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バイク - 『次の奴』

これまでちらほら「下駄バイクがほしい」と書いてきた訳だが。

前回までのあらすじ

  • 近所用に下駄バイクが欲しい
    • 近場走るってだけでパジェロミニを使いたくない(離れた駐車場に取りに行くのが億劫)
  • カバーを掛けずに置いとける1台が欲しい
  • 積載性に多くは求めないがそれなりに必要になる
  • 下駄としてなら冬場でも走れる奴が欲しい
    • 融雪剤まいてる所をCT125で走りたくない
  • カウル(というかカバー)がある方が錆が目立ちにくい
  • 金も無ぇので車体価格が安いのがいい
  • 長く乗り潰すのなら新車からがいい

ここまでが基本的な所。
で、これを満たす車両はいくらでもある・・・というか近場のショップでDio110ベーシックというのが「確実」で「低価格」で「無難」な訳だが、それじゃあんまり面白くない。 ということでこっからは完全に趣味の領域で・・・

  • フツーのはもういいのでちょっと変わった奴がいい
  • どうせもうこれからFIばっかになるんだから、今のうちにキャブ車とか弄りたい
  • 今後いろいろやっていくうえで経験蓄積になりそうな車種(エンジン)がいい

この「趣味の範囲」がバイク選びで一番ネックになるところ・・・。

いろいろ考えた結果

こうなる。

www.goobike.com

www.honda.com.vn

  1. カブ系エンジンである
  2. つーかむしろほとんどカブである
  3. 今、買える
  4. 安い

いわゆるベトナムカブ」であり、外装や灯火電装類を除けば基本構造はスーパーカブとあまり変わらないらしい。カブ系エンジンなのに本体価格17万というお手頃さ・・・現行の価格で十分安いのだが、円高になる前の数年前は10万切る値段だったという・・・それはそれで逆にちょっと心配になってくるわ。
足回りも現行110カブと旧式カブの折衷みたいな雰囲気。走行性能は(気に入らなければ変えるから)重視していない。
今回はわりと積極的にバラしていくことも考えている、というかそこまで覚悟しないと手を出せない。正直なところアジアンバイクの輸入車、メーカー保証もなくリコール対応も無いようなバイクをガチメインにする気にはならない。そういった安心感を捨てて、なにかあったら可能な限り自分でなんとかする。この決断ができるのはこれが自分にとってサードバイク(一時的に動かせなくても他がある)だからということと、「ほとんどカブ」であれば情報はネット上や書籍で豊富でなおかつパーツ流用ができそうな車種だからだ。FIではなくキャブレターなのもそれに輪をかける。

そして今時こんな新車が買える、というか今を逃したらもう買えなくなりそう・・・そんな気配が去年の年末に濃くなった。去年末あたりに掲載ショップが「取り寄せ品」をGooBikeから一斉に取り下げたのを見つけたからだ。こういう動きは以前にも見たことがある。

実はWaveを買おうと思う前にインドホンダのNAVi110が気になっていた。

www.bikebros.co.jp

スクーターをネイキッド風にした変わり種バイクでオッサン世代ならスズキのストマジやジレラ DNAを連想する変わり種だがちょっと懐かしい感じのコミューター。今時は他にこんな特徴的なバイクは見つからない(しかもやっぱり安い)ということもあって一時的に数が出ていたが、2021年末あたりから輸入元の大手販売店 ーーーこのブログではあまり販売店の実名を挙げない方針だが、輸入している販売店系列は限られているので伏せても意味はないか、SOX系列とChopsグループはこの手のアジアンバイクを多数輸入しているーーー が取り扱いを一斉にやめてしまった。おそらく排ガス規制などで入手が困難になったか現地の協力店が取り扱いをやめたものを思われる(NAViについてはCBS装備なのでABS/CBS義務化は無関係だろう)。
この手の輸入車はどうしても時勢に左右される。手に入るときにはスムーズに取り寄せられるだろうが、なにかの理由で一切手に入らなくなるようだ。NAViは純正のコンテナ(エンジンが無い隙間に収まる専用ラゲッジ)が魅力の1つだったが、車体は手に入ってもコンテナが出回らないという状況になっていたりでなかなか手が出ずそのまま・・・という経験をしていた。つまり欲しかったら買えるタイミングで動かないと買いそびれる。

そんなこんなでWave Alpha 110 も、『これはもう今買わないとダメだ』となった。それがCT125(とパジェロミニ)のローンが終わって、しかも冬のボーナスが出たというちょうど良いタイミングに重なったという訳。

通販でバイクを買う

で、今回購入したのは「在庫有り」の和歌山県のChops協力店からになる。
Chops系列は関西が中心なので、自分の居住地からすれば遠隔地で購入し、なんとかして地元に持ってくる必要がある。つまりバイクを通販で買うということになる。

通販だよ、通販。

確かに言うほど高いモノではないにしろ、バイクを通販ってそもそも自分では考えたことも無かったし、そうそうやるもんではない。逆に言えば今回はまったくやったことがないことをやれるタイミングとも言えるが。

輸送費用

まぁ購入の方法はともかく、どうやって持ってくるかが最初の課題だ。
関西と言っても広いが、岐阜から近い滋賀や京都であれば自走で乗って帰ってくることはできなくない。

  1. あらかじめ役所でナンバー発行
  2. 店舗にいって引取
  3. その場でナンバー取り付け
  4. 近くのコンビニで自賠責に加入

これで走行して自宅に帰るという流れ。この場合、店舗への移動費用とおそらく途中で1泊する費用がかかるが、京都(高速バスと在来線、帰りは彦根あたりで1泊)ぐらいならおよそ3万円ぐらいになるだろう。
自宅からトランポをレンタルして一日で往復するとしてもやはりそのぐらいになるか、ヘタするともっとかかる。
さらにもう一つの手段として陸送があるが、これは費用がどのぐらい掛かるかは見当も付かない。高ければ5万ぐらいを想定していた。

今回は和歌山(関西としてもおそらく自宅から最長距離)のショップなので、乗って帰るとしたら最低でも2日だが、購入したばかりのバイクでハイペースで走りたくはないので2泊3日は欲しくなる。

  1. 自走で帰る
  2. トランポで引取
  3. 陸送

ここにこれらを左右する要素として天候の問題もある。
在庫品の購入なので取り寄せ期間(数ヶ月)がなく購入になる。春先に乗って帰る前提なら今から契約してちょうど良い時期だが、即発送となったら降雪時期の今乗って帰るのはさすがに危険だし、トランポ引取も同様。となると陸送しかなくなる。

そんな理由で去年末に見積依頼を送った際に最初から陸送費用も含めての見積をとった。これがあまりに高いようだったら正直諦めるつもりでいたが、結果としては輸送費用は概算で2万5000円という答えが帰ってきた。これなら最も近い店から自走で帰るのとさほど変わらない、というかむしろ安い。

動き始めたら早い

ということで即座に行動を起こす。

  1. 購入の意図を伝え(メール)
  2. ショップから回答(在庫限りなので契約の先着順とのこと)
  3. ショップから手続きの流れの説明(メール)
  4. 契約書など必要書類一式が送付され
  5. 契約書を記入・返送し
  6. 全額を銀行振り込み
  7. 翌日、平日の昼間の空いた時間で市役所にいってナンバー発行
  8. こちらから状況(入金と返送)を伝え(メール)
  9. ショップから発送予定時期の連絡(ここで初めてTEL)

購入の意図をメールしたのが年明け早々で、ここまで半月ぐらい。現金一括というのもあって(ローンだったら審査の時間が間に入る)圧倒的にスムーズに事が運んだ。最初に見積依頼をしたのはGooBikeのWebサイト上からで、以降ほとんどGooBikeのシステムを経由したメールでのやりとりだけで完結している。
通販になれたショップと思われるが、手続きの流れなどの説明が詳細でこちらが把握しやすかったのもスムーズに進んだ要因だろう。

ちなみに今回初めて小型二輪(原付二種)のナンバー発行を自分で行った。
平日の昼休みに市役所の税務課にいって、そこで申請用紙を提出したら5分とかからず発行された。申請用紙にはフレームNoとその石擦りが張ってあり、あとは自分の住所や捺印するだけのものがショップから送られてきていたので、自分でやることはほとんど無かったようなもの。ちょっと拍子抜けな感じだが原付だとこんなもんなんだろう。

最初は「今から発注して乗り出せるのは春先かな~」程度に考えていたのでこのスピード感は意外だった。

あとは待ち

ショップから発送完了の連絡があり、連絡先は輸送業者にバトンタッチ。
寒波で降雪もあったりして日程調整は必要になったが現在のところ配送日待ちという状態。

冬にも乗る前提のバイクだが雪道走行にはそれなりの準備が必要なので春先になるまで慣らし走行はお預けだろう。取付けるパーツはほとんど決めているのでボチボチ取り寄せ中。