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パジェミ - ATF交換など雑多ネタ

3年目ということでそろそろATF交換の時期かと。

ATF交換

問題なし

正直、ATF交換をどう進めるべきか、という点については自分の中に積み上げがないのでよくわからない。
解るのは一般的な構造とか、オイルのように劣化していく(とはいえエンジンオイルほどではない)とか、交換を長期間サボっている状態でのATF交換にはリスクがある、とか、その程度のことまで。なにせATFを使うバイクはほぼ存在しないので。
とはいえ、3年前に引き取る時点でATFは交換しているので3年目の今から交換する分には問題ないだろうし、定期交換の時期としてはトラブルリスクの早期発見という面でも今ぐらいがちょうど良いだろうと思われる。

今回は基本メニューとして、ATFパンを外してのストレーナー清掃とATF自体の交換という程度のもの。登録しているYoutubeチャンネルの『増満自動車』でよくみる循環交換みたいなのは、専用装置(トルコン太郎)が必要だったりして業者発注になるのでなかなか。
特にひどい汚れもなかったよう(ということは走行距離なりの劣化か)で特に問題は無しと。パジェロミニ後期型の4速ATはトラブルが多いということだが、H56Aに使われていた3速ATはそもそも大きな持病もなく頑丈らしいのでとりあえずこのまま。

MTでよくね?

今回ATF交換を頼んでいろいろ考えてみたが、『長く乗るならATよりMTの方がいいんじゃね?』と。

このパジェロミニはもらい物なのでトランスミッションを選びようが無かったわけだが、後々のこと、特に末永く乗っていくなら、やっぱりATよりMTの方が向いているよな、と。
トルコンATではトルコン・・・トルクコンバータだけでなく、アクチュエータを稼働させる油圧回路にもATFを流している。ATにおいてATFの劣化に関わるトラブルは、トルコンそのものより油圧回路にゴミなどが詰まることによるものが多いようだ。自分も以前ショップで分解した油圧回路の実物を見せてもらったことがあるが、「そりゃこんな細かく枝分かれした迷路みたいな回路ならトラブりそうだよな」とか思ったものだった。エンジンでもオイルラインの詰まりによる潤滑不良はありうるわけだがそれはトランスミッションに関わらずある訳で、ATにはそういうものがもう一つ付いているという。

ATであっても「変速をどのように行うか」はステップAT・CVT・DCT、さらに(今のところスズキだけだが)AGSとそれぞれ異なるので一概には言えないものの、どれも油圧アクチュエータを利用しているということは多かれ少なかれ油圧回路を使っているはずだ。つきつめていけば「程度の問題」でしかないのだけど、ATの時点どれも純粋なMTより複雑度が高く、その分いろいろと難しそうな気がしている。

この「難しそう」のあたりが上手く表現できないのだけど、駆動に関わる部分に関して、ギアのかみ合わせでは無く、油圧とかの『柔らかもの』の性能に依存するというのはなかなかに扱いが難しいと感じてしまう。『柔らかもの』はその柔らかさとかの材質の違いにより上手く再現できない・・・品質が同等のATFが入手できないと正常に戻らないのではないか、みたいな懸念がある。そういう意味ではスクーターのVベルト駆動も近い物があるが、代替品・互換品の入手は今のところめちゃくちゃ困難ではない・・・まぁVベルト駆動も別方向で難しそうではあるけど。

と、まぁ、そんなこんなで、新車で買うならやっぱりMTだろうな、と。

排気系塗装の剥がれ

ATF交換でリフトに上がっているタイミングで、パジェミの健康状態を確認するためにいつも車体底部を観察。四輪ではどうしても目が届かない部分なので、こういうタイミングで積極的に自分で確認している。普段は気がつかない何かを見つけられるいい機会になる。

obally.hatenablog.com

去年の車検の際にしっかりやってもらったアンダーコートは剥がれも少なく問題ないが、自分でやったマフラーの耐熱ブラックにハゲがみつかった。

ハゲといっても全体ではなく発熱量が大きいと思われる排気後端あたりがひどい。塗装が浮いている状態なので、耐熱ブラックだけでは持たないのかもしれない・・・と思いきや、メカニック曰く「これ、足付けしないとダメだよ」とのこと。確かに足付けはせず、パーツクリーナー・シリコンオフ・ミッチャクロンのみで耐熱ブラックを吹いていた。発熱が大きい部分には塗装の食いつきが足らなかったか。

足付けにはペーパーヤスリよりスポンジヤスリの方が目詰まりなく良いと聞いた。方針としては足付けと塗装剥がし、うっすら浮いている錆の除去をかねてスポンジヤスリでハゲた部分を擦ってからいつものパターンで耐熱ブラックを吹く予定。ハゲているところ以外は大丈夫なので耐熱ブラックだけで十分なはずだが、念を入れるならアンダーコートをその上に重ねても良いかもしれない。

塩害対策なので降雪前には終わらせたいが、またドックにもってくるような時間は無いので自分の手の届く範囲でやるしかない。

キーリモコンその後

obally.hatenablog.com

キーリモコンが終了した話を相談。

新品で純正を購入するとキーリモコン単体で16000円ほどするらしい。さすがにちょっと高い。しかし、リモコン無しで2ヶ月ほど使ってみたが、やっぱりあったほうがいい。昔はこんなもの無いのが当たり前だったんだけどな。人間は便利が当たり前になると戻れなくなるもんだな。

最近は中古の入手手段としてヤフオクなどをしばらく張ってみたが、この手のものはタイミング次第になる。出回らないときにはやっぱり出ないのは仕方が無い。

ショップからの案として『解体屋あたってみようか?』とのことなのでお願いする。もちろんそれでも見つからないときには見つからないものなので気長に考えておく。とりあえず「5000円以下なら即買い」とうことにしておく。

使えるキーリモコンだが、「もしかすると2ボタンタイプがいけるかも」ということだったのでATF交換に預けている間に(三菱の2ボタン式があったらしいので)試してもらった。が、「認証(登録)は通ったけどボタンが反応しない」らしい。やはり1ボタンタイプと2ボタンタイプで飛ばしている信号が異なり互換性がないようだ。

鹿笛

帰りがけにアストロプロダクツに寄ったついでに鹿笛を買ってきた。

鹿とか野生動物に対して警告となる、人間には可聴域外の音を出して動物よけになるものらしい。
実家と往復する際に夜間のせせらぎ街道を走ると、路肩にニホンジカカモシカをよく見かける。あんな物に衝突したらたまったもんではない。

両面テープで貼り付けるだけだが、

  • 可能な限り水平
  • 全面に障害物が無い
  • 貼り付け面がフラット

という条件を満たす場所がパジェロミニには意外に少ない。結果的にこうなった。

なーんか・・・なんていうか・・・
まぁいいか。

効果があるといいね。