アプリケーションの起動でいちいちプログラムフォルダを開くというのは、まぁまずありえない。さすがにランチャ系のソフトはいろいろとリリースされているが、W-ZERO 3系のサイトをいろいろ探し回って、今はこの2本になっている。
runner[es]
3×3マスのパネルタイプのランチャー。
カーソルキーで選択、決定キーで起動。あるいはテンキーの位置に対応した数字キーで一発起動。
ソフトキーでページ切り替え。起動プログラムは36個(4ページ)まで設定できる。
タイルを直接タップでの起動ができなかったり、タイル位置を任意で選べない(並べた順番にタイル上に並ぶので)などちょっと癖はあるが、ジャンルや機能ごとにねらったページに載るよう並び変えて、ページ切り替えで分類して使っている。
別バージョンとして「runner」というソフトもある。こちらはカーソルキーの上下左右に割り当てるタイプ。プログラム数は36個で[es]と同じだけど、上下左右キーなので1ページ4個のみになる。ただし、カーソルキー一発起動なので、1ページの表示数が少なくてもいい場合とか、イルミネーションキーをカーソルモードにしていることが多い人には、こちらの方が使いやすいかもしれない。
QuickMenu
ランチャというか、スタートメニューを拡張するユーティリティ。Windows Mobile 6系のスタートメニューは階層化できない。QuickMenuはこのスタートメニューを階層化したり、ステータスバーの表示を差し替えたりできる。
- スタートメニューの階層化
- スタートメニュー上のタスク一覧のカスタム(非表示も可能)
- スタートメニューから
- ステータスバー(磁界強度やバッテリ残量のピクトが表示されているエリア)のピクトが増えたとき、標準では一定数以上で「吹き出し」となって省略されてしまうが、これを抑制する。
- 標準のバッテリ残量ピクト表示をカスタム(残量+メモリ、残量を%で表示など)。
- ウィンドウクローズボタンからタスク終了できる。
- スタートメニューからソフトリセット、LCDバックライト調整、音量調整などを実行できる。
他にも色々。
起動して常駐を開始すると、Windowsキーを乗っ取り、自身のメニューを表示する。サイドキーをWindowsキーとして割り当てることも可能。
不要な機能はOFFにできるし、スタートメニューの並び順の変更など細かくカスタムが可能。
時々ステータスバーがまったく表示されなくなるなど、微妙な不具合があるが、QuickMenu自体を再起動すれば復帰する。