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バイクにナビ付けるよプロジェクト(5) - やっぱり車体から電源だよね編

やはりバイク本体から給電しないと、ツーリングには足りないということで、AQUA BOX Wに給電用のUSBケーブルを通す。

PCX本体のシガーライターソケット取り付けは、これより後にGIVIのスクリーン取り付けと同時に行った。

汎用性を保持する方向で

前回作ったnuvi本体への接続ケーブルをそのまま無加工で利用するため、「単純なUSB延長ケーブル」をAQUA BOXに通す。防水性を保ったまま通すためには、USB延長ケーブルをいったん切断、AQUA BOXのネジ穴を使って引き込み、再度結線する。USBケーブルは自室のジャンク箱に放置されていたものをそのまま流用した。

コネクタに直づけせず、「延長ケーブル」を経由する理由は、nuvi1460以外のデバイスをAQUA BOX Wに入れたくなったら、変換ケーブル差し替えと、「上げ底」「詰め物」を入れ換れば対応することができるし、簡単に元に戻すこともできるから。

USBケーブルを通す


AQUA BOXシリーズには、元々ケーブル引き込み用に穴をあけられるようになっている。


底にある、取り付け用ボルト穴4つに囲まれた真ん中の線がそれ。本来はここを打ち抜いて使うのだけど、クイックリリースアダプタをつけたら完全にふさがった状態になってしまった。
そこで、ボルト穴4つのうち、クイックリリースアダプタでは未使用になった2つのうちの1つに、USBケーブルを通した。


切断したケーブルのコネクタを剥いで、かさばらないように加工。根本はもちろんホットボンドで補強。
ボックスの底に当たる部分に5mm厚のウレタンを敷く方針としたので、この時点で、ウレタンに通しておく。



電源のみの用途ならフル結線する必要はないのだが、もしかすると今後、データケーブルとして使用する可能性が無いとはいえないので、念のためフル結線しておいた。もっともちゃんとシールドしていない状態なので、後々再加工が必要になるかもしれないが・・・。



絶縁テープで絶縁&補強。ウレタンの裏側で写っていないが、抜け止めのため、ケーブルにタイラップを巻いてある。ボックスのボルト穴のへこみに引っかかるようになっている。



一旦仮止め&接続したコネクタ部分の位置ぎめ。コネクタはどうしても嵩ばってしまうので、「詰め物」に穴をあけてやる必要がでてきた。
まぁ、とりあえず次に進もう。

防水加工むしろ穴埋め、「詰め物」加工



ホットボンドで「穴埋め」。ケーブルの角度がなるべく外側にでるように傾けながら注入。裏側からも充填してある。



もう片方のボルト穴も。こっちだけきれいな感じになっているのは、外側を養生テープでふさいだ状態で、内側から充填したため。

写真には撮っていないけど、クイックリリースアダプタをネジ止めした方の穴にもホットボンドを充填してある。


ホットボンド最強説、再び。



前回と同様、「詰め物」作成。切り取った穴の位置が違うだけ。この上に、やはり5mm厚ウレタン(前回のをそのまま流用)を敷く。

見た目は前と変わらないので省略。



完成裏側の図。
引き出したケーブルと、クイックリリースアダプタの角が接触していると、そこから切断のおそれがあるので、絶縁テープを巻いて保護する。テープが削れてきたら巻き直す方針。



グローブボックスに設置済のシガーライターソケットに接続した図。
配線でぐちゃぐちゃなのはいずれ整理するとして・・・。

ケーブルは右側にある切れ込みを通して、センター側の角に破産で引き出す。ここもテープで保護した方が良いかもしれない。

この切れ込みは元々は、グローブボックスの蓋をあけたときにモノが滑り落ちないようにするためのゴム製の滑り止めを取り付けるためのもの。納車時からこの滑り止めが奥の方に張り付いていて、「何のための切れ込みなんだろう?」と若干タイランドクオリティに翻弄されたことは秘密。

試走

問題なし!


・・・だけじゃアレなので、要改善点。

  1. 脱着の際、ケーブルをグローブボックスの蓋に挟まないように注意が必要。取り付ける際になにかガイドのようなものがあればマシになるかもしれない。
  2. 電源ケーブルは、ハンドリングに影響が出ないよう、うまく取り回す必要がある。
  3. 電源ケーブルをダラーんと垂らしておくと、乗降の際に足を引っかける可能性がある。

これら以外について、大きな問題点はみつからない。


懸念事項:発熱、放熱

現状では問題になってはいないけど、ナビ自体からの発熱が籠もる可能性が考えられる。
元々はバッテリーも一緒に格納していたので、本体+バッテリーの放電時の発熱も併せて結構な発熱量になっていたはずで、そういう意味では電源が外部になったことで多少はマシになっているハズ。
しかし「詰め物」として使っているウレタンフォームは断熱性の高い素材なので、やはり放熱性は良くない。
ここらへんは実際に夏場に使ってみないとなんともいえないのだが・・・。

ともかく、まだ課題は多いということで、今後ぼちぼち対応していく予定。