「CT125の今のところの不満点を解消する」2023年度最新版 その1。
現行スマホホルダの不満点
- スマホ本体の固定はしっかりしている
- 首振りが自在(ボールジョイント)だが、締めると回転できない
- 固定する爪の部分が大きめ、特にスマホの縦方向に出っ張るため、横向きで使おうとすると横幅を取る
- スマホを装着していない状態だとカタカタうるさい、固定してロックしてもちょっと何かなってる感じがする
んで、現状での一番の不満はカタカタ音。CT125は普段の下駄代わりにも使う、つまりスマホを使わず走行することも多いんだが、ビビり音のような細かい音が結構耳障りになってしまう。
固定する爪の部分については何度も位置調整してとりあえずで使ってきたが、左側のハンドルバーとの接触とGPSロガーを付けている時計ホルダーとのクリアランスが結構ギリギリになっている。これもちょっとなんとかしたい。
デイトナ スマホホルダー3 IH-1100D リジッド
選択の理由は、
- 固定する爪の部分がスリム
- ガタつく部分が無くアルミ製でしっかりしてそう
- ホルダー自体はCT125に付けっぱなしなのでクイックレリーズでなくちょっと安いリジットで良い
- スマホ本体を固定する位置は上下(横向きの場合は左右)にセンターをずらすことができる(側面のボタンに干渉しない)
前の奴より突き出し量が大きいところが少し気になるが・・・。
取付
とりま、実際に付けてみた。
日が落ちてきて暗くなったのでフラッシュで見づらいが。 バーに固定するクランプ部分はミノウラ製で細身だがかなりしっかりした作りになっている。強固に締め付けが行えるため固定はしっかりされるが、締め付けトルクは10N・mが推奨されている(今回は計っていない)。
画面がわかりやすいよう点灯させて座った位置から撮影。メーター類にもGPSロガーにも被らないが、突き出し量が大きいため前の奴よりかなり手前に出てくる感じがして若干違和感がある。
気になる点としては、首振りが上下(この場合は左右)の1方向のみで、意外と位置の選択性が低いということ。これは水平なライザーバーに付けるよりハンドルバーなど斜めのバーに直付けする方が角度の選択性が高いと思う。突き出し量が大きいのはそこら辺も含めてのものだろうか。
想定外に良かったこととしては、スマホの向きの回転が楽にできること。前の奴は首振りが自在だった代わりに、回転はボールジョイントの締め付けを緩める必要があったがこれが結構やりづらかった。普段は横方向で使用し、ときどき縦向きで使いたいときに簡単に回せるのはいいかもしれない。
ホルダーにスマホを取付けるときは、上側の爪を広げてはめ込む形になる。ASUS Zenfone MaxはiPhoneのように薄型でシリコンカバーを付けた状態でも標準の爪で対応できた。爪がスリムになって横方向に飛び出す量が少なくなったことでL字型USBコネクタを付けてもホルダーに引っかからなくなった。爪をロックするレバーも大きめで前の奴のように裏側に指を回さなくて良いので圧倒的に楽になった。
一応シリコンバンドで固定しろとなっているが、普通に走る分には必要ない程度にしっかり付いている。
ファーストインプレッション
スマホ装着時はもうあきらかに問題無いので、付けない状態で近所を走ってみたが、振動音はまったくしない。その代わり別の部分のビビり音が気になり始めた・・・多分ナックルガード辺りだと思うが。
しばらく使ってみて様子見かな。