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電池交換してみる

長らく放置してた電池交換ネタ。

お約束だが自己責任でどうぞ。

必要な物。

  • 裏蓋をあける工具。裏蓋の種類により何種類かあるが、今回は2本ともスクリューバックなので1種類のみ。
  • 交換用の電池。蓋を開けないとわからない事が多いが、キャリバーがわかってたらググったら大概出てくる。
  • 失敗しても泣かない覚悟。

今のところ自分の中での重要度が低い時計なんで気軽にやってみたけど、スタメンの時計では流石にやる気はしません。

Wancher Gurkha

初出記事。

obally.hatenablog.com

普通のクオーツなので開けて電池の型番を確認してそれを入れ替えるだけ。キャリバー不明なので電池の型番は裏蓋を開けてから入手する。

f:id:obally:20190407181556j:plain スクリューバックなので「カニ型オープナー」を使う。東急ハンズで買っておいたもの(2000円)だが、100円ショップにもあるらしい。失敗したな。

f:id:obally:20190407181930j:plain 裏蓋の凹みの位置に合わせて、「フン!!」と瞬間的に力を入れるように回す。
f:id:obally:20190407181957j:plain 開きました。

f:id:obally:20190407182038j:plain 白いスペーサー的な物が電池を押さえているのでこれを外す。

スペーサーを外した時点でリュウズが通ってる軸「巻き芯」1が露出するので負荷を掛けないよう注意。

はい、この写真で一つ「禁じ手」をやってます。
金属製のピンセットを使っている。電池や回路を触りかねない状況で本来コレはアウトです。特にコイルが露出してるので鋭いピンセットの先端で線を傷つけるとマズい。
樹脂ピンセットなどを使いましょう。今回は接触・短絡しないようにやったけどね。もし無ければ先を尖らせた割り箸とかを使うべきかと。
まぁ、今回は素人仕事なのでこんなもんです。

f:id:obally:20190407214553j:plain 電池の型を見ると「SR626SW」は汎用の電池。 f:id:obally:20190407214622j:plain 近くのコジマ電気まで自転車で走って無事入手。

f:id:obally:20190407214756j:plain 早速電池を交換。
新しい電池を入れたら、動き始めていることを確認(写真は撮り忘れ)。 あとは 逆手順で戻す、と、電池交換完了。

当面使うつもりは無いけど、まぁ気分的にやっときたかったってだけだ。

あ、キャリバーを控えとくのを忘れた・・・。
MIYOTAのものだろうけど写真からだとはっきり判らないな。

SSC137P1

初出記事。

obally.hatenablog.com

これはソーラーの二次電池なので専用品が必要。前回、小島商店でTurtleのバネ棒と一緒に発注して入荷済み。 二次電池の型番はムーブメントの型番「V172」をググれば出てくるが、代替品に変わっていることもあるので発注時にリファレンス(「Ref.」モデル名の事)とキャリバーを併記したほうが良い。電池の型番と部品番号(発注番号)が違うこともあるので。分かる情報はすべて伝えた方がスムーズに進む。 f:id:obally:20190601132809j:plain まずはスクリューバック付近の掃除。

こんなケミカルを使ってみた。 f:id:obally:20190601133025j:plain

f:id:obally:20190601133506j:plain イオンで汚れを分解して浮かせるらしい。ケースとスクリューバックの間の所を念入りに清掃。

f:id:obally:20190601133938j:plain で、Gurkhaと同様に「フンッ!!!」と・・・

「フンガッ!!!!」と・・・

・・・

・・・・・・

開きませんでした。

これは一応10気圧防水でそれなりの防水処理が施されているはず。しかも購入して期間が経っているのでゴムパッキンが劣化して固着している可能性が高い。
ともかく固いので、ケース側を固定するか、工具を大きなものにするか。
手持ちの工具は簡易的な物っぽいので、現状は手が出せない。

かといって、新しい工具を買ってまでどうしても復活させたいかと言われるとそこまで本腰いれるモチベーションも無い。

ということで、保留。

ダメ元でリュウズを引いたり戻したり、最近買ったMUJIのLEDスタンドライトをしばらく当て続けたら秒針が動き始めた。
f:id:obally:20190603001901j:plain
クロノグラフも動作したが0位置が変なことになっている。

二次電池がどこまで持つかわからないがしばらく様子を見よう。


  1. 「巻き芯」は機械式の手巻きの場合、ゼンマイを巻くための芯というような意味なので、クオーツでもそう呼ばれるのかはイマイチ自信が持てないが、とりあえずここではそう呼ぶ。