DM200を使い続けて5年、ハードウェア的に結構ガタが来はじめてきたので、ついに機種変更することにした。
5年使って
現在のところの問題点
- ヒンジが緩くなってきた
- なにかのパーツが割れて、筐体を振ると中でカラカラ音がする
毎日使っているためかバッテリーもほとんどヘタっていないし、使い方も変わっていない。使い勝手はもう完全に問題なく、ハードウェア的な耐久度の問題に集約される。
中のカラカラ音がいつから発生しているのかは覚えていないが、東京で通勤してたころに気がついたような。強い力で押しつけたか何かで、ヒンジのプラパーツが割れたものと思われる。その後、多少強度のあるカバーに買い換えたが、ヒンジが緩くなってガタが酷くなった。
現時点で使用自体に問題はないが、過去にはLCDと基板を繋ぐフレキで問題が発生する事例があるようなので、この部分に起因するトラブルが怖い。
そろそろDM200を機種変更したい。
結局・・・
・・・同じ機種に買い換えることを機種変更っていうンすかね?
いや、ずっとPOMERAを使い続けて、正直なところ今更運用方法を変更する気にならないんですわ。
DM200自体の使い勝手は自分に合っているので、次期モデルでハードウェア的な強度が上がってくれたら即座に買い換え予定だった。
まさかとは思ったが、マジだった
— obally (@obally) 2022年2月2日
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RT @futafi_namu 前々から欲しいなと思ってたキングジムのPomera、新型のDM250が出るということを発見した pic.twitter.com/3v7UOC9msC
「DM250」の技適情報が上がっていたようなので春まで我慢して使っていたが、2022/04/26時点で結局後継モデルの情報が出てきていない。
これを機にChromeBookやUMPCなど他のプラットフォームに移行することも多少は考慮したが、DM200のような使い勝手になるかと考えると正直微妙。
もちろん GPD MicroPC のようなUMPCはそれはそれで使いどころがある(ので実際平行して使っている)のだが、POMERAとは明らかに使い方のレイヤが違う。
ということで、もう一台DM200を購入して新しい方を常用することにした。
古い方は一度分解してヒンジの確認をしておきたいが、その後は部品取りか、あるいは(WSL2でPC上で気軽にLinuxコンソールを使うことができるようになったので)個人的に需要が減って使わなくなっている DM200 on Linux 専用機にするとか?
後継モデルはやっぱり出ないんですかね?
ストレートに新しい後継モデルが発表されてればこんな回りくどいことしないんだけどな。
「DM250」としての後継モデルの可能性だが、2022/04/26 現時点で技適証明検索ページで「DM250」を検索しても結果が出なくなっている。
DM100やDM200は残っている、つまり「DM250」としての技適証明は取り下げたと言うことになる。
リリース前に仕様が変わったから取り下げたのか、後継機種としてのDM250そのものを諦めたのかは解らないが、技適を通している時点で製品としてほぼ完成形に近い状態まで開発されていたことは想像に難くない。
初代POMERA DM10が発売されてすでに10年以上経過し、状況が大きく変わっている。特に大きな変化はクラウドストレージの需要拡大だろうか。
初代発売時に求められていた「キーボード付きテキストエディタ専用機」としてのPOMERAシリーズとしてはすでに需要が減っているのは理解できるし、DM200は時勢に合わせたモデルだと思うが、リリースサイクルが長い商品だからトレンドを常に取り入れて製品化するのは難しいだろう。
個人的にはDM200ですでに自分のニーズをほぼ満たしているため、DM200の仕様を軸に追加要素があるならそういったモデルが出るのが望ましいが・・・。
まぁKINGJIMも商売なので利益にならない製品をリリースするわけにはいかないだろうし、現在の時勢( ロシア情勢・中国情勢・半導体不足) の影響もあるので様子見をしている可能性もある。
ユーザとしてはPOMERAシリーズが終了するなら本格的に移行先を考えなくちゃいけなくなるので、もしシリーズを終了させるなら早めにアナウンスが欲しいところ。そういう意味で今回2台目のDM200は、シリーズを今まで継続してもらったお布施 兼 新機種発表 or シリーズ継続停止までのつなぎ ということで。