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ツーリング - SSTR2023計画(3)

この2日間、仕事で外出して料理店とか道の駅に大量にバイクが停まっている様子を見て、「ああ、世間一般ではGWなんだなぁ」と。
まぁ自分も明日からGWなんですがね。

SSTRシステム試用版

SSTR2023システムの試用版が開始した。

sstr.jp

競技中のスタート、立ち寄り地点の登録、ゴール登録などを行うためのものでメンバーシステムからアクセスできるようになっている。地点の登録にはブラウザの位置情報取得を使うのと、登録時に車両のオドメータの距離情報の登録が必要になる。本番で焦っている状態ではミスりかねないので一度はリハーサルしたほうが良いと思う。
自分も最寄りの道の駅で(バイクじゃ無くて車で)試してみたが、道の駅からどの程度の距離なら近隣ポイントと判定されるのかはなんともいえない。近くの道の駅までの距離がメートル単位で表示されていたが、道の駅の駐車場に入ったらまず確実に範囲内だろう。
入力するオドメータも最終的に距離の整合性が合わないと立ち寄り判定にならないようなので、入力時は落ち着いて行った方がいいだろう。まぁ「立ち寄りポイントではかならず休憩する」ぐらいの気分でいたほうがいいかもしれない。

この試用版は本戦期間前の5/18までしか使えないので、試すなら早めにどうぞ。

プラン1の詳細ルートを検討

さて、詳細ルートを調べよう。今回はツーリングサポーター のWeb版を使う。

自分がツーリングサポーターを使う最大の理由は「ルート条件に排気量指定が可能」というところだ。CT125なので 「51cc ~ 125cc」を指定することになるが、Firestormではあまり気にすることが無いためツーリングサポーターはもっぱらCT125占用となっている。たとえば今回調べてはじめて気がついたが、「のと里山道」は自動車専用道なので125cc以下のバイクの走行できないということ。
さらに「景色の良いルート」指定が可能。ただこれはあらかじめNAVITIMEサーバ側に登録済みの「景色の良いルート」を優先するというだけで、『海沿いを走りたい』とかそういう柔軟なルート選定は行われない。この辺りの費用対効果については率直に言えば「高すぎる」という感覚はあるが、他に無いのでいたしかたがない。
あと、ツーリングサポーターのルート保存機能には「公開」があって、他のユーザに一般公開されてしまうので注意が必要だ。実際、SSTRのルートを公開しているユーザも結構いる。まぁ公開非公開はルート保存時にわかりやすいのでみんな意図的に公開しているんだろうと思うが。

さて、基本的なながれは以下のような感じで進める。

  • スタート地点とゴール地点(千里浜さざなみドライブウェイ今浜口)を選択。出発時刻をおおよそスタートエントリーが終わって一息ついたぐらいの時間として5:00とする。
  • Google「マイマップ」上で概要ルートから立ち寄れそうな道の駅を選び、順番に「経由地」に追加していく。
  • 「指定道の駅」を含むような形で再設定。
  • 最後にルート検索ドン。

必要な合計立ち寄りポイントは15ポイント以上となっている。

  • 「指定道の駅」の立ち寄りは必須、3ポイント
  • その他道の駅は2ポイント
  • SA/PAは1ポイント
  • 特定の「岬」は3ポイント
  • 日毎に変わるシークレット(当日発表)の「びっくりボーナスポイント」は3ポイント

つまり、指定道の駅1カ所と通常道の駅 6カ所の合わせて7カ所の道の駅が条件達成可能な最小立ち寄り箇所ということになる。
125cc以下は自動車専用道路の走行は不可能だが、一般道側からSA/PAに入ることができるところもあるので一応候補として上げても問題ないだろう。ただし獲得できるのは1ポイントなので下道メインでは積極的に選択する理由は無い。
岬ポイントはスタート地点の時点で立ち寄れるかどうかが大幅に変わってくる。今回は考慮しない。
「びっくりボーナス」は当日に発表されるので事前予定に組み込んでおくことは不可能。予定ルートから近ければ積極的に立ち寄りたい。

んで、ツーリングサポーターのルート作成ではスタート・ゴール以外に設定できる経由地が最大8カ所となっている。今回の経由地として道の駅を指定する分(最小7カ所)にはギリギリ範囲内だが、中継地点を設定しない寄り道は難しいし、より多くのポイントを取得するために多めに立ち寄りたい場合に足りない。立ち寄り道の駅を余裕をもって多めに予定に組み込んでおけば、ルート途中に突発的な通行止めなどで大幅な遠回りが必要になるなど立ち寄りが困難な場合でもそこはパスして他で挽回できるということだ。

今回のファーストプランの個人的テーマは『海(湖含む)沿いを走りたい』だ。岐阜という「海無し県」生まれの自分としては海沿いルートというのはちょっと特別なイメージがある。琵琶湖沿いというのもあまり走った経験はなく、そのうち「ビワイチ」なんかもやってみたいところ。そんなこんなで今回は「可能な限り 琵琶湖東岸および、福井・石川の日本海沿い」を通るルートとなるのが以前に上げた「海沿い」ルートな訳。
で、このルート上からもっともアクセスしやすいと思われる「指定道の駅」が以下2カ所。

どちらも海沿いからすこし内陸部にあるため、ぴったり海沿いにならずどうしても遠回りを要求されることになる。

とまぁ、上記制限・条件を考慮した結果、ルートを前後2分割して検索。

距離的には合計400km強、おおよそ予想通り。「パークイン丹生ヶ丘」がおおよそ中間地点にあたるので前後半をここで分割した。前半に通常道の駅を7カ所と「パークイン丹生ヶ丘」で合計17ポイントとなり条件達成だが、後半に通常道の駅3カ所と「倶利伽羅塾」でさらに9ポイント。合計26ポイントを獲得できる。後半の方がどうしても道の駅の密度が落ちるので数が減ってしまうのは仕方が無いので可能な限り海沿いを走るように経由地を入れているが、前半に稼いでおけば余裕をもって後半の道の駅をスルーしてもいい。5時スタートで「パークイン丹生ヶ丘」までの前半だけで到着時刻は10時前と出ている。

ここにきてツーリングサポーターのもう一つの欠点。経由地での滞在時間を設定できない。ナビタイムのドライブサポーターでは経由地での滞在時間を設定できるのでより実際に近い到着時間を把握できるがツーリングサポーターではこれができない。これはWeb版だけでなくアプリ版でも同じで、「ドライブサポーターにできるのにツーリングサポーターにはできない」というところからツーリングサポーターはドライブサポーターの低機能版という印象を持ってしまう。なのにドライブサポーターを契約していてもツーリングサポーターは別アプリとして費用が掛かるというのが長年使い続けていていまいち腑に落ちない部分になる。

閑話休題

ともかく、後半の「パークイン丹生ヶ丘」を余裕をもって13時出発とすると今浜口到着は18過ぎということになり、ちょっと余裕が無い感じだ。この辺は実走時の状況次第だが、後半スタートをもうちょっと早めにして、さらに海沿いから内陸部に遠回りする「倶利伽羅塾」はやっぱりパスしてしまってもいいかな、と。

それから、石川県に入ってから海沿いの一般道がかなり少なくなってしまうのが気になる。海沿いの景観の良さそうな部分は北陸自動車道か「のと里山道」が通っていて、一般道があるかと思ったら自転車道だったりして完全な湾岸トレースはちょっと無理そうだ。

プラン2・・・

セカンドプランだが・・・まぁ、とりあえずいいか。
大幅なルート変更が必要になるとして、その前にファーストプランのリルートを考えるはず。そのときに同じプランニングをするのでそんときでいいか、と。

詳細といいつつやはりざっくり

とまぁこんな感じで自分なりの詳細ルートの検討をしてみたが、もっとキッチリとプランニングするなら・・・というか、他の人からすればこの程度のは相当なざっくりな計画だろう。 きっちりプランニングするってのは↓こういうのだ。

sstr.jp

「初心者向け」と書いてあるが、ぶっちゃけここまできっちりやる人はそんなに居ないのでは? 自分がここまでやるとするなら、かなりポイントを稼ぐための追い込みが必要になったときだろうか。SSTRは「ツーリングラリー」、つまりラリー競技であって競技として考えるならこういったことはありうるが、今のところそこまでポイントにこだわるつもりが無い。もちろん楽しみ方としてはアリだろう。趣味だろうがなんだろうが競技をきっちりやるってのは普通だし。これはこれ、それはそれ、ということで今年はざっくりプランのまま進める。

んで、ここまでプランニングしたところで、今度はスタート地点の状態が気になってくる。
今回スタート地点はストリートビューでチェックした程度で現地を実際に見ていない。あまりスタートでゴタゴタしたくないがために切り替えられるよう複数のスタート地点を保留のままにしているんだが、当日までまだすこし時間があるし一度現地をこの目で確認した方がいいかもしれない。

GWに岐阜の実家に戻ったときに、空いた時間で見に行ってみようかと。