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Wave - 燃料計の表示

元々は明日金曜日が休みの予定で、土曜と合わせて2連休のはずが、諸事情により今日休みになってしまった。2連休ならこの間みたいに富山に抜けてアストロ行ったり漫画喫茶で続きを読みたかったのに・・・。

ということで日帰りで回れる範囲で「気に道」のロケハンみたいなのも兼ねた実験としてWaveで走ってきた。
WaveじゃなくFirestormの冬眠明け作業でもCT125で林道でも良かったんだけど、天気予報で散々「黄砂に注意」だのなんだの言われてたらさすがにそっちはやる気がしなくなる。こういうときには洗車に気を遣うつもりが無い下駄車のWaveは気楽で良いよね。

Waveのフューエルメータの「下限」

Waveの、というか大概どの車種でも同じだろうけど、フューエルメータ(燃料計)はタンク内の容量の実体をそのまま反映している訳ではない。特に、タンクが満タンに近い状態や、ガス欠に近い状態だと、その残量を正確に表示できない。 イメージ図にするとこんな感じ。

ガソリンタンクと燃料計の相互関係

燃料計は基本的にガソリンタンクの真ん中あたりを表示する感じで、上限あたりや下限あたりはわりと大雑把な感じになることが多い。タンクを満タンにしてから実際に燃料計の針が下がり始めるのは結構走った後だったりする。上限だけではなく、燃料計の針が「Empty」を指してからからも結構走れるし、ガソリンを満タンにしても全容量からすると思いのほか入らなかったりするのはこの辺にある。フロートを使って検出している構造上しかたがないんだが。
で、低価格な原付やら小排気量のバイクはこの傾向が高い気がするんだが、特に下限側についてはかなり余裕を持たせた設定になっているため、「タンク容量にしては走れない」みたいな感じになる。NM4ではこれが大きすぎて結構不満があった。

Waveでは今のところ、全容量3.7Lのうち2.5L程度消費したところで、赤い表示の下端ぐらいになっていたところまでは解っている。

それでは、燃料計の針が指せる一番下はどこらへんなのだろうか? 物理的な一番下、針がこれ以上落ちないようにするストッパーはあるが、これがそのまま表示できる下端とは限らない。これはあくまで「燃料計の針が稼動できる物理的な下限」であって、「タンク内のフロートから送ってくる信号(抵抗値)の下限」ではないからだ。

そうだ、ガス欠させて(?)みよう

燃料計というシステムとしての表示できる下限はどこかを確認したいなら、もう「実際に燃料計を空にする」のが手っ取り早い。つまりガス欠するまで走れば良い
1Lの予備ガス缶があるので、ガス欠してもここ(全容量が1Lなので実質0.95L程度)から入れれば低く見積もっても30kmは走れるはずなので、近場であれば一番近いスタンドにたどり着けるだろう。今日は平日なので「日曜定休でスタンドが開いてない」みたいな可能性は低い。毎回満タン法で燃費を計っているが、今回については例外と言うことで。

そんなこんなで、ある程度日常使用で走った状態から、往復100km程度を見込んで走ってきた。

まだなんとか桜は残っていたので良かったが、やっぱり黄砂が、ね・・・

実験失敗

ところがですね・・・なんやかんやで遠回りして走ってたつもりが、結局ガス欠せずに自宅近くのスタンドまで帰れてしまいまして・・・。

スタンドで給油する直前の燃料計の状態がこちら。

Emptyを示す赤い帯の下端にきた辺りで「そろそろか」と帰り始めたんだけど、赤帯の下端と「E」の文字のちょうど中間ぐらいに針が来た辺りで、この位置からほとんど動かないまま20km近く走ってしまった。今回のルートでは平坦はほとんどなくて、結構登り下りがあったため燃料計の針の下がり方は一定ではなかったものの、帰り道はほぼ平坦だったので車体の上下の影響はうけていないはず。となると、やはりこの辺が燃料計として指し示すことが出来る下限なんじゃ無いかと思う。
これで満タンまで入れると・・・。

全容量 3.7L に 2.81L 入ったということは、残っていたのは 0.89 L。まだまだ残ってたなぁ。前回の給油時からの走行距離は139 kmで燃費は49.5km/L。結局距離も走れてないし、燃費がいつもより上がってて良かった・・・じゃなくて今回は燃費の良さは関係ねぇんだよ。

これ、このまま給油せずガス欠するまで走ったとして、燃料計の動きはどうなってたんだろうか?

  1. 針はこの位置のままガス欠する・・・『結局ここが最底辺だったんだ』説。
  2. 針はまだじわじわ下がっていく・・・『まだだ!まだ終わらんぞ!』説。

うーん・・・知りたいような知らなくても良いというかだからなんだ?っていうか。

ここまで針が落ちてきて、この残り方を考えると、たとえさらに下がるとしたって、下がる速度はそうとうゆっくりになるように思える。となると、『この位置なら0.3L残ってるからあと10kmぐらい走れる!』とかこの燃料計からそんな解像度の高い情報を得られるとは思えないんだよなぁ。それなら赤帯の下限まできたらさっさとスタンド探すとか予備缶から補充してしまった方が走行計画が立てやすい。っていうかそもそもWaveでロンツーする前提が無いんだから、そういうこと考えず『気がついたら給油』でいいんじゃないか、と。

まぁ、今後余裕があって気が向いたらやってみることにします。