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CT125キャンプ - 2024/09 ひだ流葉オートキャンプ場

obally.hatenablog.com

CT125用のテントとシュラフをそろえたので、今回はギアのテスト的な意味合いも込めて今年初キャンプ。

今回は土曜仕事がはいったため、2024/09/08(日) ~ 09(月)にズレた。キャンプ場は空いているだろう。

いつもどおり、

  • 食料と酒は全部持ち込み
  • 薪と水は現地調達
  • テントの脇にバイクを停める

このパターン。

ひだ流葉オートキャンプ場

自宅から小一時間程度の近場。今回は新調したキャンプギアのテストという意識が強いのもあって近場を選んだ。いつもどおり友人グッさんが参戦するが、彼の要望もあって標高高めで涼しいロケーションとなった。今回、グッさんはグロムでの参戦。

以前の記事のように基本的なギアはコンテナに詰めてトップケースの上に載せる形。リアサスのプリロードは最弱を0段目として3段目。経験上はこのぐらいが「最低限の硬さ」だと思って自宅を出るときからこの状態で走ったが、結局そのまま二日間を走った。

先に到着していきなりサイトに悩む。フリーサイトの面積は大きいが、そのほとんどはゲレンデつまり斜面が多い。ゲレンデも車両の乗り入れはOKなのでそれは良いのだが、焚き火をやろうとすると斜面はつらい。

フリーサイトのうち、雰囲気の良さげな木陰もやや斜面になっている。

結局3段になっていてアスファルトが直前まで敷設してある平地を選んだ。今回は日→月で利用者は自分たちだけなので選び放題だけど、混んでいる時期のフリーサイトは厳しいかもしれない。「オートキャンプ場」を標榜しているだけあって仕切りのあるサイトの数の方が多いし、コテージもある。あくまでスキー場隣接サイトで、フリーサイトはおまけ程度でメインはそちらなのかもしれない。

タープを張って1段をほぼ使い切る程度の広さ。やっぱりこれだと混んでるときは厳しそう。

タープの面積に対してテントは斜め向きに張った。タープを全室のように使うことを考えていたが、テント自体が大きくないのでもう完全にタープの下にしてしまう。

あとから到着した友人グッさんは一段下のサイトへ。

焚き火

売店で薪を購入し、水を汲んで焚き火の準備完了。焚き火周りはいつもどおり。

購入した薪は1束1000円。値段を聞いて「ちょっと高いなぁ」と思ったが、現物を見てちょっとびっくり。だいたいいつもの量の1.8~2倍ぐらいの量。最近は薪も値上がりしていることを考えると、これで1000円なら圧倒的に安い。内容も針葉樹と広葉樹の混合。割合的には針葉樹と広葉樹が4:6ぐらいだったが、それよりも量が多くて使い切れるか不安。ついでだったので「グッさんの分も(CT125で)運んだるわぁ」などと安請け合いしてしまったが、倍の量だったので結局2往復することになった。

実際に広葉樹を使ってみてだが、針葉樹よりも組織が詰まっているような感じで聞いていた通り火の持ちが良い。しかし、身が詰まっているということはのこぎりで切ったりバトニングするのがかなりしんどい。フルタングナイフでバトニングをがんばってみたが、途中で諦めてのこぎりで半分に切断するだけで投入した。ソロ用の焚き火台だと短くしないと乗らないので致し方ない。

四輪なら余った薪を持って帰るという手があるが、バイクでそんなことはしたくない。わりとハイペースで投入してみたものの、全部使い切って気がついたら夜中の3時になっていた・・・。

教訓:買って支払いする前に現物を確認しよう。本来なら今回は一束をグッさんとシェアするだけで良かった。

グッさんの『秘策』

今回、友人グッさんは『焚火台については秘策があるんや』とのことだった。いつもハイゼットでのキャンプではコールマンのファイアディスク(30cm)を使っていたが、バイクであれはかなりかさばるはず。てっきり自分が使っているような折りたたみ式の焚火台を持ってきたのかと思いきや、

ダイソーの焼き網やんけ・・・。え?手前のこっち(焼き網をタイラップで繋げてる)はテーブル?

これがグッさんの秘策、焼き網焚火台だ!

・・・(汗

今回一晩の使用では保ったようだ。100円ショップで合計300円でここまでできるよう組み合わせるグッさんの発想が凄い。

で、最終的にどうなったんコレ?

シュラフ使わず

今回始めて使用するシュラフだが・・・結局マットの上に敷いて、シュラフには入らずねてしまった。

まず、今回のテントは意外と風通しが悪く、そもそもテントを設置した場所もあまり風通しが良い場所ではなかったためか、かなり湿度が高く蒸し暑かった。今まで使っていたコールマンツーリングドームSTだとアウターの前後を解放できる。今回のTOMOUNTは入り口側の反対側は解放できず、辺の短い方(頭側と足側)に小さなベンチレータがあるだけ。インナーテントはフルメッシュなので風通しが良いかと思ったが、無風だと換気が弱いようだ。

ということで、予想以上に暑くて寝苦しかったが、それに輪を掛けて意外と虫が入ってきた。テント内に小型のLEDランタンを下げておいてから焚き火をしていたが、入り口のジッパーをきっちり閉めていたにも関わらず中に3匹ほど蚊が入っていてうっとおしい。ジッパーの密閉が緩いのか、どこかに穴が空いていたのか(あとから調べても見つからなかったが)、明かりを中で点灯して放置しておくのはやめたほうがいいだろう。

そしてさらにだ・・・。

寝始めて1時間しないぐらい(つまり明け方4時ごろ)、テントの周りにガサゴソと気配が。あきらかに動物のそれ。寝る前に野良猫を見かけていたのでそれかと思ったが、ネコ科っぽくない鼻息が聞こえることから野犬かなにかか?
明かりを消していたのでわからなかったが、前室に寄せておいたゴミ袋を前室の下からひっぱりだそうとしていたのに気がついて思わず大声で追い払おうとしたが、ゴミ袋は引きずられてちゅうと半端に破れた状態で散らかされる羽目に・・・。
あとからグッさんより「掘り跡がいくつかあったのでイノシシじゃないか?」とのことだったが、肉の入っていたトレイの臭いにつられてのことだろう。袋は2重にするかしないとダメだな。

と、まぁ、そんなこんなが重なって、快適な睡眠とはならなかった。

撤収と帰宅

正直あまり寝れなかったので、朝から調子が悪く、撤収にも時間が掛かり11時のチェックアウトを30分すぎて超過料金(500円)を支払うこととなった。

キャンプ場から5分の場所に「流葉温泉Mプラザ」があり、割引券がついていたのでひとっ風呂浴びて落ち着く。展望露天風呂があり流葉の田園風景を眺めながら至福のひととき。ようやく疲れが取れた気がする。
グッさんとはここで解散。

自分はレストランで昼食をとってからのんびり帰宅。温泉は3階でレストランは2階だが、レストランからも展望ができる。

まとめ

キャンプ場

ひだ流葉オートキャンプ場

  • フリーサイト1泊2日:合計2400円(バイク・四輪問わず)
  • ゴミ処分用の袋が配られる。
  • フリーサイトは少ない
  • 薪が安い(というか多い)
  • 温泉が近いが徒歩で行くにはちょっと遠い
  • 買い出しスポットは少ない

薪の量が多かったりするところから、ソロキャンプよりグループキャンプやファミリーキャンプ向いたキャンプ場だと思う。ロッジもあるしあくまでスキー場併設キャンプ場として使うのが本流だろう。
多分今後ソロキャンプで使うことはないと思うが、スキースノボに合わせてのキャンプとかいいんじゃないだろうか。

テントとシュラフ

今回は立地がよくなかったのか、どうも蒸し暑い状態で居住性が良くなかった。風の通りに合わせて設営の方向を選ぶことで状況は変わるかもしれないし、タープ無しだと状況はかわるかもしれない。。 シュラフも同じく、暑くてシュラフに入ることが無かったのでちゃんと使えた感じがしない。

ちょっと消化不良感が否めない。次のキャンプはパジェロミニなので、いつものツーリングドームSTとモンベルシュラフを使うつもりだったが、もう一回今回のテントとシュラフを使ってみて考えようと思う。

CT125への積載

積載方法は前回と同じだが、滑り止めとしてダイソーで買ったスポンジの角当てを付けたことでトップケース上でもズレなくなった。大方はこれでいいんだけど、この滑り止めは両面テープで貼り付けているだけなので、降ろしているときに不意に剥がれることがある。接着剤で強固に貼り付けても良いんだけど、

  1. スポンジが劣化したときに簡単に交換出来ないのも考え物
  2. スポンジに小石などが噛み込むトップケースにキズが付きそうなので、地面に直置きしたくない

等々、まだ考える余地があるのでまだ暫定とする。

CT125用クッカー

今回、テントとシュラフの他にクッカーも更新してみた。

が、実際には使う事は無かった。焚火で鉄板で調理するとクッカーをほとんど使う必要がない。キャンプで焚火はお楽しみの一つなので今まで基本装備としていたけど、今後は焚火しないキャンプツーリングってのもアリかなあ、と。