ランドスケープ表示で、特に左側を下にするゲームだと、握り込んだときに右手がスピーカーを覆ってしまい音が聞こえなくなることがある。同じくランドスケープでqwertyキー入力を行っている時にもなりやすい。
で、これ。
Pocketgames PDA秘宝館 - iPhone 3Gのスピーカをふさがない「SoundClip」
たかだかこれだけのモノが2000円弱なのは微妙だが、アイデアとしてはおもしろいので買ってみた。
Poketgamesの写真をみれば一目瞭然だけど、ほとんどのカバーは干渉するであろう形状。しかし自分が使っているAirJacketの薄さならなんとか入るんじゃないかとちょっとだけ期待していたんだが・・・
残念ながら微妙に干渉する。完全に本体と密着せず、爪のところがはまっていない。この状態でも効果はあるだろうが、はずれてしまうのが心配だ。
AirJacketと当たる部分はSoundClipの端っこの一部なので、ちょっと削ればなんとかなりそう。ダイヤモンドヤスリと耐水ペーパーで削ってみた。
案の定、削りすぎちゃったんですがね。iPhoneとSoundClipの間の白い所が削りすぎた隙間。まぁ「スピーカーをふさがないようカバーする」という本来の目的は達成できるはずだ。
で、肝心な性能についてだけど、スピーカーと手のひらの間に空間ができることによって、完全に覆ってしまっても音が消えることがなくなった。
ちなみにPoketgamesのレビューには「音量の増幅効果もあると書いてあるが、実感できない」とあるのではじめから期待していない。そもそもこの程度のフランジで増幅効果があるとは思えない。
気になるのが、SoundClipの爪の部分が緩いのか、はたまた俺が削ったためなのか、装着した状態で微妙にガタがある事。爪の部分をドライヤーで暖めながらすこし広げることでちょっとはマシになったが、完全にぴったりおさまらない。とりあえず脱落することはないのでここは妥協する。
SoundClipはDockコネクタのキャップのように装着する。つまりDockコネクタカバーとしての効果もある訳だ。AirJacketに付属品のゴムキャップやダイヤテックCapi!をつかっていたが、柔らかいので床に落としたときに紛失しやすい(音がしないから)。SoundClipほとの大きさと堅さなら、落としてもすぐにわかるし見つけやすい。もういっそコネクタカバーとして使っても良いんじゃないだろうか。
結論：SoundClipは優秀です（Dockコネクタカバーとして）
