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パジェミ - 雪道装備

寒波により各地で大雪だそうで←人ごとみたいに書いてるけど俺んとこももちろん大雪です。
そんなこんなでパジェロミニの雪関連の話。

スノーチェーンは必要か?

要るのかなぁ、どうなんだろうなぁ、と。

実際、これまでスタッドレスタイヤでなんとかなっているので、スノーチェーンは無くても良い。(この豪雪地帯での)周りの人に聞いても「スタッドレスがあればチェーンは必要ない」という答えが返ってくるし、そういう人はチェーンは持っていない。

とりあえず必要ない。しかし、あればより安心なのは違いない。

つまり、通常はスタッドレス、それでも厳しい場合に装着すると。あくまでいざというときのお守りみたいなものなので、樹脂チェーンよりメンテが簡単なスチールチェーンが安パイだし収納は相対的にコンパクトに済む。さらに直進安定性の高い亀甲チェーンでなくてラダーチェーンで十分。

まぁ、ある意味防災装備の一環としてワンセット買っておこうかと思ったが、ホームセンターで売られている物で175/80R15というとそれなりに大サイズの品番になってしまい、1万円コースだとわかった。

安心のためのお守りとしても流石にちょっと高いなぁということでネットを徘徊していたら、モノタロウで格安のものが売っていた。

www.monotaro.com

使い勝手や強度についてはわからんが、市場の半額程度だし持っておいて損は無いかなぁ、と。

・・・

とまぁ、そんな話を実家でしていたら、親父が

『俺の車(TOYOTA RUSH)にもチェーン要るだろうか?』

と喰い付いてきた。
ガチのクロカンではないけど四駆だしスタッドレスがあればいらんのじゃね?あ、そういやオールシーズンでなんとかやり過ごすって方針だったか。つか、アンタそうそう雪道走らんだろ?

「前の車(ハリアー)の時に買ったチェーンが使えれば良いが・・・結局使わなかったけど結構高かったしなんか勿体なくてなぁ・・・」

なんとなく捨てたりできないのは自分もそうなのでよくわかるが、さすがに俺でも「あきらかに手放した車にしか使えない用品を取っておく」ってところまでは行かねぇなぁ。

ブリジストンブランドで定価19800円・・・ガレージに放置してあったためかカバーは汚いが未使用なので中身はきれいだし、捨てるのはさすがに心理的抵抗はあるな。

使えるかどうかはチェーンの適合サイズによりけり。たとえ適合外サイズを一時的に付けられたとしてもそのまま走った場合の安全性に問題が生じないとはいえない。なんせ公道を走る物だしそこらへんはキッチリしておきたい。

四輪の場合はグレードや仕様によってサイズがかわることがあるらしい。実車のサイズを調べてみると215/65R16だった。チェーンのカバーに入っていた適合サイズ表を確認すると

残念ながらリストには載っていない。

・・・・・

残念ながら親父の車のタイヤは載っていないが、

はい、パジェロミニ用チェーン ゲットォ ~

(まだ試着してません)

グリルガードの副次効果

フォグランプを取り付けた際に、「フォグランプを吊す」ために取り付けたグリルガード。

obally.hatenablog.com

結局、吊すにいたらずそのまま「ただの飾り」として付けっぱなしにしていた。飾り以上の意味が無いのでそのうち外そうと思っていた。 ところが、雪の中に放置状態になる青空駐車場では思わぬ副次効果があった。

12/24昼の様子。雪がこんもりになってしまった。しかし、だ。

グリルガードが屋根になってフロントグリルとフォグランプのハウジングの間には雪がほとんど積もっていない。

バンパー上にライトポッドを載せたことで、ライトポッドとグリルの間に雪が積もって除去がめんどくさいことになるかもと思っていたが、除雪ブラシで簡単に落とすことができる。
雪が乗らないので雪の重さでライトポッドが前に傾くのを防ぐという効果もある。

これならもうしばらく付けっぱなしにしておこう。

トランスファーの「幻のニュートラル」

こんだけ降ると、さすがに2駆だけでは厳しくなる。
圧雪により低ミュー化してしまった近辺の道でトランスファーを4H(4駆高速)に適宜切替ながら走行することになる。
ほとんどは4Hでカバーできるが、急坂の上りや雪が30cmほど積もった場所・・・わざわざ走ることは無いけど、青空駐車場から出ようとすると通ることになる(除雪するのがめんどい)・・・ではやはり4L(4駆低速)に入れることがある。

で、4Lに入れるためにはトランスファーレバーを4Hに入れた後、停止状態でATをNレンジに入れてトランスファーにかかるトラクションを抜いた後、トランスファーレバーを押し込みながら前に倒すという操作を行う。

で問題は、4Lから4Hに戻すとき。

4Lに切り替えたときと同様に静止状態でNレンジに入れて、レバーを4Lから4Hに戻すだけなんだが、4Lに入れるときと違ってギアがかみ合った手応えが無い
2Hから4H、4Hから2Hの切替はほとんどが走行中で明らかに繋がった・切れたの手応えがあるし、メータのトランスファーインジケータが点灯/消灯する(これはギアの切替では無く前輪のフリーハブの切替によって点灯/消灯するんだが)ところから判別しやすい。しかし特に4L→4Hの切替後に発生することが多いのが、4Lから4Hに入れたつもりがちゃんと噛み合っていなくて空回りするというパターン。トランスファーの構造図を見たことが無いのではっきりとしたことは書けないのだが、どうやら4Lと4Hの中間では前後供に繋がっていない状態になるらしい。
4H→4Lなら「レバーを(フロア側に)押し込んで」「前に(いっぱいまで)倒す」という操作なのだから、逆手順である4L→4Hだと「手前に(4Hのレンジまで)引くと」「レバーが上に戻る(ポップアップする)」という挙動(感触)になると思うんだが、「レバーがポップアップする」という手応えがほとんど感じられない。落ちついてゆっくり戻してやれば確かにポップアップしてるのは解るんだが、そこでギアが入ってる感触はやっぱり無い。
かといって勢いよく手前に引くとそのまま2Hに入ってしまう。あまりトランスファー操作を行っていないとこのギアレバーのブロック操作の癖みたいなものを忘れてしまい、「あれ?ATはDに入れたのにNに入ってるみたいに空転するぞ?」となる。
このトランスファーの挙動は、もともとこういうものなのか劣化による物なのかはわからないが、ともかく、4L→4Hにするためには、一旦2Hに戻してから改めて4Hに入れ直した方が確実に行えるだろう。

この辺はやっぱり慣れもあるのかもしれない。

やっぱりフォグランプはハロゲンにかぎる

(ここでいう「フォグ」は本来の意味の霧灯のことで、いわゆる「ドライビングランプ」は対象外ね)

「LEDやHIDは発熱量が少ないから雪が張り付いて溶けない」

よく言われる話だが、そこまでLEDやHIDは発熱しない物なのだろうか?大光量のLEDは冷却のため背面にヒートシンクやファンがついているものがある。つまりそのぐらい発熱はあるはずだが、光源となるチップからも発熱しないってことはないだろう。

ということで、実際に吹雪のなかヘッドライト・フォグを併用して2時間ほど走り続けた結果がこれである。

一個30W程度のフォグだがレンズの正面の雪は溶けている。外周の一部には残っているが光量に影響がでるものではないし、スチールのハウジングには残っていない。このフォグランプのレンズは樹脂ではなくガラス製なので、熱伝導率の違いもあるだろと思われる。

LEDバルブに交換したヘッドライトは、張り付いた雪は多くは無いがレンズ中心側は圧雪状態の雪がこびりついている。レンズ外周側の方が雪が少ないのは、レンズよりリフレクタの方が熱を持ちやすいためだろうか。このまま走り続けていたらもっと厚盛りになっていく可能性がある。

発熱量の低いスモールはもうほぼ完全に覆われてしまった状態。一応光は雪越しに見えるけど、このままだと厚盛りになって暗くなるのは必至。手で落としてみようとしたがベッタリ固着してしまっていてブラシか何かで擦らないとダメだろう。

この結果をもって、「やっぱ雪道を走るならフォグランプはハロゲンに限る」と声を大にして言いたい。