そういえば、1月末に入庫してからもう半年経過してましたよね、と。
半年どころかもう1年じゃねーか。そりゃ寒くなってるわけだ。
とりあえずしまっておいたハンドルカバー付けました。もう無いと寒すぎるのよ。こないだ雪降ったし。
もうちょいで走行距離2600km、「本格冬装備」以前にそろそろメンテしねぇとなぁ
スマホホルダー付けた
ロンツーしないので要らないなと思ってたが、チョイノリでもナビが欲しい時は結構あるなということで、
アストロプロダクツで売ってたバーハン用スマホホルダーが安かったので買ってみた。
今まで買った安いスマホホルダは、スマホをセットしていないとそれ自体がガタガタうるさいものばかりだった。街乗りだとスマホをセットせず走行することも多いので手持ちを付けたはいいが結局外してしまったけど、この製品はかなりマシな部類に入るので付けっぱなしにしている。上面に付けられる日除け(庇)も付属しているが長すぎてスクリーンに干渉する。そもそもスクリーンがあればかなりマシになるので取り付けずに一応トップケースに放り込んだままだ。
一応電源ケーブルを挿せる隙間が空いているので、ロンツー時はハンドルバーバッグを付けてそこに入れたモバイルバッテリーから給電も可能だ。
オイル
Honda Ultra 余り物スペシャルちゃんぽんブレンドに入れ替えてからいつも通りシビアコンディションに晒して半年。といっても近所の下駄だからまだ1000km程度しか走行していないが。
で、乗り続けてみて、明らかにギアの入りが良くなったと感じている。夏場なら冷間始動性も全然問題なかった。近所の下駄でも夏場限定なら10Wでも良いという認識だが、気温が下がって流石にそろそろ始動時に「硬いかな?」といった感じになってきた。
半年なので交換サイクル的にはもう普通に交換時期に入る。冬季なので次はやっぱり「5W-30」なんだろうな、ということで安いMA系オイルで「5W」のオイルが探したが良さそうなのが見つからない。値段だけで見ればモノタロウやホームセンターで見かける「10W-30」が1000円を切る価格で存在するが、「5W-30」だと今のところ一番安いのはUltra G1となり「結局これか」と。まぁUltra G1は1本ストックしてあるのでこれをつかっても良いし、CT125用にするつもりだったUltra G4(0W-30)も1本ストックしているのでいっそこっちを使ってもいいかもしれない。正直、実売2000円程度するG4をWaveに入れるのはもったいない気がしなくも無いが、かといって今のところCT125で冬に走る可能性はかなり低い。「もったいなくて使えない症候群」、いわゆる「エリクサー症候群」は自分の持病だが、オイルのように(未開封とはいえ)使わずに死蔵させるストック癖はそろそろ矯正していった方がいいかもしれん。
あと、Ultra G3の「交換時の余り分」はあるがこっちは来年に持ち越しか。春にCT125に入れた残りのAZ MEA-002(10W-40)の0.2Lもあるし、夏場用オイルとしてはある意味潤沢だな。
タンク容量の件
ここ最近は長距離を走らず近所のみなので、タンク容量の小ささが問題になることはない。 Waveの現在の実測平均燃費は 39km/L。短距離街乗りの燃費的には低い条件下で、キャブレター車とはいえカブ系としてはちょっと低めの数値かもしれない。これが気にならないのは、 そもそもが近距離用だからだし、多少距離を走るにしても今のところほとんど市街地を経由しているつまりGSを見つけやすい状況ばかりだからだ。
では、もし「Waveでロンツーしたい」となったらどうするか。もちろん「小まめに給油する」が最初にくるが、燃料計レッドまでの航続距離の短さだと結構頻繁にGSに立ち寄ることになる。昼間ならなんとかなるだろうが、夜間に距離を稼ぎたいとかって事も十分ありうるだろう。タンクを大容量のものに交換したり増槽を追加設置するほどのものではないし、頻度からしたらコストに見合わないだろう。
となれば、現実的な対処はこれだろう。
以前、CT125用に準備した1Lタイプはコンパクトだけど、実際投入できるの0.9L程度で本当の意味で「非常用」の扱いをしている。それでも平均50km/Lを記録するCT125なら、相当少なく見積もっても30kmは走行可能。
今回購入した3Lタイプは投入可能量は2Lとのこと。2LというのはWaveの満タンからレッドゾーン上部あたりの消費量とほぼ同一。つまり通常の一回分の給油をこれ1本分でまかなうことができる。走行距離的に言えば、この携行缶1つで78kmの走行が可能。
改めて考えてみたら、燃料計のE表示(赤ゾーン)で100km走行できないバイクなんだよな。タンク容量が3.7Lとしても実測燃費から最大航続距離は144km。
燃料計の表示が怪しい点も含めて、やはりツーリングバイクとしては結構致命的な欠点だと思う。
自分は自宅アパートと実家の実走行距離およそ150kmを走行距離のある程度の基準としているが、これに微妙に届くか届かないかというところ。FirestormもCT125も十分足りるし、パジェロミニならギリギリ往復までできるが、Waveは片道すらちょっと難しい。もちろん、39km/Lというのは「近所の下駄」という悪条件下での数値だから、ストップ&ゴーが少なくなるツーリングなら多少は距離が伸びるだろうが、そこを期待して大きく見積のはリスクが大きい。
なんだか解らんモノ:キャニスター
以前、リアショック交換のため外装を剥がしたついでにカバーの中を眺めていたら、いろいろ気になるものがみつけた。
カブ系ホンダ横型エンジンの知識は未だにモンキー(Z50J)あたりで止まっている。基本構造はまぁ大体いいとして、特に最近の環境対策関連(排気・吸気)の装置が解っていない。排気ならキャタライザぐらいはわかる(EXとマフラーの間についてる)が、吸気関連もなんかいろいろ複雑になってるっぽい。
Waveはキャブレタなので「FIとかと比べたら全然シンプルっしょ~」などと高をくくっていたが、カバーを開けたらわりと「なんぞコレ」状態になっていたりする。
今回、具体的に取り上げるのはコレなんだが。
これ。吸気系か燃料系なんだろうなとは思うけど、この時はなんなのかわからなかった。繋がってる先はキャブ、排気系、燃料タンクなどで、なんとなくブローバイ関連な気がした。
部品の名前がわからないので、似たようなものをCT125のパーツリストから探していたが、どうやら『キャニスター』っぽいな、と。
- ブローバイ:エンジンブロック内に流れ込んだ燃焼ガスの放出
- キャニスター:タンク等からのガソリン蒸気(燃焼前ガス)の排出を抑制する仕組み
ということで、どちらも排出ガス関連で近いけど正解じゃ無いって感じか? キャニスターは活性炭による浄化なので、これもいずれは交換が必要なパーツってことなんだろう。ただ、交換サイクルは短くはないっぽいし、似たような形のものであれば流用が効きそうなので今気にするところでは無いな。
この手のものでもっと交換サイクルが近いものだとエアクリーナーフィルターがあるが、Wave(JA392)の専用品ではないっぽいしなんとかなるだろう。
パーシャルでボコ付く件
春先に挙げていたパーシャルでボコ付くという話。
原因についてはまだはっきりとわからないものの、やっぱりタンクからキャブへの燃料の供給が追いついていないのでは?と。
- 上り坂で発生しがち
- ガソリン残量が(燃料計表示で)半分ぐらい以下で発生しがち
- 気温が低いと発生しがち
特に条件の1.と2.あたりが「燃料が送れてない?」の根拠になってくる。
Waveのキャブと燃料タンク、の位置関係でいけば、あまり高低差が無い位置にある。しかもなんなら一回下がってからちょっと上がってる感じ。
キャブレターよりも十分に高い位置に燃料タンクがあれば、ガソリンは重力に従ってキャブへ流れ込んでいく。上り坂で位置関係が変わったり、タンク内のガソリンが減って圧力が下がれば、キャブレター(のフロート)へ流れ込もうとするガソリンの勢いが落ちる。ガソリンが流れる圧力という意味ではガソリンタンクの底の形状にも関わってくると思うのでなんとも言えない(タンクの形状がいまいちはっきりしない)が、キャブの真上にタンクが存在するバイクとWaveでは状況が異なることは間違いない。
ただ、この位置関係はスタンダードなスーパーカブでもそんなに大きく変わらないように見えるので、それならばキャブ仕様のスーパーカブでも普通に発生していておかしくない問題な訳だ。
例えば、フットフロア下に燃料タンクがあるスクーターは、燃料ポンプが装備されていて、負圧か電力かでガソリンを送っているし、燃料供給量が多くなる大排気量バイクでもなんらかの燃料ポンプが使われているだろう。キャブレターの真上にタンクがあるバイク、ホンダ横型でいえば50ccのモンキーやジャズ・マグナ50とかならそもそも不要。
さらに、たとえばカスタム(ボアアップ・キャブレター変更等)されたシャリィでは同じような問題が発生しているという話を見かけた。大型のキャブに換装するとフューエルラインの形状的に供給がおいつかないみたいな。で、それってノーマルのシャリィでも発生しているのかどうか。ノーマルで問題が露呈しないなら、つまり当初設計以上に燃料が必要な状況になっている1だろうことが予想できる。
そもそも、Wave Alpha 110の仕地はベトナムやミャンマーで、元々の仕様想定条件とは変わっている可能性がある。あちらでは許容される状態であってもこっちの気候では発生するというのは十分考えられ、そうなるのはある程度織り込み済みだ。これがキャブセッティングでなんとかなるならやってみようかとは思うが、フューエルラインの構造上(位置)の問題だとすると、カスタムシャリィで実例のある「燃料ポンプを追加する」というちょっと面倒い方法を取る必要が出てくる。
まぁ、これってそんなに頻発している訳では無い(給油タイミング早めの運用)から今すぐに対応しなければ困るわけじゃ無い。今回とりあげたのは「目星は付いてるけどやろうとするとめんどくさそうなので保留」という意味のメモになる。
(本来の意味での)「フォグランプ」取付場所
ヘッドライトはLED化したことで(満足していないとはいえ)かなり明るくなったので、次は本当の意味でのフォグランプ(霧灯)だ。で、フォグランプをどこに付けるかが悩ましい。
- カウル・カバーなどに穴を開けない
- ヘッドライトより下になる
- 左右対称位置
これらの前提で考えると、思いのほか付けられる場所が限られてくる。
フロントバスケットやフロントキャリアを取り付けられるスクーター(含む以前の類似モデル)ならその取付場所が一番すなおに固定できる。ここにつけるなら左右別体のフォグランプではなくライトバーのようなタイプになるだろうが、このWaveにはそれがない。近い場所としてサイトカバーをフロントカバー内で固定しているネジがそれなんだろうけど、フロントカバーに穴を開ける必要があるので却下。近い位置として、フロントカバーの下側(裏側)からなんらかのステーを生やすというのも考えたが、頑丈でしっかりしたものをワンオフで作成する必要があり難易度が高い。
次にカブ系だとフロントフェンダーの固定ボルトと共締めするタイプを結構見かけるのでこれも考えたが、レッグガードとの距離がタイトでハンドルを切るとどう考えても干渉する。上手い具合に「逃げ」を作ろうにも、それすらも実現性は低いように思える。Waveのフロントフェンダーは「サス上」にあって収まりが良さそうだったんだがなぁ・・・。
いっそのこと、ウィンカーの下あたりに生やす、つまりハンドル回りに共締めすることも考えたが、やはり穴開けが必須になってくる。この位置だとフォグランプのハウジングが大きなものでは収まらないだろう。
もっとオーソドックスに考えれば、フロントフォークのアウターチューブに取り付けるというのが出てくる。
NM4やFirestormと同様にサス下に持ってくるのは、まぁオンロードバイクであれば許容範囲かと思ってたんだが、Waveのアウターチューブには強度向上のためか変なリブがあって、断面が円筒のパイプへ固定するステーのようなものを使おうとするとすんなり収まらない。
(ちなみに、CT125のアウターチューブも同様にリブが入っている。こっちはフォークより上やエンジンガードなど取り付けられる場所がいくらでもあるし、オフロードを走ることを考えるとサス下に付ける意味はまったく見いだせないが。)
ともかく、どこに付けようにも一手間二手間が必要になり、気軽にポン付けができない。暇があればフロントを眺めて考えているが、良いアイデアが思いつくまで保留。
灯火系電力の供給について
常時点灯させることが無いフォグランプは今までと同様にリレーを介した「バッ直」給電でいい。
それとは別に、ヘッドライト・テールランプ・メーター照明、つまり常時点灯系の給電についていろいろ調べたりしている。なぜかといえば、これらの常時点灯系は交流で、ヘッドライト以外もLEDに交換するとしたら直流化したほうが良いからだ。
が、この辺は結構複雑というか、書いていたらどんどん長くなってしまい今のところまとめ切れていないので、「いまんところそういうのがあるよ」というところで止めておく。
調べて考えていけばいくほど「結局どれがいちばん良い(あるいはマシな)状態になるのか」わからなくなってくる。
ぼちぼち調査しながら別記事にする予定だが、はたして答えは出るのか。そして無事LED化できるのか。
- 小泉構文か。↩