passive log strage

バイク , モバイルガジェット , アウトドア用品 , 腕時計 ・・・等。

電子辞書は(やっぱり)PDAの夢を見るか

シャープの電子辞書が「ザウルス」になる? - ASCII.jp

 シャープは現在、「電子辞書」のオープンプラットフォーム化を進めている。
同社の電子辞書「Brain」(ブレーン)シリーズで、広範なWindows CEベースの
アプリケーションをインストール可能にするほか、今春には「エディター」などの
実用アプリケーションを公開すべく、準備を進めている。

ザックリ表現するなら「電子辞書がPDAになっていくっぽいですよ」という話ですかね。

筐体の構成がPDA(ザウルス)と近く、おそらくザウルス開発チームとある程度リンクしていたんじゃないかとは思っていたけど、汎用PDA向けOSを載せる以上、それはもはや電子辞書じゃなくてPDAなんじゃないかと思うんだよなぁ。

PDAが廃れて*1しまった今の日本では、そういうアプローチもアリだとは思う。けど下手するとPDAの辿った道をそのまま進んでしまうと危惧してしまう。
携帯は「PDAの辿った道」に近い方向性に向いているけど、かろうじて「電話」という一本の背骨があるから、最悪はそこに戻ることができる。けど、電子辞書自体が携帯電話やPCでもすでに代用可能な機能であり、どこまで「電子辞書」のアイデンティティを貫けるか。
あるいは先に挙げた「chumby」みたく「ケータイやPCにつけるには高負荷な機能」として「プラットフォームをケータイから乗り換える」ための受け入れプラットフォームとして活躍するのだろうか。

タイトル・・・

すみません、一回このテのSFのパロディタイトル付けてみたかったんです。タイトル中の「(やっぱり)」ってのは、電子辞書にワンセグチューナが付き始めたころからなんとなく想像していたから。

ちなみに次案としては、

高度に多機能化された電子辞書はPDAと区別が付かない。

でした。
さらにいうと、どちらのネタ元も読んだことありません(^^;)。

*1:あまり「廃れた」とか「終わった」みたいな完全否定な表現はしたくないんだけどね。廃れたものであっても、需要はあるんだし。