大きめのプロジェクトを消化してしまったし、雪でバイクが走れないので書くネタが無い。
ということで小ネタ。
油温管理
油温計を付ける。
油温管理といってもエンジン自体はノーマルで、オイルクーラーが付いているわけでは無いからよっぽど神経質になる必要は無い(なったところでエンジンを休ませるしか方法が無い)。しかし、低速で回しがちになる林道走行では「あ~ちょっとダレ気味になってきたなぁ~」と感じることはあり、「通常走行ではどのぐらいなのか」「林道ではどの程度上がるのか」「どこまで上がったら『熱ダレた』と感じるのか」という点は気になるところだった、と。
ミニモト 油温計スティックタイプ Loncin125cc/Lifan125cc用
Loncin(ロンシン)/Lifan(リーファン)用とあるが、これらは中華キットバイクのエンジンだそうで、ようするにカブエンジンの中華コピー品(クローンエンジン)だ。オリジナルと比較して耐久性はどうなのかわからない(まぁ高いはずはないだろうが)ものの、この手の中華エンジンはHONDA純正よりも安くコピー品なので思い切ったカスタムベースとして本体やパーツが輸入されている模様。同じようなコピーエンジンのブランドとしてはZongshen(ゾンシェン)など他にもあるようだが・・・ロングセラーのカブエンジンだけにコピー品も多いということだな。
で、コピーだけに構造や構成がオリジナルに近く、こういったカスタムパーツも流用できる(こともある)ということらしい。CT125についてはすでにレビューで使用可能だということがわかっている。
ディップスティックタイプの油温計はオイルフィラーキャップについているオイルレベル確認用のディップスティックと共用で、先端が油面に浸かっていることが前提になっている。 CT125のエンジンはディップスティックはフィラーキャップとは別にディップスティックがあるのでこれでオイルレベルの確認をすることはないが、ちゃんと油面に届いていることが確認できたので使えなくは無い。
このタイプの油温計はモンキー(Z50J)でデイトナ製を付けていたが、スティックの長さが50ccとまったく違う。つまりモンキー用は流用できないということだな。
オイルフィラーキャップと交換するだけの単純なものだが、デジタル油温計のように常に気にする必要が無いならこれで十分役割を果たすだろう。温度の公査については正直アテにしてない。あくまで「通常状態」と「通常ではない状態」が解れば良い。上部の温度計の所はネジとは独立して回転するので、見やすい角度にあわせておける。
取り付けたときの外気温はおよそ0℃前後だったが、針は最低目盛りの20℃よりはるか下を指している。
しばらくアイドリングして目盛りが20℃まで上がったことを確認。とりあえず働いているようだ。
最も気になるのがこの油温計自体の耐久性だが、それは走り回ってみないとなんとも言えない。雪が溶けて本格的に走り始めたらわかるだろうが、念のために当面は純正のフィラーキャップは積んでおこうと思う。