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SEIKO Prospex SBDC061

長い長い「前フリ」となりました。

あれもコレも

機械式(自動巻き・手巻き)を見ていくといろいろと楽しい。

ハミルトンのジャズマスターもいいけどやっぱりカーキシリーズがいい。
ミリタリーならLUMINOXとかMarathonもいいな。
KENTEXはやっぱり気になる存在だ。SEIKO Diver のタートル系も格好いい。
オリエントのバンビーノもちょっと気になるし、SEIKO 5もいろいろあって楽しそう。

こうやって色々気になってくると、もうどんどん止まらなくなる。



「あ、コレなんか、あかんパターン入ってるわ・・・」


とりあえず「軸となる一本」な機械式時計が欲しい

あれやこれやと買っても、最終的に「俺的至高の一本」を入手すると、そこから急速に落ち着いて、物欲が収まる、という経験はナイフですでにやらかして1いる。この時はBuck 881SPが「俺のベーシックとなる一本」だった。腕時計でもそういうのが必要な訳だ。

必ずしも高級品が必要になるわけでは無い。

「俺にはコレで良かったんや」
「俺にはコレが最高なんや」
「俺の軸はコレや」

と、“俺が”“俺を”納得させられればいい。


自分自身を納得させるためには、それ相応の「軸」に対する理由づけ2が必要になる。

その「軸」を“今”、落ち着いて考えて、定義するのである。

言い方を変えると


「早めに手を打っとこう」


要求仕様

  • 機械式(自動巻きまたは手巻き併用)
  • 読みやすいダイヤル
  • 防水、防塵、耐磁がしっかりしている(G-SHOCKのような「ハイスペック」である必要は無い)
  • シンプルで長く使えること(普遍的な構成)
  • フォーマル・カジュアルどちらでもある程度いける、つまり汎用常用できること(冠婚葬祭のようなガチなフォーマル用はもう持っているので考えない)
  • カレンダーは必須では無い
  • 日本製
  • 10万円以下

ダイヤル(文字盤)については、前回の記事で「読みやすければこだわり不要」と納得できた。

耐衝撃性とか耐久性については機械式である以上、G-SHOCKのように多くは求めないが、防水・防塵・耐磁はそれなりにあって、それがはっきり判る基準を満たしていれば良い。

「フォーマル」に関してはTPOで基準が変わるのであまり考えても仕方ないが、冠婚葬祭用は準備したので、あまり難しく考えない方向で。自分の独断と偏見で「まぁこれならスーツでも許されるんじゃねぇかな」3

カレンダーが付いていれば見ることはあるけど、必ず付いていなければいけないほどではないと思う。

クロノグラフ(ストップウオッチ)はめったに使わない。使わないのに付いている→機械的複雑度が上がる→故障率が上がる。つまり付いていない物を選択する。タイマー・アラームも同様。アラームに関してはそれこそスマホを使えという話だ。それでも必要になるとするなら「単機能」とか「専用機」を用意すべきだろう。
機能付きベゼル(簡易方位、計算尺など)は可動部になるので故障率が上がることになるが、時計としての機能部分(ムーブメント)とは独立しているので、最悪壊れても時間が読めなくなるわけでは無いからどちらでもいい。ただし防水性と関連しそうなので内蔵型回転ベゼルはやめといた方が良さそう。

国産に対する大きな何かがあるわけではないけど、国内にセイコーシチズン、カシオ・・・と主要メーカーがあるなかで、いきなり海外製を基準にするというのはステップとしてちょっと違う気がする。

「腕時計という物に5万円以上出す必要は無い」と考えていたが、機械式を色々と調べていくと「大体5万前後から(以上)」という相場観がわかってきた。3万以下がエントリー、5万周辺ぐらいがガンガン使い倒す系、5万を超え10万以下がちょっと実用系、それ以上になると、それこそもう「趣味の世界」「ステータスの世界」といった印象を受けた。となると、予算感としては5万から10万、それ以上は(別な意味で沼に入りそうなので)手を出さない方がいいかと。
(それから考えると、SEIKO 5のような機械式で1万円台というは、相当にリーズナブルな部類に入るということだろう)

「ダイバーズ」

要求仕様を満たす物を考えれば考えるほど、ダイバーズ以外考えられなくなった。特に強度的性能の面。

「ダイバーズウォッチ」という名称は、「ISO 6425:1996」または「JIS B 7023:1993」に定義された「潜水時計(=Diver's Watch)」の規格として定められた要求事項をクリアしたものに対して付けられる形容であって、これをクリアしない時計は「ダイバーズ」と表記してはいけないそうだ。

Wikipedia:ダイバーズウォッチ

潜水深度に対する防水性ばかりがダイバーズだと勘違いしていたが、改めて調べると、「海中潜水で発生しそうな状況」に対する耐久性がで詳細に定義されていた。

Wikipedia上のみの内容だけど)これらをザックリ説明すると、

  • 逆回転防止ベゼルは「必須」(潜水時間を管理する機能が他に内蔵されていれば不要だが)
  • 防水、浸水耐性だけでなく、海水に対する耐浸食性
  • 耐磁性能。
  • 耐衝撃性能。
  • 耐温度衝撃性能、つまり温度変化で性能が損なわれないこと
  • リュウズ部の強度
  • リストバンドの強度(千切れないことだけではなくて外れてもいけない)
  • 時刻合わせ(タイムプリセレクティング)を意図しない状態で行われないこと、要はリュウズのロック「タイムプリセレクティング装置」は逆回転防止ベゼルのことらしい。つまり1行目のことか(2019/06/12修正)
  • 蓄光(またはバックライト)の性能(“暗所で25cmの距離から時刻が目視できること”)

単純な「防水」ではなく、強度に対しても決まっている。つまり、公的な規格として時計の強度が決まっているわけで、一つの基準としてこれほどはっきりしているものはない。

これがいい。

今まで、選択肢の中からサイバーズウォッチを避けていた。
以前書いたように、アラビア数字インデックスのモデルが少ないということもあるが、ダイバーズを避けていた最大の理由、

「潜りもしないのにwww丘ダイバーかよwww」

だれこれ言われたわけでは無い。俺が俺に対してそう言ってしまうのだ。
自分の使い方から考えればダイビングもしないしオーバースペックでしかない。不必要な物を持ってしまうことに対して忌諱してしまう自分の癖。

だが、今ならこう反論できる。

「丘だろうが水たまりだろうが、俺が求めているものはコレなんだよ!」

SEIKO Prospex Scuba Diver SBDC061「1968 メカニカルダイバーズ現代デザイン」

ということで思い切って買ってしまいましたよと。

www.seikowatches.com

www.biccamera.com

タイトルに入れるにはちょっと長いかと思って、こっちに(おそらく)正式名称(と思われる名前)を書いとこう。

  • 初、ちゃんとした「ダイバーズ」
  • 初、5万越え(ビックカメラにて実売88,000円、税込95,040円)。ギリギリ10万以下。

まず、1968年に発売された国産初のSEIKO ダイバーズウォッチがあって、このデザインを現代風にアレンジした物がこのモデルということらしい。

同じような復刻(アレンジ)デザインは何度かリリースされているようだが、 見た目の印象からすると、元ネタよりややシックな印象をうける。
このシックに感じる部分が「現代デザイン」ということなのかもしれず、だからこそ選択理由の一つに上がったのだったりする。
同じセイコーダイバーといっても、よりスポーツよりからフォーマル寄りっぽいものまで結構デザインに幅がある。ダイビングよりフォーマル(スーツ)に使われる機会が多いというところが「現代デザイン」の解釈理由かもしれない。「とりあえずコレ一本」を考えた場合こちらの方がいいと。

仕様的にも価格帯的にも近いモデルとして「SBDC051」があるが、購入直前にこれを見つけて正直ちょっと迷った。最終的に現物を見比べて、試着してやはりSBDC061を購入した。

Prospexセイコーダイバーズのシリーズ名としておおよそは2つに分かれていて、

  • 「Diver Scuba」 → 100mまたは200m空気潜水(日常使用含む)
  • 「Marinemaster Professional」 → 300m(以上)飽和潜水

となっているようだが、この機種は「Diver Scuba」とあるように、200m空気潜水防水にあたる。そいういう意味では「Professional」は本当にプロ向けなので、俺が持つ意味が本当の本当にない(一般販売しているけど)。

「MM200」

海外だとセイコーダイバーズに、ペットネームというかニックネームを(ユーザが勝手に)つけているらしい。
SBDC061のニックネームは「MM200」または「Baby MM」

先にSBDX017(その前がSBDX001)があって、これがMarinemasterから「MM300」とあだ名されている。MM300の廉価版的な位置づけということで、

  • MM200 :300m防水ではなく200m防水だから
  • BabyMM :小さいMarineMaster

ということらしい。

自分はこれ以上セイコーダイバーを集めるつもりは今のところは無いのでニックネームは何でもいいんだが、今後とりあえず「MM200」と呼ぶ。
「BabyMM」だとG-SHOCKシリーズの「Baby-G」つまり「縮小版」を連想するけど、SBDC061のサイズはSBDX017とほとんど同じみたいなのでちょっと違うかな、と。

サイズ・重量感

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重量は184.0g。同クラス中だと重い部類らしいが、腕へのフィット感もあってまったくそんなこと感じない。っていうかSEALANE SE54(204g)を付けた後なら大概の時計は重く感じるだろうよ(汗)

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小さく感じるが、実際の大きさは実は今までのメインとほとんど変わらなかったりする。これもSE54の後(略

この重量とサイズ感は今後の自分の標準とする。

ケース

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ケースの腕側の角が丸くなっている。これが試着時にSBDC051と比較して、自分の腕にはしっくりくるように感じた。リュウズが4時方向に出ていて手の甲に当たりにくいというのもある。
ケースにはダイヤシールドというコーティングがされているらしい。

ダイヤル・風防

サファイアガラス、内面無反射コーティング。正直、それがあることでどの程度変わるのかはよく分かっていない。

ダイヤルのバックグラウンドは光の反射を抑えたマットブラックのためか、インデックスや時針・分針とのコントラストが非常に高く、時・分の視認性すごぶる良好。
分針・秒針がダイヤルの外周ギリギリまで伸びている(前回の反省から)。気分的にはこちらのほうが気持ちいい。そして時刻合わせがやりやすい。

Webカタログの写真を見たときに秒針が黒いように見えたが、実際にはシルバー。黒く見えるのは針自体が細くてさらにダイヤルの黒を反射しているためか。

ともかく、秒針が主張しない。“しなさすぎる”といっても過言では無い。“見えない訳では無い”が一瞬秒針をチラ見したときに、なんというか・・・秒針が目に飛び込んでこない。自分は秒単位の生活をしているわけでは無いので今のところそれが支障になることは無いが、他のダイバーズと比べたらやはり見づらいことは否めないし、ダイバーズ慣れしている人には違和感があるかもしれない。
(ルミブライトが乗っているので)一見わかりづらいが、時針と分針も実はシルバーだ。もしかするとここら辺が、この時計が全体的に「フォーマル寄り」として感じる要因かもしれない。

ルミブライト(蓄光)は非常に明るくはっきり。夜部屋の明かりを消すとこの時計が一番はっきり見える。

「ねじロック式リュウズ」

ロックって何のことだろうと思ったら、ようするに「ねじ込み式リュウズ」のことで、「ねじ込んで最後まで閉める→ロック」ということらしい。
締めるときに変な風にねじ込んで、ネジ山を切らないかちょっとだけ不安になるが、今のところ大丈夫そうだ。ロックをフル解除(ポップアップ)状態からねじ込みを行うと(締めるのは時計回りなので)一緒に巻き上げも行うことになる。

リュウズは4時位置に生えているので左腕に装着したまま操作するのも出来なくは無いが、基本的には外して操作している。

Cal. 6R15

ムーブメントはCal.6R15 で取り立てて新しい型番では無いようだが、型番の新旧でどのように変わるのかはまだ自分にはわからない。
手巻き付きで、最大巻き上げ時間 約50時間なので、振らなくても二日間は持つことになる。毎朝巻いて時刻合わせをすることを想定すれば十分すぎるだろう。

ねじロック式リュウズを反時計回り方向に完全に緩めた状態(ポップアップする)を0段とすると、

  • 0段引き:手巻き(時計回り)
  • 1段引き:カレンダー送り(時計回り、逆回転はフリー)
  • 2段引き:時針分針送り(秒針ハック)

この辺の操作系はSEALANE SE54(Cal. NH53A)と同じ。(NH53Aは SEIKO Cal.4R35 のSII版らしいので、従姉妹みたいなもんか)ただ、手巻きの感触は明確な「ジーッ、ジーッ」という手応えがあって「ゼンマイ巻いてます!!」って感じがしてこちらの方が好きだ。

現時点での日差(正式な形では無くて普通に使っていてのもの)はおよそ+10秒を切るぐらい。SE54と同等かそれ以上。機械物なので今後変動は考えられるが、毎朝時刻合わせをすればいいだけの話なのであまりこだわっていないのは今までと同じ。

逆回転防止ダイバーベゼル

ダイバーベゼル。

「ダイバーズ」と名乗るためにはこれも必須になる。反時計回りのみに回る。
逆回転防止クラッチのカチカチ感は軽めだが、ガタつきは無くしっとり目(ゴムパッキンの抵抗感)に回る。ケースの横(9時-3時方向)がやや出っ張っているため上下(12時-6時方向)に指を当てて回した方が回しやすい。

ダイビングしなければ無用の長物、ということもなく、日常生活で結構便利だったりする。

このベゼルの役割は要するに「簡易分針メモ(マーカー)」だ。
現在時刻の分針の位置に合わせておき、その後ベゼル上の目盛を読めば、そこからのおおよその経過時間(分)がわかる。
本来は、潜水開始時に設定して潜水経過時間を計るための物。なにかの作業開始や移動開始時などに設定しておくって使い方が出来る。

最も所帯じみた低級な使い方はカップ麺のゆで時間を計る」(笑)だが、コレが意外と「俺何分にお湯入れたっけ?」ってなる(特に5分の「どん兵衛」のうどんな)ので重宝するw。

メタルブレス

ステン無垢。光の加減か、本体ケースより赤銅色っぽく見えることがある(写真だと再現できない)。

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エンドピースは弓カンではなく、ブレスのピースと同様のステン削り出しでケースにピタッと合って美しい。ここら辺は10万とはいえ、流石に3万クラス(SSC417P1)とは違うな、と思う。

説明書にバックル(中留)は「ワンプッシュダイバーエクステンダー方式」と聞き慣れない文字があった。これが何かというと、一時的にブレスの径を広げることが出来るものらしい。

ダイバーがウエットスーツを着ると、(ウエットスーツは手首まである長袖)なのでその袖の分バンド径を大きくしなければいけない。普通のメタルブレスは径を広げようとするとコマ調整が必要になり、気軽に切り替えることが出来ない。そこで、この機能があると、一瞬でちょっとだけバンド径を拡張することが出来る、というもの。

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件の部分
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これを下げることでロックが解除
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拡張した状態

ウエットスーツを着たことは無いが、ぴったりしているウエットスーツならこの程度広がるだけで入るって事だろう。広がる長さとしては20mmほどなので、バイクウェアの袖の上から着けられるほど長くはならない4

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ラグ幅(カン幅)は20mm。交換バンドのラグ幅として一番多く流通するサイズなので選択肢が多くて良さそう・・・と思ったら、バネ棒の太さがφ2.5mmもある。

バネ棒単体で販売しているところはそもそも少ないが、よく見かける物はφ1.5mm、太くてもφ1.8mm程度でこんなに太い物はちょっと見つからない。ほぼ専用品って事だろうか。
確かにダイバーズウォッチの規格としてリストバンドの強度についても定義がある。それをクリアするためにこのように一般より太いバネ棒になっていると思われる。

SEIKO純正のウレタンバンドならおそらくこの太さが入るだろう。NATOストラップや引き通しもこのまま使えば大丈夫だろうが、汎用のレザーバンドなどはバンド側がφ2.5mmのような太いバネ棒が入らないと考えられる。バンドの選択肢はかなり絞られるだろうな。

「平成最後の大買物」

ここ最近立て続けに大急ぎで時計ネタを連投したのは、結局この「平成最後の大買物」という文言をどこかに入れたかったからだw ほら、和暦に特にこだわりが無いとはいえ、せっかくだから、やっぱりなんか、こう、一つぐらいネタ仕込んどきたいじゃん?

ということで、購入してから継続して使用している。NATOストラップを仕入れていろいろ試しているが、そこら辺はまたそのうち。
で、完結編としてこの記事を上げたわけだが、いまさらこれらを要約すると

  • 新生活になって腕時計が欲しくなった。
  • 腕時計選びが趣味に走った。
  • 趣味なので良い時計が欲しくなった。
  • 5万の壁を超えた。
  • ちょー楽しい!!!5

以上の5行で終わるw

しかし、自分にとっては「大買物」だったことは間違いない。
正直、「高い時計を買う」ことそのものが自分には抵抗があったし、今後も(MM200より高い時計を)買う可能性は限りなく低い。根本的に
『今の時代、腕時計って別に要らねぇじゃん?』
と考えているからだ。
現在の正しい時刻を知りたいのであれば1000円の時計で十分事足りるし、そもそも腕時計なんて必要ないスマホ見れば?って話だ。

だけど、たかが数日使っている(というか細かいところをわざわざ見ていくと)やっぱり高いだけあって、やっぱりそれなりの理由はあるもんだなぁ、とは感じた。しかし、その「高い理由」について、単純に時間を確認するという事についていえば大きく影響しない、という事は予想通りだった。

結局「値段が高い」という部分で現時点で把握可能な要素は「機械式である」「自動巻き+手巻きである」「ダイバーズ(防水防塵防磁耐衝撃などの頑丈さ)である」「質感が良い」ってところだ。ほかにも「長くつかえる」という部分があるかもしれないが、これは実際に長期間使ってみなければ本当かどうかは解らん。

1000円の時計で十分事足りる。これは否定しない。
同時に「高い時計を着ける」事についても、やはり否定できない。

なぜなら、やっぱり楽しいから。

今までの「前フリ」はすべて「MM200を購入する理由」に繋がっている。
腕時計=必要ない物を買うためには理由が必要な性格(これも繰り返しだ)だから仕方が無い。ブレスレットとかネックレスとかペンダントとかみたいな装飾品は、ごく一部例外を除いて所有していない。「自分には意味のないもの」=「自分には不要な物」⇒「仕事などで必要が無ければ買わない物」。これまでは腕時計もそこに含まれていた。

自分は(何度も書くが)腕時計コレクターではない。が、腕時計を着けるのは、「もう趣味って事でいいよね」と、やっと、ようやっと、ごく最近、自分で納得できた。これが一連の腕時計記事の流れ6である。

自分が手探りできる上限の範囲としては、今回の「10万」というのがリミットなのでこれ以上のクラスの時計については正直わからないし、あまり解りたくない気もするwので、今回が「自分の上限」としてとどめておくとして、やっぱりそれなりに値段のする時計は、そこに含まれる余剰(あえてこう表現する)の部分に楽しいトコロがある。つまり趣味だ。ある意味、バイクと同列の扱いとなった

ともかく、腕時計って色々と楽しいネ!ということで締めたいと思う。
時計本体についてはとりあえず終了です。



その予定です。



予定ではね。


  1. ちなみにその後、一本も買っていない・・・といったら嘘になる。それでも「後から考えたら無駄遣い」が無くなった。

  2. 「単に欲しいだけ」なのにそれについて理由が必要とか、我ながら「クソめんどくせぇ性格だな」と思うが、もう今更変えようが無いしどうしようもない。そもそも「腕時計を着けること」そのものについても「時間を読めるから」という理由付けを(わりと無理矢理に)している。本質的には「楽しいから着けたい」だけなんだろうに。でも、そういう性格なんだから仕方が無い。

  3. 「スーツにダイバーズウォッチはアリかナシか」の話は、多分永遠に決着が付かない。銀行マンなのか大企業なのかデザイン会社なのかITベンチャーなのか、社長なのか下っ端なのかエンジニアなのか・・・等など立場により異なるだろう。俺的には「派手なヤツじゃ無きゃいいんじゃないかな」と思う。むしろ「お前はスマートウォッチじゃねぇのかよ」などと言われかねないもんだが・・・。

  4. バイクでの走行という条件を考えればウェアの外側に着ける気はまったく起きないが。

  5. 記事中で明確に「楽しい」と書いてはいないが、楽しくなかったらこれだけの文章量の記事を書いていない。

  6. 我ながら、やっぱクソめんどくさい性格だなぁ、と思う。