発端
『2000円ルータをLinuxサーバに改造』
という見出しを日経Linux2008年12月号の表紙にみつけたところからこの話は始まる。
Fonについては以前から知っていて、「ああそんなサービスやるんだ。でもどうせウチみたいな田舎じゃ普及しねぇだろうなぁ」程度の認識だったのだが、件の記事をパラパラ眺めてみると「意外と簡単に改造できそうだなぁ」と。
ルータ本体の値段も1980円だし、ちょっとした改造で遊べるんならやってみる価値はありそうだなぁ、ということでいままで買ったことが無かった日経Linuxを1280円(高い!)も*1出して購入したのだった。
そもそもなんで Fon なの?
「Fonについては以前から知っていて」と書いたが、実はいつFonを知ったのかを覚えていなかったりする。今になって日経Linuxに取り上げられているということは、結構前から国内サービスがスタートしたんじゃないだろうか?今調べてみたところ、2006年12月ということだからすでに2年が経過しているということになる。2年前といえばSL-C760を使うのをやめた時期と重なり、同時に無線LAN関係のインフラに興味を失っていた。どうりで知らないわけだ。今年の5月でAP数が34,000個所か。自宅周辺はまぁありえないとして、名古屋辺りなら結構つかえそうな数だな。
La Foneraを探す。
探すといっても、La Foneraを取り扱っている店は限られている。通販か大手PC量販店か。店舗販売ならツクモ・ヨドバシカメラ・ビックカメラ・ソフマップ。店頭で買えるなら通販は使わない主義なので、東海地方だとビックカメラ名駅の一択。
今回は改造することがメインなので、大須に寄って使いそうなパーツもそろえてしまった。
- フォンジャパン La Fonera(2100E) : 1980円
- サンハヤト SDカードスロット(プッシュロック式) : 250円
- 製造不明 SDカードスロット(ロック式無し) : 200円
- pqi SDカード 1GB : 650円
- pqi SDカード 2GB : 980円
- サンハヤト ピン付きコネクタ×2パック : 200円×2
- ソースネクスト 携帯電話用シリアルケーブル(ジャンク) :200円
- NEC 携帯電話接続用USBケーブルPC-VP-WK05(ジャンク) : 300円
La Fonera本体は名駅ビックカメラ、携帯電話接続用はハードオフ、それ以外は大須第一アメ横ビル1Fのパーツ屋さんを回って集めた。
*1:正直、ディストリDVDはイラネェからもっと安くしたほうがいいんじゃないか?