名刺というかID交換専用ガジェット
ソーシャル名刺ガジェット「Poken」が日本にやってきた - Gizmode Japan
ウェブと連動する名刺ガジェット「Poken」使用レポート - CNET
Poken創立者が提案するソーシャル名刺交換--「mixiにも対応する」 - CNET Japan
- Pokenをアクティベートし、メールやコミュニケーションサービス(IM・Skype・Twitter等)のIDを登録する。
- Poken同士をタッチすると、お互いに暗号化された自分のPokenIDを転送する。
- PCにPokenを接続すると、Poken内に保存された他のPokenIDを参照し、Web上から相手の情報を閲覧できる。
「その場で参照する」のではなく「後で家に帰ってから参照する」という運用は逆に新しい。確かに、名刺交換した人の名刺をその場で整理することはないからそれと同じ。会った時には参照先ポインタだけ渡せばいい、という考え方。
Poken同士の通信インタフェイスはなんだろう。今のところ情報が出てこないところを見ると独自規格なのだろうか。認証通ってるのかな、などといらぬ心配をしたり。
CNETのレビューには分解写真が出ていたけど、充電式じゃなくてボタン電池式ってことがわかるだけ(コスト削減か)。通信チップまではわからない。
でも、まぁ、海外ほど流行らないだろうな、と
mixi対応といっても、やることはサーバ上にmixiIDのエリアを作るだけなのですぐ対応できるだろう。APIを公開しているらしいのでmixi側から参照することも可能なのか。情報閲覧はWebなので、携帯向けポータルを作れば問題ない。
しかし、PokenのインタフェイスはUSBなので、かならずPCを経由する必要がある。ネット接続の基本プラットフォームがPCであるブロガーやtwitterユーザならシームレスに使い始めるだろうけど、ネットの入口に携帯を使うユーザの多い日本では厳しくないだろうか?「PCを持ってない(ネットにつないでない)」携帯オンリーなユーザに浸透させるには、Pokenとのインタフェイスを携帯に持たせる(あるいはPokenそのものを携帯に内蔵する)しかないと思う。
(情報そのものではなくIDのみを交換するという) Pokenの仕組みはそのままIrDA付き携帯(Felicaでもできたっけ?)と携帯アプリでできてしまうので、そのうちどっかがパクるんじゃねぇか、って気がしないでもないが・・・。
どうもPoken創設者のインタビュー見ると、日本の事情をあまり正確に把握できてないような気がするが、大丈夫だろうか。デバイスがキーになるPokenの場合、なにはともあれデバイスが広く浅く行き渡らないことにはなんともならない。というか、身近なだれかが持ってないと日本人は買わないだろうから、Webコミュニティのオフ会なんかでバラ巻いていく必要があるだろう。
一個持っとくと面白いかも。
自分の生活の中でPokenを使うことは、多分ほとんどないだろうけど、1個ぐらい持っててもいいかもなぁ、と思える値段。今後の動向次第だけど、気が向いたら買ってみたい(そして死蔵する、と)。