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ツーリング - SSTR2023計画(1)

ここのところの寒暖差に体が追いつかない。土日は雨だし年度頭で仕事がバタバタしているのもあるが、精神的に結構シンドイ状態に。 動けない間はツーリング計画をたてて気を紛らわすに限る・・・って事で、SSTR2023 一ヶ月前ということもあり、エントリー後から今までの計画の流れをメモがてら書いておく。

あと、Firestormのバッテリーは充電器のケーブルがどっかに行って充電出来てないので先延ばし。これもさっさとやんないとなぁ。

大雑把なルート検討

大雑把なルートの検討にはGoogleマイマップを使う。

スタート・ゴール地点

スタート地点は最初から長島・四日市鈴鹿周辺と決めていた。単純に一番近場で、ある程度土地勘のある長島周辺を起点として、より日の出の見やすい三重方面というゆるい縛り、さらに前日入りのための宿の取りやすさ(四日市周辺ならビジネスホテルも多いだろう)も考慮している。
過去のSSTRの動画などを見ていると、おそらく「人気のスタート地点」などもあるはずで、あまりに混んでいるとスタートエントリーに時間が掛かる可能性があり、当日に柔軟に変更できるよう今回は確定はしない。
ゴール地点はもちろん千里浜なぎさドライブウェイ 今浜口だ。

チェックポイント - 道の駅

チェックポイントとなる道の駅を、通過地点になりそうなところからマップ上に片っ端から載せていく。
おおよそ「どこを通りたいか」については以前から考えていたので、そのルート上にかかりそうな範囲ということで三重県東部、岐阜県福井県富山県、石川県南部辺りを何も考えずにピックアップ。

道の駅の中には「1回はかならず寄らなければならない」という「指定道の駅」があるのでこれを赤色、それ以外を青色のアイコンとした。
こうしてみると道の駅の数は多いな。岐阜県が『道の駅過密県』なのは道の駅スタンプラリーをやってみて実感していたが・・・。

2ルートを選定

おおよそのスタート地点を四日市近辺として、以前より考えていた「海沿い」と「内陸部」の2本のルートをマップ上に引っ張る。

プラン1: 海沿い
プラン2: 内陸部
今回の本命は『海沿い』、通行止めなどで大幅なルート変更が必要になった場合は『内陸部』とする。

『海沿い』ルートは主に日本海沿いを通るルート。琵琶湖も『湖=うみ』ということで。琵琶湖に抜けるために鈴鹿峠を経由する。
『内陸部』は仮のルートとして岐阜福井県境の高倉峠(林道)を通るルートとしているが、これは本来は走ってみたいR417冠山峠やR157温見峠冬期閉鎖が検討時点ではいつ解除されるかはっきりしていないためだ。冬季閉鎖は開始日は明記されるが解除日は載っていない(雪解けの状態に左右されるため)。もちろん高倉峠も通行止めの可能性があり、その場合はR303八草峠(八草トンネル)か、さらには大きくルートを変えてR158荘川-五箇山ルートなどを選択する必要がでてくるかもしれない。だけどR158ルートやR41ルートなど日本海側へ抜ける王道ルートは今まで散々走っていて正直面白みがないので最悪のパターンとして取っておく。

『海沿い』にしろ『内陸部』にしろワインディングというお楽しみルートを入れたくなるのは性格上もうどうしようもない。めったに走ることがない海沿いルートならまだしも、いつもと同じような内陸部ならなおさらだ。

これらのルートに近しい道の駅に寄るように修正していけば、立ち寄れる道の駅の数とおおよその距離が判明する。素案段階では海沿いは360km、内陸部も320kmと大きな距離の差はなさそうだ。細かく道の駅に立ち寄るルートを設定すればさらに距離は伸びるだろう。

で、マイマップでの道のラインはゴムのように引っ張って線を引くことになるが、どうしても思い通りのラインにならない。今回はCT125なので自動車専用道路は通れないが、どうしても北陸道に沿った道に引っ張られたりしてしまうし、海岸沿いに引こうとしても無視して最短距離で結ぼうとしてしまうことがある。あくまで大雑把なルートの検討のためにしか使えないが、全体を俯瞰するのには十分使える。

宿泊の予約

さて、おおよその開始地点が決まったところで宿の予約をしなければ。どの宿を取るにしても「バイクは停められるか」を確認するために電話をいれることになる。

出発地

出発地の宿(5/19夜)については素泊まりでなるべく安く、バイクが停められ、チェックアウト時間が午前4時前後という早い時間でも可能な宿になる。この辺は予約サイトのじゃらんでざっと調べて、安い宿を四日市に見つけた。四日市市街地であれば長島や鈴鹿方面へ10km程度の距離になるのでちょうど良いだろう。早い時間の出立は釣り客などで結構多いらしい。漁港が多いからかも。

到着地

つぎにゴール後(5/20夜)の宿だが・・・

SSTRの参加者は追加エントリーも含めると10000台を超えている。すべての参加者が自分と同じ5/20(土)に出走することはなく、SSTR公式によると3700台だそうな。つまり通常の休日の宿泊客に加えて最低でも3700人が上乗せされ、さらに追加エントリーも加わり・・・

・・・ということに気がついたのが3月中盤に入ってから。つまり、宿の予約が取れない

まずじゃらんのような予約サイト経由で千里浜周辺の宿は全滅。予約自体を停止している宿もある。仕方が無いので羽咋市内から徐々に範囲を広げつつ、さらに予約サイトに出てこない民宿やビジネスホテルなど手当たり次第に直接電話をかけるという古典的な方法をとる。昔だとタウンページをめくりつつ探したものだが、今ならGoogleMapでターゲット地を表示した状態で「民宿」「ホテル」「旅館」などキーワードで検索すればその周辺の宿にピンが刺さる。便利になったなぁ、と。

何件か電話をしたが、「5月20日で」と日付を伝えると即座に『SSTRですか?』という反応が返ってきた宿もあった(もちろん満室)。もしかするとほとんどの宿はSSTRerで埋め尽くされているのかもしれない。
最終的に千里浜からおよそ10kmほど北上した羽咋郡志賀町の民宿を見つけたので即予約。1泊2食付きで到着したらなにも考える必要がない状態にしておいた。

今回はこんなに混むことを考えていなかったので完全に出遅れた形になった。最悪キャンプも考えたが、到着して疲れた状態で設営はしたくないし、なにより荷物を減らしたい、というかこの分だとキャンプ場も満員かもしれない。とりあえず宿を確保できたのでヨシとしよう。

アフターツーリング

で、せっかく能登半島の付け根まで行くのだから、翌日(5/21)は能登半島をツーリングしたい。次の日(5/22月曜)に有休を取って、ゆっくり帰ることにしよう。

海岸沿いを時計回りにぐるっと一周、能登島を回って和倉温泉に入ろう。これで280km、かなりのんびりペースにできる。帰りは能登半島の残りの部分(氷見)から富山に抜けて帰宅すれば能登半島周遊完了。
日曜日の夜ということで宿は予約サイトから大して無理なくとれた。前日・当日の宿が結構お安く収まったのでこの日ぐらいは多少予算を盛っても1泊2食でちょっと贅沢したいと思っていたが、ここでも結構安く収まることになった。

大枠はこれで

必須になってくる要素は一通り片付いたので一段落。今回この記事を書いたのは有休の申請が正式に下りたからだ。逆に言えば大枠の予定はもう変更できない。
元々が細かく計画をたてない主義なので、いつものツーリングならどれだけ綿密に計画してもここまでOK、あとは当日の気分でアドリブ・・・となるのだが、今回はルートについては立ち寄る道の駅など詳細をあらかじめ決めておいた方がいいだろう。どうせ通行止めなど前日・当日に変更しなければならない可能性は十分考えられる。最初ぐらいは脳内プレツーリングを楽しんでみるか。