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Firestorm - バッテリーカットオフスイッチ(1)

Firestormのバッテリー問題、カットオフスイッチを入手したので試そうとしてみた。

汎用バッテリーカットオフスイッチ

Amazonでバイク(とか農機具とかその他汎用機器)用のバッテリーカットオフスイッチを購入した。

四輪用とスイッチの基本構造は同じっぽいが、バイクなどの小型バッテリーのターミナルに取り付けられる形になっている。
このカットオフスイッチは、ダイヤルを締めて短絡、緩めて切断となっている。単純なネジだと緩めても振動なんかで短絡しそうな気がするがそうはならない。ネジを外しても上と下のパーツが分離せず、どういう構造になっているかは解らなかったが、要件は満たしているのでこれ以上追求しないことにする。

この形状からすると、写真の右側をバッテリーに直接取り付けて、アースケーブルを左のビス付きの部分に繋ぐのが正式な取付方だろう。本体のほかに端子が1つだけ付属していたが、どういう取付を想定しての付属なのかはいまいち解らない。

Firestormのバッテリーに付けられるのか

とりあえず、バッテリー側の固定ができるのか、と。
車体外側(右側)に向けるとケーブルの束に干渉するため・・・

バッテリーターミナルからバッテリーの上側に向けて付けようとすると、バッテリー上面に干渉するため直接固定できない。ワッシャかなにかを噛ませて浮かせてやれば固定はできそうだが、大容量が流れる端子なので可能な限りスペーサーなどを介さず直接接触させたい。となると、バッテリーターミナルに直結するのはできない、と。

では、バッテリー側は短いケーブルで繋ぐとして、バッテリーアースケーブル側をスイッチに直結させようとすると・・・

元々の端子に付いているズレ止めの突起がスイッチの金具に引っかかりピッタリつかない。突起を曲げたり切り落とせば付きそうではあるけど、「元通りに戻せる」というのがバイクを弄る最低条件なので避けたい。
つまりこちらもケーブルを介す必要がある、と。

ちなみに、配線そのままの状態では長さが足りずスイッチ側の端子を入れるのも難しかったので、バッテリーアースケーブルを止めているタイラップを緩めて引っ張り出した。 それでも引っ張り出せたのは2cm程度でやっぱり余裕がない。
そもそもこのバッテリーアースケーブルがどこに繋がっているかというと、 エンジンブロック、後シリンダーの根元あたりで、ここから余長無しでバッテリーまで一直線に来ているので、引っ張り出して云々ってのは最初から無理な話だったと。
ということで短い配線を作ってスイッチを良い感じな場所に固定するって形になりそう。

既製品を買った方が手っ取り早いっぽい

・・・という(いつもの)パターンになりそう。

まず、短いケーブルを作るために、ある程度大容量が流れることを考慮してそれなりの太さの単線ケーブルが必要になる。近くのホームセンターでは3.0SQ程度しかない。カー用品店で売っている物で、

この5.0SQのアクセサリー(カーオーディオなど)用は心許ないし、 15SQの本当に四輪のバッテリーアースケーブルでバイク用には流石に太すぎる。

この15SQを使うにしても端子は大きすぎるし長すぎるので切断して端子を取り付ける工作が必要になってくるわけだが、15SQの丸端子をカシメる工具がないので別途購入する必要が出てくる。ホームセンターで5000円以上するわけだが、今後使うかどうか解らない高額な工具を買って自作するかって考えると、

収まりも取り回しも良さそうで、すでに配線も付いているコレ買った方がよくね?ってなってしまう訳だが。とはいえ、言ってしまえば「これだけのもの」に5000円以上するわりと高価なモノ訳で、即「んじゃ買い!」とはなかなかならず・・・。

冷却期間をおいてじっくり考えた方がよさそうだなぁ。

バッテリー自体も交換しないと

今回の発端となった、ターミナルと筐体との隙間からバッテリー液が漏れてるっぽいバッテリーだが、前回粉を取って戻しておいたにもかかわらず、新たに粉が噴いていた。
やっぱりこのバッテリーは駄目っぽいので近いうちに交換することになるんだが、まだ一年経っておらず電圧は落ちていないし使えなくはないってのがこれまた引っかかる。

obally.hatenablog.com

去年の車検時に取り付けたこのAZバッテリーはたしか1万円を切っていた覚えがある。ショップの常連の話ではよっぽど低品質って話は聞かなかったが、品質のばらつきによってはこういうこともあるんだな。今回の事は一応ショップと共有しておこう。

交換先のバッテリーの価格を調べてみた。

  • ユアサ「YTX12-BS」(純正指定): Amazon 11,400円。
  • 古河電池 「FTX12-BS」:Amazon 9,800円
  • デイトナ「DYTX12-BS」:公式サイト標準価格 12,210円、Webike 7,236円

値段はわりと横並びではあるんだが、ユアサや古河のバッテリーは一時期偽物が多いって話があってそれが気になっている。どちらもAmazon.co.jpの公式取り扱いだが、マーケットプレイスでないAmazon取り扱いでも偽物が紛れ込んでいた件があったためここはちょっと慎重に選択したい。ユアサや古河はホームセンターやバイク用品店でも扱っているから、多少高くても(といっても15,000円ぐらいになる)そっちの方が安全かもしれない。
デイトナのハイパフォーマンスバッテリー「DYTX12-BS」は NM4で使っていた物のYTX12-BS互換品。最後にNM4を手放すまでこのバッテリーを使っていたが特に問題なく使用できていた。バッテリー自体の重量がやたらと軽かったのが印象的に残っているが、軽量化とい意味でも有りかもしれない。Webikeなら圧倒的にこっちの方が安いし・・・。

一応、続くという見込みで今回のタイトルには連番を入れておいた。