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いろいろ揃える

ちまちまとケーブルやアンテナを作っている。
アンテナの調整やケーブルのチェックに必要な測定器は今までもっていなかったが、さすがに無調整で波を出すわけにはいかない。
本来なら今後仕様バンドを拡大することを考えて、複数バンドに対応した測定器が欲しいところだけど、この手の機器で「最大限利用可能な」などと考えたら切りが無い。そこでVX-3で送信可能な144MHz・430MHz帯に絞ってとりあえず必要なものだけをそろえてみた。

DIAMOND SX27P(POWER/SWR計) と DL-30A(ダミーロード)

第一電波工業 SWR計
第一電波工業 ダミーロード

144MHz&430MHz帯でSWR計を探すと、お手ごろなのは第一電波工業のSX27Pしかない。サイズも小さく可搬タイプ、対応出力も15Wと60Wという移動運用に絞った仕様で、もろにモービル向けの製品だろう。逆にハンディ一台の今の俺には必要十分なんだけど。
ダミーロードも第一電波にしたのは、これしか店頭に無かったから。特にブランドに拘りは無い。もっとも、他のメーカのダミーロードがあるのかどうかリサーチすらしていないんだけどね。


FCZ寺子屋シリーズ ビジュアル電界強度計

キャリブレーション CalKit・FCZの寺子屋シリーズキット価格表

出力とSWRが判ったら、あとはアンテナのゲイン測定。

小さなランド基板にパーツを面実装して組み立てる。今まで面実装の経験は無かったが、あらかじめ基板にハンダを盛っておき、ランド面のハンダを溶かしてピンセットでパーツを支えながら付ければそんなに難しくない。何箇所かジャンパで工夫が必要だったが、実際の組み立ては30分程度で終わった。

電界強度のチェックはLEDの光加減でチェックするという極シンプルなもの。電源にはDC9Vを加えるだけなので電池スナップを追加して6P電池を繋いで使用するのがいい。無線業務で使用するための実用ツールというより偏波の状況を体感するための学習用キットという位置付けだと思われる。

このキットを選んだのは単純に「安くてお手軽に作れるから」という理由。本来なら測定値が読めるメータ付きがよいのだろうけど、それなりの値段はするし、「ANTからちゃんと波が出ているか」程度の確認ならこれで十分だろう。