久々に乗って楽しんで、改めてやはり気になるところを再認識。
ホイール・サスペンション
ずっとFirestormの検討事項だったのが足回り。
せせらぎ街道をNM4でも気にはなっていたところだが、路面のつぎはぎなどのギャップで瞬間的な突き上げが結構ある。こういったコンディションに対してもっと路面追従性を上げたいと思っていた。
もともと、Firestormは東京都日野市在住自体に購入したバイクだが、近くに奥多摩周遊があってそこに合わせたサスペンションセッティングをしていた。(当時の)奥多摩周遊1は路面が非常になめらかでコンディションが良く、前後サスをかなり固めた状態に振っていた。俗に言う「奥多摩スペシャル」なわけだが、これは汎用的なセッティングとしては硬すぎる。
ところがセッティングを柔らかめにすると一気にふわふわ目になってしまい安定感がおちてしまう。これは購入した時点ですでにサスペンション周り(特にリア)がへたり気味になっていたためなのかもしれない。現状では「奥多摩スペシャル」ほど極端ではないが多少固めといったところ。
Firestormに施したいのは所謂「猫足」化、つまり路面追従性の向上。
- ホイールを軽量な物に変更、サス下重量を落とす
- 前後ショックを良い(摺動性の高い)物に交換する(またはオーバーホールする)
- プリロード・ショックアブソーバの伸び&圧縮を細かく調整可能なものに変更する
こんなところだろうか。
Firestormはこの時代のバイクとしてもやはりリアサスペンションはあまり性能の良い物ではない、との話2も聞いている。ホイールを軽量化するなら間違いなくサスペンションの調整も行うことになるため、どうせなるなら一気にやっちゃった方がいいのかな~、とか。
それなりの出費になるはずで長期案件覚悟だが、サスペンションは前後で15万~20万、ホイールはワンセット10万からヘタすると20万といったところが予想され・・・ちょっと、おいそれと手が出せないっすわ。
USB電源
スマホホルダは取り付けたので、次にやらなければいけないのが電源供給。というか、こっちの方を真っ先に手を付けなきゃならん。
すでにシート下に電源連動の防水キャップ付きシガーライターソケットを準備してあるが、このときにはタンクバッグに入れたナビに給電する予定だったのでシート下からケーブルを伸ばす予定だった。スマホホルダをハンドル側に取り付けたのでフロントのカウル付近に移設することになるが、CT125でシガーライターソケットではなくUSBポートを取り付けたように、スマホに給電することを考えると今時はシガーライターである必要性がない。防水キャップ付きのUSBポートを使うとして、使い勝手の良い場所はどこが良いかが悩みどころ。
まずはUSBポートを買ってみて、それをもって固定箇所を選定、配線を取り回し、といった流れになるだろうか。
ということでポチっておいた。
フォグランプ
NM4に付けていた物をそのまま外したので、リレーやスイッチなどの配線類はそのまま流用できる。
スイッチは左スイッチボックスとクラッチレバーの間に少しスペースがあり、デイトナのスリムスイッチがそのまま取り付けられそうだし、インジケータは両面テープ止めなのでメータ周りに付けられそうな場所はたくさんある。
問題は、車検でヘッドライトをLEDバルブに交換したことで、今度はLEDフォグランプのライト本体が悩みどころになっていることだ。
フォグランプつまり「霧灯」だが、ヘッドライトの色温度が上がって白くなったことで、霧に対して乱反射しやすい波長になっている。古くからのフォグランプがイエローなのは、それらが霧に乱反射しづらいの光の波長3だからだそうなんだが、元々Firestormについていたハロゲンバルブが黄色みがかった比較的乱反射しづらい色からホワイトに変わったことで霧に対する効力が落ちているはずだ。
NM4では「フォグランプ」といいつつ、実質は「ヘッドライトの照射範囲の補完」という側面、つまりドライビングランプとしての要望の方が強かった(というか霧とか以前の話だわな)。Firestormで夕闇のせせらぎ街道を走ってみた限りでは照射範囲がハロゲンとほとんど変わらなかったので、照射範囲よりも「フォグランプ」としての能力を重視したくなっている。ワインディングでも霧が出る事は十分ありえることだからな。
となると、NM4で使用していた(安物の)クリアのフォグではなくイエローのフォグランプを選択した方が目的に沿う気がする訳で、となるとまたフォグランプ選びからはじめなけばならん、と。
しかし、まぁ、言ってしまえば「先っちょ替えるだけ」なんで、とりあえずそのまま取り付けてみて、それからでもいいかな、という気がしている。
それから取付位置もどうしようかと。
NM4はフロントフェンダーの取付ネジに供締めしていたが、今後ホイールを軽量化する予定なのにフロントのサス下重量を増やしちゃうのは矛盾してねぇか?と。
これもハーネスをフロントまで引いたらあとは「先っちょ替えるだけ」ではあるから、やっぱり一度取り付けてからでいいか。
シューズ
ウェア関連、ヘルメットも含めて基本的にはFirestorm用・NM4用と使い分けていたため、今までの物を持ち越しで問題ないが、NM4でも共用していたシューズについては経年劣化などもあって新規に買う必要がでてきている。
NM4にシフトペダルはないし、CT125ではスポーツカブタイプのペダルなので普通のシフトペダルのような「つま先でのすくい上げ」をせず踵で踏んでシフトダウンしている。つまりバイク用のブーツが必要なかったため、Firestorm用としてのシューズが無い状態。
今まではelfのシンテーゼ EVO 2を履いていたが、1年前にジッパーが破損したので引っ越しのタイミングで処分してしまった。
前回の走行ではバイク屋まではバスと徒歩なので、歩きを重視してミレーのトレッキングシューズを履いていった。今回のためだけにつま先に取り付けるペダルパッドをAmazonで購入していたのだが持って行くのを忘れてしまったので、途中でバイクワールド茜部店で似たような奴を購入して使った(完全な無駄金)。
ということで、新しいシューズが欲しい。NM4と共用する必要がなくなったので、ロードスポーツ用として割り切ったものを選択できるようにはなったけど。
シューズに関してはCT125用のオフロードブーツについてもいろいろと考えていることがあるので別枠でまとめた方がよさそうだな。
ああ・・・
なんやかんやで出費が・・・。