パジェロミニは20年落ち、エンジンは好調でもさすがに至る所調子が悪くなってきている。
悪くなってきているといえばキーレスのリモコン。引き取った最初から調子が悪かったんだが完全に終わった模様。

最初から反応が悪かった

パジェロミニのワンボタン式のキーレスリモコン、引き取った当初からこの１本しかないのだけど、当日から「押しても反応しづらい」という状態だった。ボタンのゴムが破れており、今までのオーナーが爪で押し込みまくった結果だと思われる。スペアキーは作れば良いが、リモコンが１本しかないのはやっぱり不便。

で、ついに先日まったく反応しなくなった。以前は電池を交換して復帰していたので、「また電池か、にしては切れるのが早いな（１年前に交換）」ということで電池をいれようとバラしてみた。

バラしてみたら

電池を交換しても反応しないので、ゴムカバーに隠れている部分をみてみたら、

リモコンボタンのプッシュスイッチが基板から外れていた。面実装のプッシュスイッチだが、長年斜めから力を加えられたためか、周りの固定用のゴム？がボロボロになり、パターンからずれてしまっている。

面実装なのでボタンが基板に直接ハンダ付けされている訳だが、パターンから剥がれてかろうじて残っていた固定用のゴムでギリギリ保っていた模様。
「ボタンの反応が悪かった」というのは、その時点ですでにハンダが取れて中途半端に接点と接触していたからだろう。

うーん。

どうしたものか・・・

スイッチが外れているなら改めてハンダ付けしなおせば使えなくは無い気がする。が、面実装のハンダ付けってやったことがないのであまり自信はない。付け直す前にスイッチが生きているか確認して場合によっては交換になるが、この手の部品は小売りしてないことがおおいので、下手をするとロット購入となりまた使わない部品がが増えることに。

新しいリモコンを購入しようにもおそらく新品はもう手に入らないだろうな。型が同じなら中古で入手して再登録すれば使うことはできるらしいが、都合良く同じ物が中古で出回るかというとそれはもう時の運となる。

そもそも、ワンボタン式は好きじゃないので2ボタン式に変えられるなら変えてみたいが、車体側も交換が必要になりそう。あんまりこういうところに金をかけたくない。社外品のキーレスユニットもあるようだが、H56Aにどこまで使えるのかなんともいえない。

どうしたものか・・・。

とりあえずリモコンなし、つまりキーを挿して解錠・施錠を行っているが、やっぱりキーレスになれていると不便に感じるもんだな。まさに「無くなって判る有り難み」だ。