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CT125 - ワイドフットペグ

標準のステップはバンクセンサーとゴム部分を外してオフロードペグになる便利なものだった。しかし占用設計ではない汎用的なものであり、ワイドフットペグの存在を知ってから気になっていたが、優先度は低かったので先送りしていた。
ワイドフットペグは長距離での快適性向上という目論見もあるが、林道走行での負担軽減になるかと思い今のうちに装備しておくことにした。ダート走行ではスタンディングで走ることが多く、さらに左側はチェンジペダルを足の裏で触らないようつま先立ちしたり踵だけで踏むこともある。そういう時にはステップが広い方が楽だろう、と。

DRC ワイドフットペグ

Webikeのお気に入り登録していたのだけど、Webikeは在庫切れということで久々にAmazon

セール対象などではなく、Webikeよりちょっと割高だがまぁしゃーない。
フットペグを固定している割ピンは付属していないことに後から気がついたので、パーツリストで確認したところ径2mm×長18mmだった。

手近にホームセンターに行ってみたが18mm長が無かったので、とりあえず20mmをバラ売りで4本買ってきた。純正をWebikeで買うにはおそらく割高だし、18mmはモノタロウにもあったが15本パックでそんなにも要らない。広げてシャフトに巻き付けるように留めるため、2mm余分に長いということは円周で4mm長くなる。まぁ長い分には巻き方を工夫するなり切るなりで問題ないだろう。

・・・と思ったのだけど、

www.monotaro.com

モノタロウで他に買うものがあったのでついでに2mm×18mmを発注したら翌日に到着したんで、やっぱこっちにするわ。

2mm差なのでぱっと見どっちも大差ないな。どっちでも良かったわ。

交換

左側純正の状態。再利用不可能なのは割ピンだけでシャフトやスプリングはそのまま流用。

交換方法は・・・見たまんまだ。

ワイドフットペグといいつつ、実はそんなに広くなってなかったりする。そのかわりといってはなんだが、外周だけの標準に対して筋交いが真ん中にも通っているので、踏んだときのグリップ(シューズ底への接触面積)は大きそう。
純正はスチール曲げでワイドは鋳造。強度はワイドの方が高いだろうけど破損するときには割れると思われる。まぁそんなダメージが入ったらフットペグより先にステーがダメになりそうだけど。

組み付ける際にシャフトをモリブデングリスでグリスアップしておく。摺動性アップとさび止めという面があるが、差し込むときに入りやすいというのもある。

ワッシャを入れて最後に割ピンを挿して広げるんだが、特に広げたところがシャフトに沿うようにピタッときれいに広がらないなんかちょっと気持ち悪い。まぁ外れることは無いだろうけど、使い捨てのパーツなので何本か予備として車載しておいた方がよさそうだ。

右側はシャフトを抜くのにクランクケースカバーのプロテクター(Rアウターカバープロテクター)が邪魔になるので外す必要がある。フランジボルト3本で止まっているだけなので特に難しいことはない。

これ、何か中に入っているとかでは無くて、くるぶしグリップしやすいように膨らませているのか単にドレスアップのためだったようだ。これを外してしまえばあとは反対側と同じ。

シャフトには常にスプリングのテンションが働いているので、差し込みにくければプラハンマーなどで叩いて入れた方が楽。

最後にカバーを戻して終わり。このカバーを交換するドレスアップキット売っているけどこれだけなら本当に簡単なもんだな。

作業開始からおよそ30分程度で完了。昼休みにちょちょっとやる程度で気軽に交換。遠目からは換えているかはほとんどわからないような地味な変更だが効果はいかほどか。

軽く試走

ということで寒い仕事終わりの夜にふらっと近場を走ってみた。今回履いたシューズは、普段ツーリングに使うことも多いミレー MOAB

obally.hatenablog.com

短時間の走行での感想は、シンプルにグリップ感は増した
これはフットペグがワイドになったからというより、フットペグのスパイクがシューズのソールに掛かりやすくなったためだと思われる。フットペグのスパイク(ギザギザね)は標準より歯数は少ないが深めのため、足をベタッと載せるより外周の角に引っかけるように載せたときに効果を感じる。先に書いたように林道走行時にはフットペグに土踏まずを当てるように載せるより、踵だけを載せたりつま先立ちすることが多い。ソールの堅いブーツなどでより効果が高いと思われるが、柔らかいソールのシューズではソールに喰い付きすぎて削れそうな気がする。
また、ソールの凹凸が少ないランニングシューズのようなものだと設置面積が減る分ゴムのステップより疲れそうだ。ソールの凹凸とフットペグのギザギザが引っかかるような場合は足の置き方の範囲が広がるだろう。
やはりトレッキングシューズやタクティカルブーツ、オフロードブーツ向きのフットペグ、というのが今のところの感想。

まぁこの手の装備はある程度長期間使ってみないとなんとも言えないが、標準のステップよりは今のシューズ向きだと思われる。これがロングツーリングで吉と出るか凶と出るか。どうなるかが楽しみだ。