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Wave - 散歩したりオイル交換(1回目)したり

クラッチ調整

慣らし走行の距離を稼ぐため、軽く散歩してくる・・・の前にクラッチ調整を試す。

obally.hatenablog.com

CT125と同じツインクラッチのエンジンなので基本的にはやることは同じのはず。
Wave Alpha 110(JA39E)とほとんど変わらないと予想されるJA10でクラッチ調整方法を丁寧に解説している記事をみつけた。

momomhf.doorblog.jp

こちらの方が調整方法を一枚の画像にしてくれているので、手元に保存して利用させていただいた。これ保存版やで。
JA10Eは戻し量がCT125(JA55E)と同じ1/8回転とのことだが、もしかしてカブ系は全部同じか? 画像と同じように、クラッチスピンドルの位置をマスキングテープでマークした上でやってみた。

↑調整前

↑調整後

かなり変わっている。時計回り方向に125度ずれた。この状態でガソスタまで走ったら前よりシフトダウンは入りやすくなっているので、やっぱり初期状態が詰めたセッティングだったということだろう。この時点でまだ80kmなので、この先こなれてきたらまた変わる可能性があるので、慣らしが終わったタイミングで再調整か。

燃料計

で、納車から近場をちまちま走ってやっと燃料系の針がEの赤の下限あたりにきたので給油してきた。

納車時はODOは3km、この時点で手元の予備タンクから満タン給油しているので、純粋に満タンから消費した分の満タン法での計測となる。
Waveの燃料タンクはマニュアルによると3.7L。この写真の状態で満タンまで2.52L入った。赤の下限の下にさらに針が振れるスペースがあるが、針は赤いところの下からほんの少し上にあるので、赤いところの下限はおそらく2.7L消費したぐらいだと思われる。ってことは赤いところまでで残りはおよそ1L程度か。
ホンダ車はエンプティ表示がでてからおよそ50km程度走れる程度の残りらしいので、50km/L程度のカタログ燃費とすれば、残り1Lというのは割と説得力がある。

燃料計の表示が気になっていたのは、航続距離との兼ね合いがあるから。タンク容量が3.7Lと小さいWaveで積極的にロンツーに出る気にはならないが、トリップメーターの無い車種なので燃料計の表示と残容量の関係ははっきりさせておきたかった。これは日常使いでも大きく影響してくる。

ちなみに、給油時点で(満タンから)95kmなので燃費は37.7km/L、かなり悪い燃費になっているように見えるが、慣らし中だったり短距離の繰り返しという事を考えると妥当な数値だと思う。慣らしが終わってからツーリングペースであれば少なくとも45km/L程度には伸びるはずだが、それでもエンプティまで120km程度となる。安心して走るならやはり100km毎の給油がデフォと考えておくのが安パイだろう。やっぱりロンツーではここまで頻繁な給油はしたくない。

散歩

ということで100kmほど走ってきた。

『なーんか視界悪いなぁやっぱりロングスクリーンだとしゃーないかー』

・・・と思ってたらスクリーンの保護フィルムを剥がしていなかっただけっていう。

今回の「散歩」でGPSロガーを使うため、CT125に付けているのと同じ腕時計ホルダを付けた。土地勘のある所しか走らなかったでスマホホルダーは付けていない。

晴れているとはいえ、気温は5度以下、低いところで-3度。体は着込んできたので大丈夫だし、やっぱりロングスクリーンの効果はデカい。ただし、足先と手先はどうしても冷たくなる。ハンドルカバーは短距離では十分で下駄程度なら中にグローブも必要ないが、それなりの距離を走るとやっぱり足らない。あとつま先はもうどうしようもない。Waveはレッグガードがあるとはいえ、スーパーカブほど横に広くない。レッグガードを拡張するようなカスタムをちょっと考えてしまう。まぁ来シーズンまでの計画に入れておこう。

帰宅して、現在ODOは197kmで燃料計の針は赤いところの上端ぐらい。回転数を5000rpm(100km越えてからは6000rpm)まで押さえているのもあるが、数値は出てなくてもやはりツーリングペースだと燃費はちょっとは伸びるのがよくわかる。

オイル交換(1回目)

ODO 150kmを越えたので、宣言どおり早めのオイル交換を行う。

こまめにオイルチェックをしていたので前から気になっていたが、少しオイルが乳化が見られる。短距離の走行を繰り返していると1どうしてもこうなりがちだが、抜いたオイルまでこういう状態になってなければいいんだが。

アンダーガードが無いのでオイルドレンへのアクセスは楽だが、右側にエキパイが通っているのでドレンボルトの脱着は左からだな。

抜けてきたオイルは(写真だと解りづらいが)なんか黄色みが強いというか緑っぽい感じ。部分的に乳化しているようではあるが、そういったのカラーリングとはちょっと違う。あまり見たことないオイルの銘柄か。
オイルの状態は悪くない・・・というかちょっと状態が良すぎる。まだ200km程度とはいえもうちょっと黒っぽく汚れてても良いのでは? とはいえ、いつものオイルの色と元々の色が違うっぽいのでなんとも判断しがたい。見た感じ、慣らし後のオイルにありがちな鉄粉キラキラが全然無いので慣らしは全然進んでいないんじゃ?やっぱり200kmは早すぎたかもしれないし、そもそも最初から入っていたオイルの洗浄性能が低い可能性もある。

今回でドレンボルトをマグネット付きに変更。今回はZETAを選択。普段見えない場所なんでカラーは何でも良いんだが、どうせならということでWaveの差し色に決めたブルー。ドレンワッシャも十分ストックしてあるいつもの奴。マグネットで拾えるような鉄粉はまだこれから落ちてくると思うのでいきなり本領発揮してもらうことになる。

交換するオイルはこちらの2品をご用意しております。5W-30半合成のUltra G1と0W-30全合成のUltra G4
低温環境化で使うことを考えてG4を用意・・・というのは嘘で、元々CT125のシビア環境下を見越してストックしていたもの。G1は近所のホームセンターで普通に購入。
一応、短距離メインのWaveの通常使用オイルはG1のつもりでいるが、今時期の低温環境を考えると0WのG4もありかと。ただ、HondaのUltraの紹介ページではG1は「通勤・通学・寒冷地」が☆4なのに対してG4は☆3G1を推してるという事実を考慮すると、冬場でもG1の方が適正が高いのではないか、ということでG1入りま~す。

マニュアル・・・GoogleLensがベトナム語でも翻訳可能なことに気がついてこれ活用中・・・によると交換時オイル容量は0.8L。JA55Eよりも0.1L多いのね。

少し多めで入れたつもりが、アッパー上限ギリギリになってしまったが、まぁ少ないよりかなりマシか。CT125ではオイル量が多めだと結構動きの重さを感じたが、オイルの柔らかさもあってかこのエンジンはそこまでシビアではない模様。

およそ200kmで初回のオイル交換ということで、次回はもうすこし長めの距離で交換する予定。300km後(ODOで500km)が最短、長くても500km後(ODO 700km)ぐらい。慣らしペースを維持するが、すこしづつ負荷を上げていく。

  • 100kmまでは5000rpm(メータ読み60km4速)
  • 100km以降は6000rpm(タコメータ確認)を300kmぐらいまで
  • その後7000rpmをオイル交換まで

さすがにそこまでくれば慣らしとしては終わるだろうと。

余談

Waveのオイル交換の片手間で、久々にCT125のエンジンをかけてチェーンへの「追い注油」をしてたんだが・・・。
いや、CT125って本当に静かだよなぁ、と。Waveの産地ベトナムは環境規制が緩め(EURO2)と同時に騒音規制も緩いんだろうが、CT125の排気音からしたらWaveは「なんかリプレイスマフラー付けてる?」って感じがする。


  1. オイルの乳化=空気中の水分がオイルと反応してクリーム状(コーヒーゼリーのクリープみたい)になる。エンジンが暖まる⇒冷える際の結露でエンジン内に水が入ることで発生するが、短距離走行⇒エンジンの長時間停止という下駄使用だと発生しやすい。