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ガジェット - RICHO WG-7

コンデジの事忘れてた。
てことで久々にガジェットネタ。

(今更)コンデジの理由

最近、というかここ2~3年で写真を撮る機会が増えた。もちろんココの記事を書くためのもの。
これまでは普通にスマホ(TORQUE 5G)で撮影しているわけだが・・・

マクロ撮影

TORQUE 5Gに限らずだが、やっぱりスマホのカメラでマクロ撮影って結構厳しいものがあるな、と。
取れなくは無いものの、デジタルズームの限界は感じるので光学ズームのある専用機に分がある。もちろんマクロ撮影に対応したスマホもあるんだろうが、TORQUE 5Gが弱いからと言ってそのためだけに乗り換える気はしない。そもそもだけど、TORQUEシリーズって高性能カメラ云々が要求される機種じゃないだろうし、弱いと言っても世代を経てそれなりのカメラにアップグレードしていっているのは間違いないのでコレはコレで良いじゃん、と(でも撮影時の水準器表示は復活して欲しい)。

で、どうせマクロ云々を求めるならマクロ用リングライトの付いたリコーのWGシリーズみたいな奴が良い。

www.ricoh-imaging.co.jp

リコーの昔のWGシリーズは仕事で使っていたけど、マクロ(接写)が必要な時に重宝していた。もともとが現場向け指向で、CALSモード1とか当然のように付いている機種なんだが、建築土木だけじゃなくウチらの仕事(サーバ設置したりネットワークインフラ整備したり)でも、というかサーバ筐体やケーブルなどの設備に寄って撮影とか、室内照明のとどかないサーバラックの裏で撮影ってのはわりと普通にあるので2

ジオタグ

スマホで写真を撮っていて「これ結構便利やなぁ」というがジオタグ情報。
写真ファイルのEXIF情報に撮影時の緯度経度情報が一緒に保存される。写真ファイルを例えばカシミール3Dなどの地図アプリケーションに放り込んでやると撮影場所に写真をプロットしてくれる。Garmin Fortrex601で記録したトラックログカシミールに読み込ませ、そこにツーリングで撮影した写真をまとめてカシミールにD&Dすれば行動履歴とそれに対応した写真をひとまとめにすることができるため、後から記事を興すのも楽になる。

ジオタグ情報を記録するならカメラ側にGPSレシーバが装備されている必要があるが、最近はこれもわりと普通についているものらしい。

防水・防塵・耐衝撃は必須

まぁね、TORQUEシリーズを使い続けているような人間なら、最低限そうなるわけで。

仕事にも使う

今回は仕事でも使うことを考慮した。
というのは、普段あまり使わない→バッテリーのヘタリが早くなるという構図があって、これでバッテリーをダメにしたものがかなりある。以前使っていたコンデジや、局免失効してそのまま放置しているハンディ機(YAESU VX-3)のバッテリーパックがその最たる例。
で、へたらせないようにするためにはなるべく使う機会を増やすことが手っ取り早い。それなら仕事にも使えば良い、と。

RICHO WG-7

すでに挙げてしまっているが、ようはリコーのWG-7。

前機種WG-6の正当後継機とのことだが、WG-6のファームウェアアップデートバージョンにて現在実質はWG-7とほぼ同じものになっているらしい。それならWG-6の方が安いと思いきや、すでに市場から無くなっている。ハードウェア的にもほとんど違いが無いように見えるのでどっち買っても一緒だろ。

そもそもカメラ自体あまり知らないっていう

自分は光学機器関連に興味が無いのでカメラについて知識はほとんどない。
カメラ関連でいくと画質だけなく明るさとか画角とかいろいろあるようだけど、そこら辺は二の次で使い勝手中心になります。

CALSモードとか

よくあるご質問(デジタルカメラQ&A) / サポート情報 / デジタルカメラ | RICOH IMAGING

CALSモードについて教えてください。

建設 CALS に対応する電子納品に適した画質・サイズで撮影できるモードです。CALS モードにするには、モードダイヤルを [CALS] に合わせることで、即座に切り替えることができます。

CALSモードは、CALSモードだからといって解像度が固定されているわけではなく、モード切替ダイヤルに「CALS」とあるだけで解像度と画質など多少設定変更することは可能になっている(でなきゃ今後CALSの仕様が変わったときに対応できなくなるな)。
職場のデジカメ(CASIO EXLIM EX-ZS190)にはCALSモードはないが、仕事専用ということで互換設定されていた。この設定を見ながら設定を移して仕事用モードの設定終わり。

ただ、プリセットを弄るのなら「U1」「U2」というユーザプリセットモードがあるので、例えばCALSモードが無くてもこれを使えばいい、ということに後から気がつく。プリセットできる項目はCALSモードよりも多いので、「U1」「U2」はCALSモードの上位互換、CALSモードはあくまで「仕事用にCALSで使いたいときに一発切替で使える」モードということになる。それならCALSモード必須って訳では無かったなぁ・・・。

GPS・センサー類

GPSジオタグの付加だけでなく時刻補正もできる。もちろんちゃんと今時のGPSチップを使っているらしく、QZSS(みちびき)やGLONASSにも対応しているので、捕測速度は早めだし精度もわるくなさげ。特に市街地や山間部の谷間ではQZSSに対応しているアドバンテージは大きい。

あと、コンパスも内蔵されていて、撮影時の方角もEXIF情報に記録される。これもカシミール3Dに投入したときにアイコン(8方位)に表示される。 モーションセンサにより傾きが表示される。これはTORQUE 5Gで復活して欲しかった機能だがこっちに入ってるのはうれしい。

バッテリ

完全に「※個人の感想です」程度の認識だが、バッテリの持ちは悪くはないかな、と。
ラリーウィーク中のメイン撮影カメラとしてかなりの量の写真や動画を撮ったりしていたが、基本的に一日ギリギリ保たないぐらいだった。ラリーウィークの写真はほとんどがWG-7で撮影したものなので、動画も含めればその量はかなりになるが、それで一日の夕方にバッテリーが切れそうになる程度ってことは、普通の使い方なら一日は保つということになるのでこれで十分だろう。

動画フォーマットが「mov」

動画で思い出したが、WG-7というかリコーのカメラの動画フォーマットは「mov」しか対応していない。今時はカジュアルな動画なら「mp4」「m4a」あたりで良いんだが、リコーは昔からなぜか「mov」のみなんだよなぁ。デコーダのライセンスの問題だろうか。

obally.hatenablog.com

汎用性と後からの使い勝手の面で残しておくならmp4にエンコードしておく事になるが、毎度毎度エンコードすんのはそれなりに面倒い。アクションカムであるWG-M1を使わなくなったのも(バッテリがへたったのもあるが)エンコードの手間が嫌になったって側面は結構大きい。
動画ファイルは写真と同じようにDropboxのカメラアップロード機能で一括管理している。デジカメもスマホカメラも一緒くたにすべてが「Camera Upload」フォルダに撮影日時のファイル名で保存されるので過去の写真を時系列で追いやすいからのだが、これにmovからmp4への動画変換を絡めて再度「Camera Upload」フォルダに戻すのはそれなりに時間と手間がかかってしまう。マクロ・バッチ化すればいいんだけどな。
動画の変換には昔からクロスプラットフォームHandbrakeを使っているが、久々に今のバージョンを使ってみたらなんかUIが大きく変わって一括変換のやり方がよくわからなくなってしまった。

ま、動画を撮る機会はほとんど無いので、WG-7はビデオカメラでは無くあくまでスチルカメラとして使っていくことになるだろう。

周辺機器

といっても何か特に必要になりそうなものは特に無いはずだが・・・。

保護レンズ

コンデジってレンズシャッターがついているものが多く、つまりそのままポケットに突っ込んだりする前提があるからだろう。
レンズシャッター は電源連動で稼動するものなので、古くなったり故障で開かなくなったり逆に閉じなくなったりすることがある、というか会社のEXLIMはそうなってきている。その点で高耐久を謳うWGにはレンズシャッターは付いていないのは理解できる。
しかしカバー無しでそのままポケットやポーチに突っ込むのにはちょっとためらいがある。対物レンズ部分は凹んでいるのでそのまま平らな床に置いても接触しないだろうけど、ホコリが入り込むと取り除くのがちょっと面倒だろうなぁ、と。それにWG自体は防水だが、水に濡れると凹んでるレンズの周辺が拭き取りにくそう。潜ったりして水中に漬け込むならちゃんとクリーニングする前提で考えておくべきだが、ちょっとした雨ぐらいならサッと拭き取れるぐらいにはしておきたい。
レンズカバーは毎度外す必要があるので実は地味に面倒。一眼レフに慣れてる人ならいいのかもしれないが。

ということで、レンズカバーの代わりにカバーレンズ(?)を付けてみた。

ねじ込み式であくまで対物レンズの保護を目的とした物。ちょうどWG-7の側にも内ネジが切ってあってこれにフィットする。この内ネジはカメラ側にマクロ撮影用のスペーサをつけるためのものらしいのだが、径とネジピッチが合っていれば、別のアタッチメントを付けることもできるんだろう。「もしかして望遠レンズとかもある?」と思って探してみたが適合しそうなものは見つからなかった。
カバーレンズ内に水が入ったら外して乾燥させる必要があるが、きちんと締め込んでおけば水没させない限りそうそう水が入り込むことはなさそう。

めちゃくちゃ高い物でもないので「傷が付いても気にしなくていい」というあくまで使い捨て的な位置づけで考えておくことにした。

液晶保護シート

カバーレンズに付属しているのを気がつかず、オーバーレイブリリアントの適合商品を買ってしまった。

まぁ、定期的に張り替えるものなので、レンズ付属品はは取っておくことに。

ポーチ

現在は手持ちのザックはMOLLEプラットフォーム付きがメインになってきているので、カメラ用ポーチとしてイイ感じなサイズのMOLLE対応汎用ポーチを探した。MOLLE対応ならMOLLEプラットフォームに付けることはもちろん、単純にベルトに付けることもできる。

あくまで汎用ポーチなのでカメラ本体の保護パッドみたいなものは入っていないペラペラな感じのポーチ。ただ、このポーチのMOLLEストラップは取付け方が一般的なものと違う。取付けてしまえばまったく問題無いけど。

このカジュアル用とは別に、仕事で使うとき用として普通のコンデジポーチを購入。

こっちは鞄のなかにそのまま放り込んでおくためのもので、100均で買うつもりだったがピッタリなサイズのものが見つからなかったので近くの家電量販店で購入。一応クッション的なものは内部にあるのでラフに扱っても問題無い(そもそもが頑丈なカメラだし必要かと言われると要らんけど)。

ストラップ

WG-7にはストラップホールが上下の角と右下の3カ所、さらにベルトループまである。一眼レフみたいに上側2カ所で首から下げることもできるし、幅広のベルトでカラビナをつけてザックのベルトにぶら下げることも可能だが、今回は手持ち用のハンドストラップをパラコードで自作。

編み方はこちらを参照した。

kinryu.jp

なんか派手な感じのパラコードを使っているのは、鞄の中で見つけやすい・・・という理由を思いついたが、実際は『買ってみたけどほとんど使っていなかった在庫品があった』からだったりする。本体の色を赤色にしたのは見つけやすいからだが、ストラップなどで派手にできるのなら本体の色はどうでもよかったかな。

ストラップホールに直接通しているので手から滑って落としても切れないほどには頑丈だけど、状況によって付け替えができないのが不便。頑丈でイイ感じなホック類があれば良いんだけど。

(あんまよく解ってないけど)とりあえず使えている

カメラをよく知らないどころか、率直にカメラそのものに特に興味が沸かないので、画素数だとか明るさなどというデジカメの基本構成要素に関しては何も考えずに購入した。

生活の中でデジカメはスマホが代替するようになり、カメラに興味が無いのに一眼ではなくコンデジをわざわざ使うのはもう少数派だろう。もちろんちょっとした事ならスマホのカメラも使うには使うが、このブログでの物撮りとかツーリングの記録なんかは基本的にWG-7に移行することにする。
まぁそうなると必然的にInstagramとかTwitterへの写真は今後は減少するだろう。元々大してアップしているわけじゃないが、InstagramTwitterにアップするためにスマホで撮り直すとか、WG-7からスマホに転送するだとか面倒くさいので。


  1. CALSモードは建築土木で多く用いられるが、システム屋でも公共事業系は普通にあるのでCALSモードがあれば使います。
  2. 『ネズミがケーブル囓ってました』だとか『ここのポート未使用ってなってるけどなんかささってますが?』とか。