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Rotring Multipen系の代替品を試してみる。

Rotringを愛用しています、が。

Rotringが高級筆記具部門から撤退して久しい。

Rotring Multipenシリーズは、俺がNewton MessagePad2100を使っていた頃に当時のNewton Shop*1のサイトでToriopenに出会ってから永らく愛用してきた。つねに持ち歩くペンなので、落としたりなくしたりする危険性が高い。というか、実際Triopen Input、4-in-1 Input、Executive Dataを1本づつ無くしている。Executive Dataと4-in-1 Inputは1本づつ買いなおした*2けど、常用する4-in-1は落下のショックで微妙にノック機構の動きが渋くなってきたし塗装もボロボロになっている。そのためExecutive Dataは保存用にキープし、4-in-1 Inputも保存用に待避させておきたい。

しかし、紛失・破損しようとも、Multipenシリーズのノック機構は魅力的で今後も使っていたい。すでに4-in-1 InputもExecutive Dataもどこも店頭在庫はないので他の入力ペンを探したところ、パーカーが同様の機構をもった多機能ペンをリリースしている。どうもRotringが手放した高級筆記具部門がブランドを変えて出しているようだ。値段もRotringブランドと大差はないが・・・今までがこの状態だ。無くす危険性を考えると手を出しづらい。

代替品の可能性

最近になって、「Rotring風多機能ペン」のパチモンがあることに気がついた。試そうか迷っていたが、先日の東京出張の帰り、秋葉原モバイルプラザに寄った際にブライトンネットブランドのソレをみつけたのをきっかけに、サンワサプライブランドのソレも購入してみた。


ブライトンネットBM-STYULUS

サンワサプライ PDA-PEN11BK

左から Rotring、ブライトンネット(モバイルプラザにて980円)、サンワサプライ(Amazonにて780円)。

どちらもスタイラス・0.5cmシャープペン・黒ボールペン・赤(蛍光オレンジ)ボールペンと、本家Rotring Multipen 4-in-1 Inputとほぼ同じ機能構成となっている。
サンワサプライ製は塗装に微妙なラメがはいっている。真っ黒なスタイラス芯を出すと全体が真っ黒になっていて、デザインもへったくれもない。ブライトンネット製はスタイラス芯は黄緑。黒地の軸にシルバーのピンポイント、指に当たる部分にはローレット加工が施されていて滑りにくい。外装のイメージとしては、サンワサプライ製はビジネス、ブライトンネット製はカジュアルか。

どちらもねらった機能を素早く、ブラインドで出すのは難しい。時々ねらった奴の隣の機能がでてしまうことがあるためだ。ちょうどRotring Multipenを落としまくって動きがおかしくなったような感じに近い。

どちらも値段はほぼオリジナルの5分の1、無くしても痛くないし値段なりには使える。この3本を並べてわかったのだけど、ブライトンネットの物とサンワサプライの物は、色や質感、機能の刻印の配置が違いこそするものの、ほぼ同じ物であることがわかった。つまりこの2種類はブランド違いの同等品だと思われる。リフィルは同じものが使い回せるのも良い。

ブライトンネット製は1本(店頭に1本しか在庫がなかった)、サンワサプライ製は2本購入した。サンワサプライ製を1本職場のペン立てに、もう一本は仕事用の鞄へ。ブライトンネット製はBOBLBE-E TOOL BELTのペンホルダへ。これで休日と仕事用それぞれに配備することができ、鞄から鞄へ移しかえる手間もなくなった。

割り切って使う

リフィルを出す際に若干気を使うものの、破損してもあまり痛くないのでけっこうラフに扱っている。無くしても困らないしね。今のところ大きな不便も無いので、しばらくこれでいく方針。

*1:後のPX Store、現在のAssistOn

*2:つまりRotringだけで5本も買っているわけだけど、その価値はあると思う。