passive log strage

バイク , モバイルガジェット , アウトドア用品 , 腕時計 ・・・等。

Wave - 2ヶ月走ってみて(1)

1月末にやってきてから3月末まで2ヶ月間、近所をちょこまか走ったり、思い切って長距離走ってみて、気になるところがいくつか出てきてる。
どこまで対処するか(できるか)、あるいは許容する(諦める)かはまだ決めていない。
ただ、自分で対処できそうな部分についてはすこしづつでもやっていきたい。

長くなったので記事を2回に分ける。

※本Blogでは各部のパーツ名や用語については特に調べずに割と適当に呼称している(ツインクラッチ系カブエンジンでの「遠心クラッチ」と「チェンジクラッチ」とか)。本文内で可能な限り揺らぎが無いよう記述しているが、そもそもの呼称が間違っている可能性があるのでご容赦

エンジン

ギアとクラッチ

全体的にギアの入りがやっぱり渋い。これは慣らしが終わったりオイル変えたら改善する可能性十分あるかとは考えていたが、まだ熟れていない感じがある。

単純に「ギアの入り」そのものが問題というより「自動遠心クラッチの切れが悪い」という感じ。1速でパッと加速してすぐにブレーキをかけたりスロットルオフするとクラッチが切れずにエンストしそうになる。 ツインクラッチつまり自動遠心クラッチとチェンジクラッチがあるのでそれぞれ別問題になってくるはずで、以前行ったクラッチ調整で改善するものとはちょっと思えない。

obally.hatenablog.com

ただ、「そういえばCT125でもそういうのはあったなぁ」と。CT125では気がついたら問題なくなっていた。そこから考えれば、おそらく時間は掛かっても同じように少しづつ改善していくんじゃないかという期待はある。特に2回目のオイル交換後に(多少は)マシになったところがあるので、もうしばらくは我慢か。それでも改善しない(自動遠心クラッチのプレートの当たりが強すぎる)→自動遠心クラッチのスプリングが強すぎるあるいはクラッチプレートの摩擦が強すぎるということになるが、エンジン側のトルクとのバランスも関係してくるので、気軽に弄れる部分ではなさそうに思える。

チェンジペダル・ブレーキペダル

obally.hatenablog.com

ブレーキペダルについてはもう気にならなくなった。やっぱり慣れという要素は大きい。

シフトペダルのシフトダウンはつま先ででやや安定化。減速シフトはやっぱりカカトがやりやすいが、停止直前の3→2、2→1速へのダウンはつま先の方が安定する。
カカトだと完全にペダルから離しきらない状態での再踏み込みが起こりやすい。ペダルを踏んでから離す時にちょっと大げさ気味に、ポンとペダルから足が完全に離れるぐらいまでリリースしてやると確度が上がり、ヘタに素早くやろうとするとミスりやすい。この辺はやはりCT125でもあったが、ペダル位置の違いか収束は早かった。
「(カカトだと)ダウン側のペダルが上がりにくい」のはペダルの位置が関係してくるが、チェンジクラッチの「離れ」や「繋ぎ」の位置(通常のクラッチレバーにおいて「遠さ」とか「深さ」?とか表現できるアレ)についてはクラッチ調整で変わってくる可能性はある。

パーシャルでのボコ付き

長距離、というか長時間走行しているときに発生しがちな気になる現象がある。

60km、5000rpmあたり、スロットルパーシャルで走行中、不意にボコ付くことがある。長時間走行していると発生し始める、発生し始めると継続し、休憩すると一旦収まるが、しばらくするとまた発生する。
短距離走行ばかりの日常生活では気にならないが、先日の慣らしでの長距離走行だったりとか、ちょっと遠い(といっても幹線を30kmぐらい走ったところ)への買い物なんかで発生しがち。

2月ぐらいからちょいちょい発生(というか気がついた)しており・・・といっても常に発生するわけでは無いので原因の切り分けができていない。

原因究明のヒントになりそうなのが「ある程度の時間を走っていると発生する」という部分。特定の回転数で常に発生する訳ではない。

この手の原因は燃調つまりキャブセッティングが大方なんだろうな、とは思う。

現状の予想としてはこんな感じ。

  1. 走行初期、セッティングが合っていて問題なし
  2. 走行しつづけてキャブが冷える
  3. 最適なコンディションから状態が変わる

ここで書いている、「ボコ付く」というのは「燃料が送れてない」感じガス欠になりかけの時の感じだ。当然タンクのメインコックを確認してもOFFにはなってない(なってたらそこまで走れない)。燃料が薄くなっているとするとそのときにチョークを引けば安定するかもしれないが、走行しながらそれはちょっと危なっかしいし、逆に濃くなっているなら意味ないっていうか逆効果。

購入時にきっちりセッティングされていても、使用環境で影響されるのはキャブではどうしようもない。特にこの個体は(納車整備を行った)販売店は和歌山、こっちは高地で標高差がある。しかも寒冷地の冬ということで気温の違いもあるだろう。

上記の予想のとおりに気温の影響だとするなら、春に向けてあたたかくなったときにどうなるかで切り分けはできそうだ。長時間走行しなければ発生しない=日常用途では影響をうけにくいので、幸い乗るのに深刻な問題になっていない。春になって調子が悪くなければ、このままこの問題を忘れてしまう可能性もあるな・・・。

車体関連

レッグシールド

冬場で特に気になるところ。

個人的で率直な感覚として「もうちょっと広くても良かったのでは?」と。ビジバイ特有のエンジンブロックをくるぶしで挟み込むフットポジションもあってどうしても両脚が開き気味になる、にしてはもうちょっと横に広がってて欲しい。STDカブだともっと幅が広いんだろうか?
この点については(車種によりけりなので一概にはいえないものの)125スクーターの方が防風してくれてる気がする。PCXと比較したらあっちの方が広い、気がする。

もちろんCT125よりは全然マシなので・・・というか比べる意味が無い(CT125にそういうのを求めてない)・・・これはこれでそのままいく予定だが、「拡張レッグシールド」みたいなものも考えられなくはないので、気が向いたら自作を考えてみようと思う。

後付けスクリーン

obally.hatenablog.com

走行風でスクリーン自体が前後に揺れる(ブレる)ため、「バササササササ」という風切り音がする。特にスクリーンの上端が目線のちょっと下に位置するので気にならない訳ではない。
ステーやスクリーン本体がもっと強固で振動しなければ、またスクリーンの角度がもっと寝ていれば軽減されることは判ってはいる。この辺は値段相応ってことなんだろうな、と。一応、同じような固定方法でステーが強固(ミラー側では無くスクリーン側)な奴もあるようなのでそこらへんは追々ってところだろうか・・・その分値段も高いが。

もちろん、低いサイズに変えるとか、ましてや今更外すことは考えられない

タンク容量

長距離を走ってみて、タンク容量の少なさ(3.7L)はロンツーバイクとしては無しだな、と。

以前にも書いたが、大体満タンから 2L 消費で燃料計の下限まで落ちる。燃費が良くて 50km/L でも 100km 走行で燃料計の下限となり、それ以降は理論的には空になるまでおよそ 80km(つまり全容量で 180km )程度走れるはずというのは解ってはいる。長距離を走るなら、給油までに「余裕を持って180km、調子よければ200km」というのが今まで乗ってきた他の(ツーリング)バイクの普通の感覚なので、やっぱり不安感がある。街中ならともかくスタンドの少ない田舎を走るならなおさら。

やっぱり近場メインバイクと割り切って、それでも距離を走る場合は予備ガス缶は積んでおきたい。