発注していたパジェロミニのナンバー灯ASSYとサイドアンダーミラーと一緒に届いたので、日帰りで引き取ってきた。取り急ぎ保安部品であるナンバー灯の交換を行う。
夕方アパートに戻ってから、コインランドリーの乾燥1待ち(ちょうど照明で明るいし)でささっとやってしまおうと思っていたんだが、(毎度のことだが)思いのほか時間が掛かった。40分の乾燥時間を少し超えて小一時間ほど。
既設ナンバー灯外し
ライトハウジングが劣化したので取り寄せたわけだが、ナンバー灯ASSYにはソケット含むケーブルも付属している。ソケットの端子も結構錆びてしまっていたのでこの際にまるごと交換してリフレッシュしてしまう。
しかし、サービスマニュアルが無いので正規の交換方法が不明のまま進めなくてはならない。部品の状態を確認しながら手探りだ。
新品のASSYのケーブルを見ると根元がコネクタになっているので、まるごと交換するならドアの裏側をあけてコネクタを外して引き抜く必要があるっぽい。
バックドアのパネルを止めているプッシュリベットを抜いてパネルを外す。
パネルの内側はフィルムが貼ってあり湿気が入るのを防いでいるようだ。左側に養生テープで補修した跡があるが、これはドラレコを取り付けてもらったときのものだろう。
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ナンバーの裏側あたりのフィルムを剥がす。黒い接着剤みたいなのはどうやらコーキングのようだ。硬化していないのでゆっくりフィルムを破らないように剥がす。もちろんちょっと破れたが。
ナンバー灯のコネクタはこれ。赤黒線で白コネクタは位置的にリアガラスヒーターの配線じゃないかと思うが、作業の邪魔なので一旦外す。そのほかウオッシャーのパイプ、もう一本の配線は不明。
奥のゴムブッシュから車外にでているので、車外側のナンバー灯のカバー兼ドアノブカバーの中で左右に分岐しているっぽい。
新品のナンバー灯ASSYを確認すると、ソケットどころかすでにT10の白熱球バルブがセットされている。さらに、ポジションやテールランプと同様に、ライトハウジングからソケットが外れることが解った。
この事から推測すると、ナンバー灯バルブの正しい交換方法は、自分がやったようにレンズを外すのではなくて、黒いナンバー灯カバー(仮称)を外してからソケットをハウジングから外すんじゃないかと思えてきた。
しかし、ナンバー灯カバーが固定されていると思われるビスを外してみたんだが、一向に外れる気配がしない。すこし動いているので他にもどこかで固定されているのではないかと思うが・・・。
ドアノブのラッチ機構が固定されているボルトを緩めてみたが、ノブは緩んでガタつくもののナンバー灯カバーの動きは変わらないのでこれは関係なさそう。
二重構造になっているドアの鉄板の奥の方に、ナンバー灯カバーから伸びていると思われる白い樹脂パーツが見えた。小さなビスで留られているのは確認できるが、ドライバーが絶対に届かない位置にあるのでこのビスを緩めるのは違うんだろうな。
もしかすると、ライトハウジングからソケットを外したらナンバー灯カバーの内側を通るんじゃ無いかと・・・
ですよねー。ソケットが通るほどの隙間がなくつっかえる。ということは、やはりナンバー灯カバーを外すのが正当な方法か。
他に固定している部分が見つからないし、白い樹脂のパーツにツメっぽいものが見えない。裏側のビスを抜いた時点で固定が緩んでいることは間違いないということは、やはりこのまま引き抜く以外に考えられねぇんだよなぁ・・・。
もうちょっと力をかけて引いたら取れるのか?
もうちょっと力をかk バキッ!
・・・。
古いケーブルとソケット一式を無事回収。
新品ナンバー灯取付
ナンバー灯ハウジングを取り付ける前に、錆が酷い固定するビスのメスの金具を新品に交換。
いろんな所で時々見るけどこれの正式名称知らない金具(「バック・ドゥ・ナット」2でいいの?)を2セット(2個入り)も一緒に発注しておいた。
ライトハウジングを固定したけど、先に配線を中に通しておこう。ついでにASSYに付属のT10バルブは白熱球なので先日交換したLEDバルブに差し替え。
左右で配線の長さが固定なので、ソケットは後からハウジングに入れた方が間違えない。
このLEDバルブには極性があるので、点灯試験をせずにカバーを取り付けてしまうと面倒なことになりかねない。
ナンバー灯カバーに配線を納めて、ドア裏の固定ビス2本で固定・・・固定箇所が減ってしまっているが大丈夫だろうか?
フィルムを張り戻す前に忘れずにガラスヒーターのコネクタを挿しておく。
剥がすときにフィルムがちょっと破れてしまったので養生テープを貼って補修。コーキングの粘着力はまだ生きているし、さらに周りも養生テープでも塞いだので湿気が入ってくることはないだろ、たぶん。
近代化&リフレッシュ
ナンバー灯の球切れからついでのLED化、のはずが予想外のASSY交換へと発展してしまった。
いろんなところで劣化が進んでいる旧車なので致し方が無いと諦めるしかない。むしろこういった所から順次リフレッシュすることで延命を計っていると考えて前向きに行こう。
サイドアンダーミラーもやらないとだが、作業は今回よりずっと簡単なので空いたときにサクッと行う予定。