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バイクにナビ付けるよプロジェクト(4) - トラブル発生!大慌てで外部バッテリを変更するよ編

最初から最後まで、「行き当たりばったり」と「切った張った」で対処するのがオレ流・・・嘘です無計画なだけです。。

GPS受信感度低下!?

異変は出発してすぐに発見された。

スティックブースターの電源を入れ、本体をセットすると、みるみるうちにGPS感度表示が下がっていく。最終的に完全な圏外になってしまった。

障害物の無い堤防にでてチェック。蓋を開けても状況は変わらず。問題は蓋ではない。

念のため、IS01にインストールしてあった「GPSInfo」でGPS衛星の捕測状況を確認するが、衛星の電波はしっかりキャッチできているので、問題は衛星ではない。

スティックブースターの電源を切り、BOXにセットした状態でチェックしたら問題なく捕測できた。念のためもう一度スティックブースターの電源を入れると・・・やっぱりダメ。

スティックブースターの電源を入れるとダメということは、スティックブースターからでているノイズがGPS衛星の電波に干渉して、感度を落としている、と考えられる・・・。

うーむ・・・

そもそも、eneloopスティックブースターは、1.2Vのeneloopを2本(2.4V)使い、USB電圧(5V)を出力している。間違いなく昇圧回路が入っているはずだが、ノイズの発生源はこれだろう。

よく考えれば、2.4Vを5Vへ昇圧する場合、どう考えたって得られる出力は「きれいな直流」になっているはずがない。供給電源が波形になっているなら、そこがノイズ源になりうる。

とりあえずスティックブースターを本体から離せばなんとか捕測状態にはなるようだが、AQUA BOXに内蔵するという本来の目標からはずれる。


ノイズは、スティックブースター本体から漏れているか、自作の接続ケーブルか、あるいは両方からだろう。もちろん、オシロスコープなんてもの持っていない*1ので、原因を確定する方法はなく、予想でしかない。



対処方を考えながら、結局、金華山ドライブウェイの展望台まで上った。

バッテリーを入れたことによりBOXの重量が増えているはずだが、とりあえずハードウェア的な問題はなさそうだ。


さて、どうしたものか。


自作ケーブルやスティックブースターをアルミホイルのようなものでシールドするという方法もあるけど、確実に解消できるかどうかはやってみないとわからないし、試行錯誤する時間が無い。

なぜなら・・・

この日は05/03、つまり松本ツーリングの前日だから。


そういえば、夏休みの宿題は08/31に徹夜するタイプでした。


解決:はじめからきれいな直流を使えばいいじゃない。

早い話が、スティックブースターをやめて他のにする。これまでの理屈からすれば、4セルぐらいのバッテリーであれば安定化された電源が確保できると思われる。もっとも、市販のバッテリーの内蔵セル数なんぞ公開されていないので「数撃ちゃ当たる」式にならざるをえないんだが。

近場の家電量販店を回って外部バッテリーを探したが、どこに行っても売り切ればかり*2。東北大震災の影響で電池関連はあらかた品薄になっていた。

仕方がないので、自宅に戻って、手持ちのバッテリーを使ってみた。


ソーラーパネルを内蔵し、日光で充電ができる「iCharge eco」。

icharge eco Pink ICE-P

icharge eco Pink ICE-P

同じ黒色が出てこないんで、ピンクでw


こいつをBOXに入れて、外にでて試したところ大丈夫だったので、早速工作に取りかかる。
もう21時を過ぎているので大慌てですよ。



まぁ、やることは同じ。「詰め物」の形を変えるだけだ。



接着剤で張り付けて、出来上がり。


ツーリングで使ってみた。

松本ツーリングを参照。
2011年春 長野松本ツーリング(1) 準備編 - passive log storage - 2nd
2011年春 長野松本ツーリング(2) 往路編 - 05/04 - passive log storage - 2nd
2011年春 長野松本 ツーリング(3) 復路編 - 05/05 - passive log storage - 2nd


やっぱり、外部バッテリ1本だけでは、一日持たなかった。可及的速やかに、車体から給電できるようにせねば・・・。

*1:だれかください。

*2:そしてメットをパクられた訳だが・・・まさに踏んだり蹴ったり。