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パジェミフォグ(6) - 車室内-エンジンルーム間渡し配線

さて、最後に残す車室内とエンジンルーム内を渡すスイッチ用の配線。

配線通しの穴

エンジンルームと車室内で配線などを通している「穴」のうち、確認できたのは助手席側と運転席側の2カ所ある。
運転席側はステアリングコラムの上あたりにあり、車室内からは配線が出ていることが目視で確認できるが、エンジンルーム内ではパワステユニットの真下にあって目視できない。防水処置はエンジンルーム側にあるはずだが、パワステユニットを外すかおそらく車体を上げて下側からしか手が届かない。
助手席側はエンジンルーム内の防水に手が届く場所にあり、車室内では助手席側エアコンのユニット(?)の奥にあって目視はできないが手が届く。触った感触で車室内側に防水処置がされていないことがわかっている。リレーが運転席側(右側)、スイッチはステアリングの右なので、助手席側だと完全に遠回りになってしまうが、作業の容易さを考えるとここ以外選択肢が無い。

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エンジンルーム側の防水部分を改めてじっくり見ながらどうやって通すか考える。

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とりあえず防水ゴムブーツの縁に巻いてある融着テープを剥がしてみたところ・・・。

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ゴムブーツの縁を折って絞って、それを融着テープで巻いて止めてあるだけだった・・・。
なんだ、やってることはシンプルじゃん。 これなら自分でも十分再現できるわ。ゴムブーツの劣化も感じられないのでそのまま通せばまだ使えるだろう。

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配線通しを差し込んでみると、ゴムブーツがくの字に曲がっているため抵抗は大きいが、助手席足下へ無事到着。これならいける。俄然やる気が出てきた。

渡し配線敷設 - エンジンルーム内

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長めの単線の在庫が無いのでホームセンターで買ってきた。リレー側の線色が青で0.5~0.3SQなのに合わせて青の0.5SQを6m。5m程度でも多分足りるとは思うが1メーターの単価が44円なのでほぼ誤差みたいなもの。なにかあって足りずに継ぎ足すよりよっぽどスマート。

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エンジンルーム内に這わせる部分はコルゲートチューブで保護。φ3mmの2mが在庫があったので全部使う。目測ではおそらく2m全部必要になることはないはずだが、配線を這わせて固定したときにチューブが意外と伸び縮みして足りなくなったり逆に長すぎて邪魔になることが結構あるので、可能なら長めに使って余分をあとから切った方がぴったり合わせることができるというのが経験則。

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差しっぱなしにしていた配線通しにケーブルを繋いで引き込む。車室内側から配線通しを引っ張るだけでは抵抗が大きすぎるので、可能な限りエンジンルーム側から押し込んでから、車室内側の穴の根元から引く。

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十分に車室内へ引き込んだら、エンジンルーム側を配線穴側からリレーに向かって固定していく。既設の配線との間に隙間ができやすくなるので防水ゴムブーツにコルゲートチューブまで突っ込まない程度に固定しておく。

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既設の配線に沿わせつつ、配線止めが使えるところは共締め。 リレー側がすでにギボシ(メス)になっていたので、これに合わせてギボシ(オス)を取付。

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雨が配線を伝ってリレーの線の方に到達しないよう、リレー手前で「ベンド」を入れる。このベンドの部分が一旦下側になることで、伝った水滴が下に落ちる、と良いな、と。

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コネクタの防水処理を行ってエンジンルーム内の配線は一通り完了。見直すとやはりリレー周辺をもうすこし短く整理したいし、空中配線状態なのを良い感じに固定したいところだが、まぁ追々。

渡し配線敷設 - 車室内

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引き込んだ配線を一旦助手席フロア状にもってきた。可能な限り各種装置の裏側を通して這わせたいが、手が届かない部分も多く、ほぼ諦め状態。配線保護という観点でもコルゲートチューブなりスパイラルチューブに通すなりで見た目を多少マシにできるかもしれないが、それなら既設のスマホホルダや時計、ETCの配線1なども合わせてまとめてやりたい。つまり先送り、と。

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すでに取り付けているスイッチを外して渡し配線を引っ張ってきた。

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給電線マイナス線に長さを合わせてから、平型端子を取り付けてスイッチのアウト側(2番)に差す。

機能するところまで完了

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無事点灯。うぇ~ぃ。

これで車内からフォグランプの操作が可能となった。
この後光軸調整を行っているが、長くなったので次回の記事で。


  1. ETC車載器については最近ゲートでエラーが頻発しているため、車載器の買い換えまで含めて検討中。