リフレッシュというよりリノベーションか。
サイドシル下溶接リブの錆
サイドシルの下側の部分に錆が出ている。
いつごろから出ているのかはっきり覚えていないが、去年の夏ぐらいにはあったような。しかしこの冬にさらに酷くなっているのを確認したので、可能な範囲でこの部分の錆を抑制しておきたい。
車体の下面なので融雪剤の影響をモロに受ける。車体の下回りはシャシコートにより防錆を施しているが、サイドシルのこの部分はボディーカラー白と同色だったためシャシコートは吹かれていない。
この部分はフレーム組む際の溶接リブであると同時に、ジャッキポイントがある部分。
特に錆の酷いのはジャッキポイントではないので、主な原因はジャッキアップ時の傷ではなくタイヤから跳ねた融雪剤の影響が大きいと思われる。雪国の車はこの部分が錆びているものが多いように見受けられるが、ダートも走るパジェロミニだと跳ね石や腹擦りもあるので、今後も継続的に自分で対処できる方法をとる。
モノタロウ 錆転換塗料
防錆処置でずっと前から気になっていたこれを使ってみることにした。
赤錆を黒錆に転換し、それ以上の錆の進行を押さえる物らしい。黒錆は中華鍋やスキレットの黒いアレのことで、つまり酸化皮膜のコーティングだ。
ダイソーで適当な刷毛やらスチールブラシを買ってきた。錆を転換するとはいえあまりに厚い赤錆膜だと内部まで転換が進行しないかもしれないので、軽く錆をおとしてみる。
・・・うーん、軽く擦ったつもりだったが赤錆がけっこう落ちてしまった。そんなに分厚い赤錆ではなかったのかもしれない。赤錆を黒錆に転換するってことは赤錆が残っていないと意味が無いような気がするが・・・。とはいえ落としてしまった物は仕方が無いのでこのまま転換塗料を塗る。
パッケージによると冬場なら1回塗って4時間で上塗り可能。2回塗り後一晩放置。
しっかり混ぜて均一に塗ったつもりだったが、どうしてもムラができてるし、部分的に厚塗りになってしまった場所がひび割れている。まぁ剥がれたらもう一度塗るか。
シャシアンダーコート
錆転換塗料はそのままでも防護効果があるようだが、シルバーがベースで微妙な色むらがあって見た目がいまいちなので、いっそシャシアンダーコート(シャシブラック)でさらに上塗りする。
アンダーコートは溶接リブとその根元ぐらいに噴くが、裏側でほとんど見えないのでわりと適当でいい。ただし、誤爆しないようマスキングだけはしておく。
在庫のマスキングテープと適当な新聞やチラシを使おうと思ったが、新聞を取っていないのでその手の紙が足りない。頼んでもいないのにポスティングされてくるシティペーパー、マンションのチラシ、K産党のミニコミなどまとめて紙ゴミとして捨てようとしてたものを片っ端からかき集めてなんとか下回りをカバーできた。今後塗装を行うための問題が1つ見つかったな・・・。
塗ったばかりだが一応シリコンオフしておく。プライマーは不要だろう。
このアンダーコートの乾燥は1時間あればいいらしい。2回塗りした5分後ぐらい(乾ききる前)にマスキングを剥がす。3回も要らんだろう。
マスキングを剥がしたときに塗装が厚塗り過ぎたところがすこし剥がれてしまったが、下側なので目立たないからいいか。1時間乾燥で完了と。
錆と塗装
溶接リブ全体がブラックオフされたことでちょっと締まった印象になったかな。
塗装の強度については、スタッドレスをサマータイヤに交換するときにジャッキアップするのでそのときに解るだろう。
車体の錆は今回の部分だけじゃない。細かな部分も多いが、左右ドアなどに点錆がけっこうあったりする。これらも含めて、実はいずれは全塗装を考えているんだが・・・もちろんDIYで。
全塗装となるとかなり準備が必要になるのでまだまだ先は長い。