WM向けにリリースされているエディタはいくつかあって、基本的な機能で言えばどれをとっても大きな違いはみられない。
そんな中、ソフトをいくつか使ってみて、以下の観点から「jot」と「WZMobile」に絞り込んだ。
- 編集容量の制限(できるだけ大きく)。
- 複数インスタンス起動または複数ペインでの編集が可能か。
- UI
- すべての常用操作をハードウェアキーボードから実行できるか。
- キーバインド・メニュー項目が好みか。
- Windows Mobile Standard Editionのソフトキーに対応しているか。
- 編集ファイル
WZMobile Editor
WZモバイル2.0 for W-ZERO3 - wzsoft
- 多機能エディタ。
- ファイル制限は「メモリが許すだけ」。
- タブ切り替えの複数ファイル編集。
- ファイラ機能ではプレビュー表示できる。
- 起動オプションに「@filer」をつけると、起動後に即ファイラ画面を表示する。
- 逆に「起動後に新規ファイル(ファイル名未設定)を開く」方法がわからない・・・。
- エディタとしては重くはないが、ファイラ画面←→エディタ画面などの切り替え、設定画面の切り替え等が結構もたつく。
- 細かな設定が可能で、やろうと思えばかなりカスタマイズが可能。
- 細かい編集機能
- メモフォルダ機能
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- ショートカットの「WZモバイル.lnk」を起動する。
- メモの一元管理が可能。
- エディタのファイラ機能と同じくメモのプレビューが可能。
- メモフォルダで「アウトライン編集」ができないのがもったいない。
- 今のところメインのメモ機能として使用中。
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- 微妙なところ
- シェアウェアなのはかまわないのだけど、機種変したら新たに買い直さなくてはいけないのがちょっと・・・。
- なにかの拍子でエラーログを吐いて落ちることがある。設定周りをイジっている時が多い気がする。
GSFinderから起動のjot、メモやhtml編集のWZMobile
結局1つのプログラムに絞りきれなかったのは、WZの重さと若干の不安定さが原因。それさえなければ完全にメインエディタとして使っていたかもしれない。ファイル管理の途中で(GSFinderから)開くようなファイルはjotを使い、WZMobileは「WZMobileを起動して」からファイルを開きに行くような使い方をしている。まるでVIMとemacsのような使い方だけど、「どちらの方がより便利か」といわれると「どちらともいえない」ので仕方がない。
しばらくはこのままで運用するつもり。
*1:後述