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バイク , モバイルガジェット , アウトドア用品 , 腕時計 ・・・等。

特定用途向けに買った時計等

以下は明確に「必要だから買った」時計。
SEIKO以外ばかりだが、これは偶然だ。

CITIZEN Q&Q SOLARMATE HG00-205

(写真無し)

  • 何の変哲も無いビジネス向け。
  • ブラックダイヤル
  • デイト(日)表示。
  • ソーラー電波時計(デュアルバンド)。
  • 購入日不明(SEIKO SSC419P1よりは前)、購入店不明(どこかの家電量販店だったような)、9,800円 で購入。

仕事用。もう何の変哲も無い仕事用。

一般的に「仕事で時計が必要」となったらとりあえずこれがあれば十分な感じがする時計。「ザ・オーソドックス」。スーツでも作業着でもとりあえず大丈夫。しかも安い。今時電波ソーラーが1万円以下で買えるなんて、良い時代になったね。そして電波時計について過度な期待はしなくなった、ある非常に有意義な一本でもある。

人生初メタルストラップ。理由としては「仕事中に外すから」

自分は、普段は仕事中に腕時計をつけない。
仕事中、特にデスクワーク中=集中してPCのキーボード叩くときには時計を外している。世の中にはPCのキーボード打つときにも時計をしたままな人は居るようだが、自分は短時間ならともかく、長時間だとうっとおしくなってしまってダメだ。
で、外した時計はどうするか。まぁ机の上に置いときますわね。
腕に時計を着けていなければ、時間はどこを見るか。自分のPCであればPCのデスクトップアクセサリを見るし、自分の机の上には置き時計がある。

では、出先(客先)で作業中(サーバの設定やら顧客のPCを触るとき)には?

つまり、

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現物が無いのでSSC417P1が代役

↑こうしたい。
レザーバンドに換えたファイブを着けていったこともあるが、レザーバンドやNATOストラップだとこれはできない。よってメタルになったという訳。 巻きブレスで安っぽいといえば安っぽいもののこれ自体が軽く、着け心地は良かった。ケースも含めてSEIKO 5にもよく使われる物らしく、「価格帯的に納得」ってところだろうか。

電波ソーラーだが、ソーラーについてはともかく、電波補正は怪しい感じが否めない。

  1. 合ってる。
  2. 時間だけきっちり1時間 早い/遅い(でも分秒は合ってる)ときがある。
  3. 一日遅れる(でも時分秒は合ってる)ときもある。
  4. かと思えば完全に狂ってることもある。

同じ環境でもうまくいったりいかなかったり、完全にダメかというとそうではなさそうなところがなんかこう、気持ち悪い。

(考察を書き始めると長くなるのでザックリ)電波時計の「電波」つまり「JJY」は長波であり飛距離は長いが帯域が狭く、「わりと長時間じっくりキッチリ受信していないと全部データを受け取れない」。 一分間のうちにデータをキッチリ受け取れないと、次回のサイクルで再取得する必要があったりする(この辺は時計によっていろいろあるらしく、何回か受信することでうまく補正をかけるやつもあるみたいだが)
電波時計の説明書に「補正時は移動しないで」とか「向きを変えないで」みたいなことが書いてあるのはそこら辺に理由がある。さらにノイズの問題。
この時計の場合、JJYから受け取り損なった場合に不完全なデータを部分的に“だけ”反映しているような挙動に見える。

というか、JJY受信環境に関して名古屋の自室は最悪だったりする。

  • 名古屋なので「西日本」「東日本」の中間なのでどちらも拾えるはずだが、逆に言えばどちらも弱い。
  • 窓(ベランダ)は東向き。その東側にも別のマンションが立っていて、「JJYの回折波マジ頑張れ!」
  • そしてなにより安心の鉄筋コンクリート。玄関のドアはもちろん金属製。開けているのはベランダだけなので「茶筒」状態。
  • 自室は7階でそれなのでまだマシ。事務所は四方障害物だらけで地上2階。おまけに機器満載でノイズは・・・
  • 一番良い環境ってどこだろうと考えたが、開けた駐車場に停めた車のダッシュボードの上だった「防犯対策的にそれマジやめろ」

そんなこんなで、電波補正については期待せず、手動で時刻合わせをしている。なんだかなぁ、と。
電波ソーラーは初めてでは無く、学生時代に1本持っていた。が、精度についてはやはり新しい物の方が良い。良いといってもこの状況なので、電波状況の良い状態が解っていれば動かさずに使える置き時計はともかく、特に身につけて移動する電波腕時計には期待を持たなくなった。

まぁ、このモデルはすでに廃盤で新しいモデルに置き換わっている。新しい物の方がこういった処理については洗練されているはずなので、買うなら新しいものだろう。買わないけど

CASIO G-SHOCK GRAVITYMASTER GA-1000-1AJF

(写真無し)

  • 頑丈さは言わずもがな(イメージだが)
  • アナデジ
  • ツインセンサー(コンパス・温度)
  • LEDライト
  • ワールドタイム、アラーム
  • 電池式クオーツ
  • Amazon.co.jpにて2013年11月 19,800円で購入

工事現場からアウトドア、果ては戦場まで。その手のヘヴィーデューティーが要求される場所へなら、どこに着けていっても恥ずかしくない時計、それはG-SHOCK

Q&Qはデスク仕事の現場(要するに客先対応)用だが、泥や雨や砂や金属くずや火の粉やセメント粉(これがなかなか落ちにくいんだ)が舞飛ぶ現場1には着けていきたくない。
ということで、現場仕事用として購入。電波ソーラーでないあたり自分も学習している。というか、このシリーズで電波ソーラーは一気に実売5万台にまで上がる(購入当時)ため、手が出せなかっただけだが。

G-SHOCKの中でも明確にこのシリーズを選んだのは理由がある。「コンパスが欲しかったから」

現場仕事上、方位をさっと確認したいときがある。方位といっても厳密な方位を知る必要は無い(必要なときにはオリエンテーリングコンパスを持ち出す)が、「北西」「南南東」ぐらいはサッと知りたいことがある。自慢じゃ無いが方向感覚に自信がある方では無い。もちろんスマホを持って行かない訳じゃ無いが、いちいち取り出すのはめんどくさい。
このシリーズはボタン一発でコンパスモードになり、秒針が磁北を指す。コンパスモードで秒針が磁北にむけて「ジリジリ」と動く様子は見てて結構楽しい(バッテリーの無駄)

デジタル部はお世辞にも見やすいとは言えない。反転液晶はぱっと見は格好いいが、デジアナのように表示領域が狭い場合はケースの縁の陰に隠れやすいし、針で隠れてしまうこともある。

LEDバックライトは紫外線(ブラックライト)を使っているようだ。バックライトボタンを押すとダイヤルの横から紫外線が照射され、蓄光インデックスと針を照らすことでバックライト替わりになる。一旦照射するとしばらく持続するし、日光などで蓄光していればそのまま暗闇でも視認できるのはなかなか上手いアイデアだと思う。
ただし、針の位置によっては紫外線の陰になって照射が行き渡らない部分が出てくるので補助的な物と考えておいた方が良いだろう。

タイマー?ストップウオッチ?アラーム?・・・使わねぇなぁ

CASIO AQ-S800W-1B2

(写真無し)

  • チープじゃ無いチプカシ
  • アナデジ
  • LEDライトは液晶部分だけ
  • ワールドタイム、アラーム
  • ソーラークオーツ
  • Amazon.co.jpにて2014年11月 4,250円で購入

とある現場作業の出張の数日前、準備中にGRAVITYMASTER の電池が切れていたことに気がつく。これだからソーラーじゃないクオーツは・・・。

さて、どうしたものか。
Q&Qはデスク仕事(の外出用)である。現場仕事のある今回は付けたくない。
電池交換に出したら戻ってくるまで何日かかるかわからない2

「時計の電池が切れたなら、新しい時計を買えば良いじゃ無い」

というマリー・アントワネットみたいなことを思いつくあたり、今から考えればどうにか3している。
そして「ならチプカシでも買ってみるか」ってなもんである。ただし、この時の自分の「チプカシ」のイメージは「安い時計」程度で「2000円以下」みたいな明確な定義は知らない。安易に5000円以下の「チープじゃ無いカシ」に手を出した訳だ。いやそれでも十分安いと思うが・・・。Amazonで近くのコンビニ受け取りで2日後に届き、無事出張には間に合った。
そして「あれ?やっぱりソーラーの方が良くね?」と少し思ったり思わなかったり。

この時計のアナログには秒針が無い。デジタル側の表示モードでいくつかパターンが選択できるが、通常は「日付+秒」表示にしていた(他にもいくつかモードが選べる)。 いわゆる「アナデジ(デジアナ?)」の構造はよく分からないが、デジタル側とアナログ側で時刻が不一致になることがある。時刻合わせはデジタル表示側で行い、設定完了するとその時刻にアナログの針が動くので、時刻自体はデジタル側が主でアナログ側の動きは独立させ、常に同期させていない可能性がある。(もしかするとGA-1000-1AJFも同じなのかもしれないが、目に見えて遅れたことが無いので解らない)

付属のウレタンバンドは値段なりにショボく(というか速攻千切れた)、バンビのバックル式ナイロンバンドに付け替えた。ついでに余っていた腕時計用のリストコンパスをつけて、「機能的にはGRAVITYMASTER と同等だ!」と自分に言い聞かせて現場で砂だらけ泥だらけセメント粉だらけになったが、なんやかんやでまだ動いているところは流石「チプカシチープじゃ無いカシ」だと思う。むしろGRAVITYMASTER を現場に着けていくのが惜しくなってしまい、スタメンがこっちに移るという本末転倒っぷり。

すべて仕事用

今回上げた3本はすべて仕事で必要になったために購入し、現在は名古屋の事務所の自分の机の上に放置保存してある。よって手元に無いので写真は無い。

春の業務再編で今後自分が現場にでることが完全に無くなったため、必然的に GRAVITYMASTER と「チープじゃ無いカシ」の出番が無くなってしまった。

Q&Qについてはこちらでのデスクワーク用にと思ったが、今ではいろいろあって Q&Qの用途を包括できる時計が手元にある(前フリ)ため、やっぱり出番が無い、というか補正が怪しいのであまり使いたくない。

GRAVITYMASTER については、まぁそこはG-SHOCKではあるので、バックアップとして持ってくるか名古屋の自室あるいは実家で待機状態だろうか。

「チープじゃ無いカシ」については最悪壊れてもいいのでサバゲ用にと思っていたが、最近ではサバゲもスピードシューティングすらご無沙汰なので使い道が思いつかない。保管するにしてもソーラーなところが引っかかる。引出にしまい込めないのよね。


  1. 『工事現場って何だよ、お前ソフト屋じゃねぇのかよ』という突っ込みが入りそうな気がしたので先回りして書いておくが『いやぁちょっとそこら辺色々と複雑でしてねぇ』・・・俺の職種はソフト屋だが会社本体の業種は(以下略、仕事のことはあまりココでは書きたくないのでお察し)

  2. メーカー送りで3週間かかった。

  3. 実際この頃は色々と疲弊してた。