passive log strage

バイク , モバイルガジェット , アウトドア用品 , 腕時計 ・・・等。

RallyJapan2022観戦記(03) - DAY3

前回のDAY1 , DAY2に合わせてDAY3とDAY4を1つの記事にしようとしていたが、特にDAY3は量が多くなってしまったのでやっぱり分割する。

2022/11/12 - DAY3

ラリーウィーク3日目。SS13,SS14 Okazaki Cityの会場は岡崎公園近くの乙川河川敷に設置されたSSSにて行われる。

昼前に出発し、13時過ぎに岡崎市内へ。あらかじめ目星を付けておいたタイムズのパーキングに駐車。

幸いなことに駐車場にけっこう空きがあった。料金も安いのがうれしい。

現地までは徒歩10分といったところ。
他の来場者の動向を見ると、ほとんどが岡崎駅から来ているように見える。やはり公共交通機関が多いのだろうか。

SS13,SS14 Okazaki City

観戦会場は乙川左岸(南側)から入場する。SSSは北側の右岸河川敷にあり、川越しに観戦することになる。

南側河川敷一帯はお祭り会場状態。

デモランの車両がたくさん。デルタ、ストラトス、A112、フルヴィアまで! ランチアを扱うディーラーの中に岡崎市のところがあった気がする。

インプレッサかと思えばヴィヴィオの555「レプリ化」。これは昔結構流行っていた。ナンバーが「・5 55」なのは様式美である。

会場ではSS01鞍ヶ池と同じようにMCブースやステージがあり、本大会通しでMCのピエール北川氏をはじめ、岡崎出身の芸人キャイーン天野氏1、芸人のEXIT2の2人、あとは戦国武将隊(?)とか、よく知らない地元出身の男性アイドルグループなど、よく知らない自分でも『あぁ、テレビ向けの布陣なんだろうな』という面子を押し出して、いかにも「イベント会場」な感じになっていた。

入場したときにはすでに多くの人が川沿いの観戦エリアのフェンスギリギリに陣取っていて、フェンス前には着けないのでちょっと離れたところに座る。どっしり腰を落ち着けることができるならヘリノックスを持ってこれば良かった。

やっぱりこの距離は遠すぎるのでは?

スマホだけでは無く、俗に言う「バズーカ」状態の一眼レフで撮影する人も結構多い。自分のコンデジの光学5倍ズーム程度ではもうどうにもならない距離だ。手持ちの単眼鏡(サイトロン TAC M728)を持ってこればよかったと後悔したが、よく考えたらこれも7倍だから焼け石に水だったろう。

ステージスタート時刻を過ぎても一向に始まる様子が無い。渋滞による競技車両の到着遅れもあったようだが、WRC+のリアルタイムマップ(各車両の位置を地図上に表示するサービス)ではほとんど到着しているにもかかわらず、やはりスタートしそうな雰囲気でもない。
いよいよ変だなぁと思い始めたのは、右岸側スタートゾーン周辺にいるMCや芸人などが、あきらかに『なんとか時間繋ぎしよう』という雰囲気がでてきたからだ。

唐突にTwitterで #岡崎SS で呟いたらWRC+1ヶ月分クーポンプレゼント」という話がでてきた。

そりゃ素直に美味しい話だ。実際ラリーウィーク中はスマホのバッテリーの90%はWRC+ アプリ(当然有料会員)が消費しているほどなので、ここぞと言うときに使えるならうれしい。

ところが、このあとのスタッフの対応があからさまに『いきなり振られてよくわからないまま』というグダグダ対応だったハッシュタグ以外の条件は何なのか、そもそも正確なハッシュタグが何なのか把握していなかった様子。
あまりのグダっぷりに、列に並んでいる自分の前の人から「おれちょっと本部に聞いてきますんで、ここ確保してもらえますか?」とお願いされたのだけど、「いや、なんかもう俺どうでも良くなりましたわ」と告げて観戦エリアに戻った。

「いや、別にそこまでして要らんか」と一気に醒めてしまった。たかだが1ヶ月千数百円程度だ。

そうこうしているうちに、スタート前に待機している競技車両の後ろからアンビュランス(救急車)、すこし時間をおいて消防のレスキュー車両が場内に入っていくのが見えた。

岡崎消防署から派遣されてきたとのアナウンス。ディレイの原因はこれだったのか、と。

河川敷なのでダイバーレスキューが待機というのはたしかに納得のできるから、このときはそれで忘れていた。

のだが、冷静に考えればそれはそれで変な話だ

ダイバーレスキューの要請があったのなら、スタート時間に遅れて到着することはちょっと考えにくい。たとえば、ほかの場所から出動要請があることも考えられる。その場合、レスキューは待機していた会場から出動し、アナウンスは『出動していたレスキューが戻るまで』となるはずだ。あくまでアナウンスは『はじめて会場に到着した』ような表現だった。

つまり、アンビュランス・ダイバーレスキューの待機はスタート直前に急に決まったということになる。

岡崎SSSコース上への侵入者があったという話などつゆ知らず、「なんか変だなぁ」とは思いつつ、俺はのんきにスタートされたことを喜んでいたわけだ。いやはや、おめでたいもんですな。

さて、いよいよスタート。

いやー、これはひどいすごい砂埃でほぼ見えない。ここだけ霧が掛かったようにこちらからはコース上が見えない。かろうじてヘッドライトの明かりが見える。
正直この時点で「あ、これはもうダメだ」ということで可能な限りゴール側(上流側)に移動する。ゴール前はストレート区間で砂埃は薄い。

SS13の走行は終わったが、SS14 がキャンセルとなった。スタートディレイが原因だが、当然、安全性を考慮しての決定だろう。SS13の走行が終わった時点で日が完全に落ちていた。夜間はライトポッドを装着するのが基本だが、ここまで遅延することが想定されていなかったからそれらの装備は無い。

仕方ない・・・といえば仕方が無い・・・。

それは理解できる。理解はできるが、すっきりしない、というのが正直な気持ちだ。

最後に花火を見て、まだまだお祭りな様子の乙川河川敷を後にした。

ファーストラウンジ豊田上郷

さて、この日は豊田市内で一泊する訳だが、宿泊場所は「ファーストラウンジ豊田上郷」である。

firstlounge.co.jp

名神の豊田上郷S.A.下り内に設置された宿泊施設、いわゆる「泊まれるS.A.」。
こういったものは 東名の足柄S.A.や名神の多賀S.A.が昔から存在していたが、最近は、というか知らないうちにその数を増やしていた。わりと最近にできたもののようだが、まさかこんな近場にあったとは。

sapa.c-nexco.co.jp

今回、豊田市内の宿泊施設をじゃらんで探していたらたまたま見つけたんだが、以前からこういった宿泊施設には興味があった。

長距離移動の途中で、高速を降りずに宿泊できるのなら、移動予定に柔軟性を持たせつつ十分な休息をとることができるかもしれない。四輪だったら車中泊という手段もあるので重要度は落ちるかもしれないが、それができないバイクでは利用する価値は高そうに思っていたので、一度使ってみたかったというのが決め手になった。

そもそも多賀S.A.や足柄S.A.での宿泊を予定に組み込む機会が無かったため、これまで利用せずじまいだったが、豊田上郷S.A.はぷらっとパークなので一般道側から専用駐車場に入ってS.A.へ入場することができる。今回は岡崎市内から下道で豊田上郷S.A.(下り)に乗り付けた。
ぷらっとパークということは、徒歩や原付、自転車での利用も可能ということだ。豊田上郷S.A.にはスマートETCゲートもあるので、直接高速に入って宿泊、あるいは一泊してから直接一般道に降りるということも可能。うまく活用することでETCの各種割引を適用することができる。

今回利用したのはシングルの「ソファーベッドタイプ」朝食付きプランで5100円。価格はおそらく土日休日価格で、平日(12/06時点)では同じプランで4600円と500円の差がある。また、朝食有りと無しでは600円の差がある。 大人1人用のプランとして「カプセルベッドタイプ」というのもあったが、上下二段のどちらかということらしいが、カプセルベッドタイプの方が値段が高いようだ。

この「ソファーベッドタイプ」は漫画喫茶の個室と同じような物で、壁は仕切りで天井はあいている。鍵をかけることはできないので貴重品は常に手元に置いておくことになる。

コンセントはソファーベッドの枕側にあるのでスマホなどの充電には十分だが、ライティングテーブル側には無いのでノートPCで文書作成などしたければ延長タップを持っていくことをお勧めする。
TVはソファーベッドの前にあり、音声はベッドの枕スピーカーにつながっているため、音を絞ればヘッドホンをしなくても視聴できる。(調べてなかったけど)多分HDMI入力もあるはずなので、ノートPCを繋いで大画面でデジカメの写真のチェックをしたり、やKindleFireStickなども使えるかもしれない。もちろんWiFi完備である。

室内での飲食OKとのことなのでコンビニで夕食を買ってくる。「コンビニまで徒歩5分」とあるが要するにSA内のファミマで、5分もかからない。当然S.A.内のフードコートも使える。ただ、S.A.内なので缶ビール販売していないかもしれない。今回は持ち込みで。
全館禁煙だが喫煙所もS.A.内にあるのでちょっと外に出るだけだ。

コインシャワーは1回400円の別料金。コインランドリーも併設。基本的に宿泊施設としてはビジネスホテルレベルに必要十分な設備がそろっている。

ブログの下書きを書こうと思ったが考えがまとまらない。WRC+のストリーミングを見ながら眠りについた。


  1. 東海地方の日曜朝の情報番組の常連。地元番組によく出ているらしい。
  2. 去年からチョイチョイWRC絡みの番組で出演していたようだが、そもそもなんで彼らが選ばれたのかは知らんし率直に言って興味も無い。