passive log strage

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GPSロガー Holux M241

ツーリングルートを記録するのに、以前ではPNDを流用していたが、最近はめっきりスマフォでNAVITIMEばかり使っている。
スマフォナビはデータの共有が気楽と言う利点があるものの、電話やメールでも使うわけで、バイクに付けっぱなしにできないのがネックだ。ツーリングのルートログはナビとは違い、やはりバイクに付けっぱなしにして運用したい。

そこでGPSロガーですよ。

Holux M241は、GPSロガーとしては古株というか、息の長い製品。相当昔からある気がするぞ。Bluetoothの載っていない(USB接続のみ)も合わせれば、このシリーズは10年以上前からあるんじゃないか?

GPSロガーはそれ単体では、携帯やデジカメに比べれば日進月歩というほど変わるもんでもないが、昔は1万越でなかなか手が出せなかった。だがこれも7千円程度に落ち着いてきた。

今回の決め手はケーブルだけではなくBluetoothでのログの抜き出しが可能だという所。Android用アプリでBluetooth経由で取り出しと本体内のログデータ削除を行えるので、連泊ツーリングでもPCを持って行く必要がないのが良い。

抜き出したデータはDropSyncでDropBoxへ更新している。これをMacやPCでGoogleEarthで表示したり、Androidアプリの「地図ロイド」で確認できる。


https://play.google.com/store/apps/details?id=com.kamoland.chizroid

また、息の長いハードウェアは流通している台数が多い、ユーザが多い、ということで、PCなどに接続する場合でもドライバが豊富だったり安定する傾向にある*1
Holux M241はWindowsだけでなくMacOSXAndroidでも動作が報告されているので安心して購入できた。

車体に設置するような物とは違い、円筒形(フィルムの形?若干三角形っぽい断面だけど)でストラップでぶら下げるような使い方をするもので、筒の突起?の方にアンテナがある。

つまり立てた状態で使うことになるため、車体に固定するにはちょっと面倒なことになる。
それに、立てて使うにしては、液晶表示は横向き。

なので、固定の仕方が難しい。

とりあえずシートバッグやトップケースに入れてしまうか、ドリンクホルダー的なもので固定するか。どちらにしても耐衝撃性とある程度の防水性を満たすため、ダイソーで買ってきた樹脂製の醤油差しを改造してカプセル型のハードケースとした。


この醤油差しを見つけるまでは、タッパウェアなどを使っていたが、なかなかぴったりくる物がなかったので、ダイソーでコレを見つけたとき「俺マジ天才!」とか思ったり思わなかったり。

このケースに電源ONにしてから入れて、蓋をしたらトップケースに入れっぱなしで運用している。トップケースは樹脂製なのでこれで十分ロギングできている。

難点・不具合・欠点

  • Bluetooth関連
    • データの抜き出しに関して、一日毎ぐらいでやらないとデータ量が多いためか途中で失敗することがある。
    • 取り込むアプリによるのだろうが、途中で強制終了などで処理を停止した場合、空のデータが生成される。
    • マルチペアリングではないので、別の機器に接続しようとした場合、そのたびに再ペアリングが必要になる。
  • バッテリの持ちについて
    • アルカリ単三電池1本でほぼ丸一日は持つと思われるが、中途半端に使った後、一旦電源OFFして翌日ONして使い始めると、途中でバッテリー切れで電源が落ちていることがある。
    • 一旦切ってONしたあとの電池残量表示があまりあてにならない(すぐに残量表示が落ちる)ため、2日目以降は都度取り出してチェックしないと信用できない。(つけっぱなしという単体ロガーの意味がない)
    • 一番安心できる使い方は、一日で電池を入れ替えてしまうことだが、あまりコスパは良くないな、と。

ぼちぼち使用中

ウェイポイント保存の頻度によりバッテリの持ちが変わったりするはずなので、いろいろ調整しながら最適なデータ密度をさぐらないと。また、拾ったデータをこのブログ(はてな)でどうやって掲載するかなど、まだ検討事項はある。
1年ほど使って、バッテリ切れだったりスイッチ入れ忘れてたりでロギングできていないこともしばしばあるのだが、今後もツーリングでどんどん使っていこうと思っている。

*1:わかりやすい例としてはネットワークカードにおけるRealteck製品(いわゆるカニチップ)なんかが有名ですな