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Nintendo DS おさわり探偵 小沢里奈

妹イチオシの「おさわり探偵 小沢里奈」。プレイしたのは「ぐっどぷらいす」じゃないヤツ。すでに続編の「シーズン2 1/2 〜里奈は見た!いや、見てない〜」が発表されている。

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おさわり探偵 小沢里奈 公式サイト

ミニゲームを除いて、ほぼクリア。

操作性

 下画面上をタッチすることで里奈の移動・目標物の「おさわり」・アイテムの選択を行う。基本はタッチペンがメインだが、キー操作にも対応しているところは評価できる。十字キーでカーソル移動、Aボタンで選択(タッチと同意)、Bボタンでキャンセルとメッセージ送り。メッセージの選択肢が表示された場合は十字キーで選択、Aボタンで決定。スタートボタンでセーブ。
 ゲームの殆どは下画面で進行するので上画面は見る必要は無い。が、会話中で里奈の独り言がブツブツと表示される。主人公の話す事(下画面)と本音(上画面)のギャップに笑わされる。と同時に、進行の上でのヒントも独り言として表示されるので、目を通しておくのも悪くない。
 

世界観・ストーリー

 主人公・里奈が、非常にユルく、そして微妙に脱線しつつ事件を解決していくのが主なストーリーだが、発生する事件が殺人だったりする訳でもなく、不思議なものばかり。
 ストーリーの舞台はイギリスっぽいんだけど、キャラクタは全般的にシュール、というかプチ無気味。登場人物は皆 妙な雰囲気で、主人公である里奈も友人二人も目が暗い(前髪のせいか?)。街の住人は、とりあえず「人類」が少なく、「ほぼ不思議生物」か「たぶん無機物」で構成されている。アパートの管理人(ヨネ子)は自分の事を「人間」って言ってたけど、どう見ても鳥類だよな。膨らむし。まなみの髪は、なんかオレンジ色のオプションっぽいのがついてるし。浮いてるし。アパートの住人に至っては最後の最後まで姿を見せないのも居る。

小ネタ

 さりげなく小ネタが仕込んであったりする。たとえばおまけゲームに出てくるの福引き*1が「点取り占」だし、内容が「毒電波」やら「石の中にいる」やらネット界隈で有名なネタだったり。サウンドテストのまなみのテーマ『オレンジビッツ』って、「ビッツ」→「ビット」R-TYPEのアレだよな。左右に浮いてるし(これは深読みか)。

ゲームを進める上でのヒント

 事件解決のキーとなるアイテムは、その使い方がちょっとエキセントリックだったりするので、1発ですんなりとは行かせてくれない。使い方に気が付かないと手づまりっぽく感じるだろうが、ゲームオーバーがある訳ではないので、根気良く手当り次第フィールドを突っついていけばなんとかなる。困った時には上画面の里奈の独り言の意味をよく考えてみよう。

まとめ

 ゲーム自体はそんなに難しいもんでもないが、図鑑やミニゲームのコンプリートを目指すと(フィールドを片っ端から突っつくことになるので)時間がかかってしまう。セーブはイベント中以外ならどこでもできるので、短い時間でチマチマ進めても良い。独特のシュールな世界観や、小ネタが気に入るならおすすめできる。

*1:占い師の店でできる。