みたいな。

チェーン交換先延ばし

今年のはじめに「CT125のチェーンをシールチェーンに交換する」と書いていた。CT125標準のノンシールチェーンは交換サイクルは5000km程度ということで、今年は確実にそのサイクルに当たるはずだからだ。
で、現在4000km超えて、状況によってはそろそろ交換となっても良いはずなので、遅くとも5月のSSTR前にやってしまおうかと思っていたんだが、前回のリアタイヤ交換時にチェーンの張り調整を行った時に「まだちょっともったいなくね?」と。

obally.hatenablog.com

納車時の標準チェーンをそのまま使っている訳だが、正直そんなに伸びている感じがしない。もちろん、新車馴らしが終わった後に、いわゆる「初期伸び」に対応した張り調整を行ってから、大幅にチェーンアジャスターの目盛りが進んでいるようには感じられない。
一般的にはシールチェーンより伸びが早いといわれるノンシールチェーンでも実際はそうでもなくね?とも思ったが、よく考えたらチェーン清掃サイクルがものすごく短いことに気がついた。

obally.hatenablog.com

なんせ、林道ツーリングに行った帰りにほぼ毎回チェーン清掃している訳で、そんなもん競技車両と同じコンディションじゃねぇか、むしろ競技車両より負荷が少ない分さらに良好じゃねぇの? っていう。

「ドライブチェーンの伸び」はチェーンのコマ(ジョイント)が摩耗で擦れて細くなることで発生する。摩耗するというのはジョイントの潤滑性が落ちて摩擦が大きくなることで発生する訳で、頻繁に清掃(可動部の異物の除去)と注油(潤滑性の向上)を行っていれば結果的に摩耗が低減され、伸びにくくなる。

そもそもだが、ノンシールチェーンのバイクはZ50Jモンキー以来で、20年前の当時からすればノンシールチェーンもそれなりに高性能化していてもおかしくない。それに、モンキーは日常の足としてほぼ毎日、雨の日でもヘタすれば雪の日でも乗っていたのにチェーン清掃は月一回程度。これ比べればCT125はかなり良い状態でしか走っていないことになる。そりゃ大して伸びるわきゃねぇよな、と。

CT125をノンシールチェーンに変更したかったのは、今後泊まりも含めたロングツーリングの機会を増やそうとしているからだ。

現在は、林道ツーリングで泥だらけになるのでケルヒャーで下回りを洗浄、水をぶっ掛けているのでついでにチェーン清掃とグリスアップをしているだけ。走行後ほぼ毎回クリーニングをしているのは結果的にそうなっているにすぎない。連泊でツーリングに出ることを考えると、1日走って宿に到着したら毎回チェーン清掃なんかやってられず、さっと温泉入って晩酌するに決まっている。うごかしている限りチェーンルブが飛ぶ一方なノンシールチェーンに対して、ある程度ルブを保持できるシールチェーンであれば、意図的にクリーニングしない限りそれなりにノーメンテでいけるというのが利点な訳だから、毎回クリーニングする・しないに限らずシールチェーンの方が「持ち」という点では有利なはずだ。

で、どうせここまできたら、同じCT125のノンシールチェーンという条件でどこまで負荷をかけてやれば伸びやすいのか、というところが気になってくる。それなら連泊ツーリングとなるSSTR2023を現在のノンシールチェーンで走ってどうなるかを確認したい

ということで、シールチェーンへの交換は5月のSSTR2023参加およびその後のツーリングの後とした。ここまでチェーンに対して精神的な余裕があるのは、すでに交換のノンシールチェーンを確保しているから。タイヤ(GP-22)もそうだが、昨今はパーツの在庫が少ないことが多い。いざ必要となったときに在庫切れの可能性を考えると必須とわかっているパーツに関してはあらかじめストックしておいた方が無難だと思う。

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このQXチェーンはクリップ式だがプレート圧入併用式(セミクリップ式)で、プレート圧入工具(いわゆるチェーンカシメ工具で可能)を買うかどうかすこし迷っている。プレートの圧入だけなのでクランプなどで代用できるようなのだが、やはりしっかりした専用工具を使った方が確実性が高く失敗しづらいはずだ。特に自分の様な素人がやるのなら余計しっかりしたものの方が良い。今後のメンテナンスのためにはそっちの方が有用だしFirestormのチェーン交換にも使えるはずなので無駄になることはない1だろうが、やはりそれなりの値段がするのでまだ購入にためらいがある。

圧入工具を使うかクランプで代用するかはともかく、CT125のチェーン交換は先送りということで。


  1. 基本的にFirestormの重要構造部分はすべてお世話になっているショップに任せる方針なので、自分でチェーン交換する予定は無いが。