まだうまくまとまらない。なので箇条書きで。
運用面から
- 気軽に起動・終了。
- すぐ展開して打ち始められる。
- つまり途中で中断できる
- バッテリーの持ちがよい・オートスリープなので待機時間を気にしなくていい。
- キーボードの幅が気になったら、一時的にキーボードを閉じればいい。
- 画面を一時的に非表示にしたい(ちょっと隠したい)のなら、天版を閉じればいい。
- テキストを打つ時間を細切れにできる。
- つまり「テキストを入力する作業」のサスペンドが可能になる。
- プログラマ的な観点から。
- 他の環境(PC・スマートフォン)と完全に独立した環境下にある。
- プログラムのインストール・再インストール・メンテナンスが不要(というかできない)。
- 電話・メッセンジャ・メールなどの「着信」というシステム的割り込みが絶対に発生しない。
- つねに起動しておく必要はなく、つねに終了させておく必要もない。
- 手元に置いておき、すぐ打ち始めることができる。
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- インストールメモなどでも活用。
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- 他の環境(PC・スマートフォン)と完全に独立した環境下にある。
- 乾電池駆動である点。
もっと感覚的な観点から
- 「ワープロ」ほど重くも大きくもない。かといって「メモ」というほどいつでもどこでもつかえる訳ではない。
- フルキーボードで打ちたいタイミング
- ある程度、落ち着いたタイミングである。
- イスに座り、テーブルがある場合。
- 自宅のデスク。
- 喫茶店で一服中など。
- フルキーボードで打ちたいタイミング
- キーボードである。
- 手書きよりも「脳内コアダンプ」をスムーズに行える。
- 細切れの文章を、テキストファイルに突っ込んでいく・吐き出していく感覚。
- 手書きよりも「脳内コアダンプ」をスムーズに行える。
- 自分の中では、PCやPDAに入力する手前の「テキスト・プリプロセッサ」的な位置づけになっている。
- Blogの下書き、メモ書き。
- ToDoとしてWillcom03に入力する前の「ペンが滑った」的な思いつきメモ。
現在のPOMERAの購入を検討している人へ
- 「8000文字」の壁。
- ファイルを分割することで回避できる。
- 逆に、ファイル分割できないような文章には向かない。
- そもそも複数ファイルの同時参照ができない点で「PCのエディタ」のようには扱えないことに留意すべき。
- ×:他のファイルを参照したり、ファイルの前後を往復しながら入力するスタイル。
- ○:目の前のファイルへひたすら打ち込み続けるようなもの。
- ファイルを分割することで回避できる。
- ATOKの変換辞書
- 登録語彙数の少なさ。
- ユーザ辞書も100語と少ない。また定型文も使えない。
- 小説や論文のように、辞書を酷使するような用途には向かない。
- 登録語彙数の少なさ。
- 結局は使い方次第。
あえて苦言、あるいは要望
- ときどきレスポンスが悪くなることがある。
- 再現性が低く、予期も対策もできない。
- やっぱりディレクトリで分類・管理したい。
- ファイラ機能というより編集機能として、編集中ファイルのカーソル行でファイルを分割するような機能は欲しい。
- 分割後「分割後ファイル名1」と「分割後ファイル名2」を任意入力させるか、自動で現在のファイル名+連番を設定するか、あるいはどちらかを選ばせるようなUIで。
- 電源投入後、ファイルの先頭ではなく前回の編集行から復帰してほしい。
- 起動したままスリープした場合、復帰後はスリープ前の状態にある。
キングジムさん、もうちょっとですよ!
まず、最大編集サイズ「8000文字」=16kBの件。
俺の今の使い方であれば、8000文字を越えることはほとんどない。越えた例としてはLaFoneraイジリの記事だけど、あれは一日単位でテキストを生成せず、3日分をまとめて打っていた。Blogで一日毎にファイルを分けるならまったく問題なかった。そのうえで増えていくファイルを「一日分毎に分割したい」と思うことはあった。この時はPC上でファイルを分割したが、この一件が「苦言または要望」の3.につながっている。
ファイラの件。
前述の通り8000文字をオーバーすることはめったにない。8000文字を越える場合でもファイルを分割すれば大丈夫。
その複数の細切れなテキストファイルを管理するうえで、タイムスタンプソートオンリーの階層なしのベタ一覧では、ファイル数が増えるに従ってキツくなっていく。これが「要望または苦言」の2.の理由。俺はこのファイル管理が実現すれば8000文字制限はまったく問題ないと考える。
変換辞書の少なさについては(そもそも使ってる奴のボキャブラリーが乏しいので)あまり気になっていない。8000文字制限も絡むんでくるかもしれないが、変換辞書の強化や定型文についての要望が多いのであれば、いっそのこと内蔵ストレージ分を全部ヒープエリアとして割り振ってしまってもいいんじゃないかと思っている。ファイル保存は全部microSDにしてしまい、内蔵ファイル領域を撤廃する*1と。そうすれば現在のハードウェア構成を変更する必要もほとんど無いんじゃないかと思うのだがどうだろうか?
今はmicroSDも安いので、多分ほとんどの人はmicroSDをメインストレージとして使っているんじゃないかと思うのだが。メインストレージに2GB*2もあれば、全部使いきれる人はそうそう居ないだろう。
今のPOMERAのコンセプトはすごくいいところを突いている。その証拠に(ネガティブなものも含めて)これだけ注目されているんだから。
もうちょっと煮詰めると最高になる、そんな気がする。開発者には本来のコンセプトから軸がブレないまま発展させていってほしいと思う。