passive log strage

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ASCII配列キーボードでキートップ刻印通りのキャラクタを入力できるようにする - その2

前回の続き。

とりあえずやってみる。

やり方は、フォント追加したり標準ブラウザを外したときと基本的には同じ。


デフォルトブラウザ問題 - passive log storage - 2nd

  1. ファームウェアのzipアーカイブ内にある「system.zip」の中、「/usr/keychar」ディレクトリを 7zipで開く。
  2. 中にある「qwerty.kcm.bin」と「qwerty2.kcm.bin」のファイル名を入れ替える。
  3. 今まで通りファームウェアアップデート。

とりあえず、キーボードをつながずに使う分にはなんの違いもない。

できた。

キートップ刻印通りの入力が可能になった。プログラムのソースコードを書くような場合(まずめったに無いだろうが)は、「入力方式」を「Androidキーボード」に切り替えれば、まったく支障はない。

日本語入力環境はATOK(有料版)だが、チルダ「~」キー以外は普通に入力できる。チルダキーはATOKでは[全角/半角]キーの代わりとなり、このキーコンフィグは今のところ変更できない。もっとも、「ちるだ」で変換すれば半角チルダが、「から」で変換すれば「〜」(波ダッシュ)が出てくる。その他文字変換を駆使すればなんとかなるので、コーディングでもしないかぎりなんとかなりそうだ。コンソールを使うならIMEをOFFし、Androidキーボードにすればいいし、それすらめんどくさければ「nicoWnn」のように入力切り替えのキーコンフィグが別のIMEにすればいい。

JIS配列は?

FV-1のようなリビングに設置する端末の場合、日本国内に置いては接続するUSBキーボードはJIS配列の可能性が高い。

しかし、ここまでできたので、JIS配列のUSBキーボードをつなぐ際の方針は確定した。

  1. qwerty.kl」を変更し、JIS配列のキーコードを定義する。
  2. qwerty.kcm」をJIS配列用に変更し、バイナリに変換する。
  3. これらを/system配下に投入。

課題は「JIS配列のキーコードを全部調べる」というのがめんどくさいのと、「kcmファイルの変換方法がまだ解らない」ということ。

キーコードを調べるのは面倒だが、時間をかければ可能。kcmファイルの変換は、Androidユーザランドのビルドスクリプトを解析しなきゃいけない。

・・・ここまで書いておいてなんだけど、やっぱりこの手のことをすでにやっている人は居るんじゃないかと思う。需要が少ないのであまり表に出てこないだけで、端末によっては必須になるものもあるはずだ。


そんなこんなで、同じようなことやってる人募集中


って結局人任せかよ!